ゴキラーギン
ごきらーぎん
概要
銀帝軍ゾーンの銀河闘士の1体で、大きな口が特徴の赤いゴキブリと言うべき姿を持つ。
何人も視認出来ない圧倒的スピードと底無しの食欲を誇り、その目にも止まらぬ速さであらゆる食料を食い尽くしては銀河の星々を滅ぼして来た為、ドルドラから「宇宙一の大食漢」と評される。
そのスピードは摂取した食べ物を瞬間的に消化すると同時に、その栄養の全てを運動エネルギーに変換することで生じる物であり、それ故に空腹になると動きが鈍ると言う弱点を抱えている。
劇中ではそのスピードで瞬く間に街中の食料を食い尽くし、人々を飢餓状態に陥らせることで暴徒化させて街を大混乱に陥れた。
活躍
宇宙宅配便でドンゴロスに呼び寄せられると、バルガイヤーの食料を残らず食い潰した後、地球へと出撃。
アイスクリーム屋を始め、街中のあらゆる食料を視認不能の速さで動き回りながら食い荒らし、駆け付けたファイブマンを回避するも、追って来たレミ以外の4人の前にドンゴロスとバツラー兵が立ち塞がって交戦となる。だが、自身の持ち前のスピードを武器に4人を翻弄し、すぐ様その場から逃げ出してしまう。
ゴキラーギンが街中から食料を奪った街の人々は飢えた獣の様に苛立ち、僅かなそれを巡って奪い合いまで始める始末。だが、その食糧すらもゴキラーギンは無慈悲に奪い去り、人々の暴徒化を促進して行く。
その後、臨時食料配給所に現れて食料を奪って人々の争いを激化させるが、そこへレミの元教え子である一樹がゴキラーギンを誘き寄せる為に食べ物を持って来た為、まんまと彼の前に現れて写真に撮られてしまう。ゴキラーギンの迫力に驚いて一樹は逃げ出してしまった物の、その写真を手掛かりにアーサーは「食べ物を瞬間的に消化して、全てをエネルギーに変える」彼の特性を分析。ファイブマンはそれを受け、ゴキブリ捕獲作戦に乗り出す。
そうしてファイブマンは巨大なカボチャやレモン、玉ねぎ、キャベツと言った野菜にそれぞれ扮し、ゴキラーギンをまんまと誘き寄せる事に成功。バツラー兵を蹴散らされるも、持ち前のスピードで苦戦させるゴキラーギンだったが、やがて空腹となって走る体力が無くなってしまい、イエローからメロディータクトで締めつけられ、そのままレッドのVソードで斬りつけられ、止めのアースカノンで吹っ飛ばされて敗北する。
直後にドンゴロスの呼び寄せたゴルリン14号に吸収されて巨大化すると、ファイブロボに先制攻撃を喰らわせて転倒させる。負けじと起き上がってツインカノンで反撃するファイブロボだが、ゴキラーギンはツインカノンを食べ、逆に光線を発射してダメージを与える。
だが、イエローが操縦を交代した事で形勢が逆転し、彼女のカンフー戦法で追い詰められた末、二刀流の超次元ソードで止めを刺されて爆散した。