概要
ゾイドシリーズのアニメ作品二作目である本作では、前作から一転しゾイドによる対戦競技をメインに据えたストーリーが展開されている。
また、基本的にシリアスだった前作に比べてコメディ色が強く、終盤まで明るく前向きなストーリー展開が特徴。一方、「生物としてのゾイド」や「主人公とライガーの関係」に関しては一層細かく描かれており、とくに CG技術に関しては「もはやオーバーテクノロジー/ロストテクノロジー」や「現代のオーパーツ」と言われるレベルにまでなっている。実際、ロストテクノロジーらしい。
あらすじ
もはやゾイドが戦争の道具ではなくなった時代の惑星Zi。そこではゾイドバトル連盟の公正なルールのもと、ゾイド対ゾイドの戦闘競技「ゾイドバトル」が繰り広げられていた。
バトルフィールドを回ってゾイドパーツを収集していたジャンク屋のビット・クラウドは、ふとしたことからチーム・ブリッツのゾイド・ライガーゼロと出会い、ゾイドバトルに参戦することになる。
キャラクター
チーム・ブリッツ | ビット・クラウド、リノン・トロス、バラッド・ハンター、ジェミー・ヘメロス、スティーブ・トロス |
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チーム・フリューゲル | ナオミ・フリューゲル、レオン・トロス |
チーム・チャンプ | ハリー・チャンプ、マリー・チャンプ、ベンジャミン、セバスチャン |
チーム・ライトニング | ジャック・シスコ、クリス・タスカー、ケリー・タスカー |
チーム・タイガース/チーム・ニャンニャン | カークランド、オマリー、ラインバック |
バックドラフト団 | ポルタ、ストラ・スフィグマ、フーマ、ピアス、アルタイル、ラオン、ベガ・オブスキュラ、ダークジャッジマン |
ゾイドバトル連盟 | ジャッジマン |
余談
よく勘違いされるが、「半年で打ち切りになった」というのは誤りで、実際は、「初代アニメが製作者サイドの想像を超えて人気を得てガーディアンフォース編が完成し、既に後続で決まっていた『ウルトラマンコスモス』への繋ぎとして本作が作られた」という理由である。
ちなみにゾイドアニメで唯一ゾイド関連での人間の死者はおらず、殺人描写はない (ジャッジマン達はカウントしていない)。幽霊はいるが。ただしゾイドに関してはレオンのシールドライガー、バラッドのコマンドウルフ、ラオン博士のホエールキングなど明確に死亡した個体は幾つか存在している。
また全体的に明るく、人の死亡シーン及び殺人描写がない為か海外では前作を差し置いて本作を先に放送している。
関連動画
ED曲 DASEIN 流離人〜さすらいびと〜
関連タグ
- ゾイド
- ZOIDS
- ゾイド-ZOIDS-(前作)
- ゾイドフューザーズ(放送局が変わった次回作)
- 機獣創世記ゾイドジェネシス
- ゾイドワイルド
- ゾイドワイルドZERO
- ライガーゼロ
- スーパーロボット大戦OE<第4章のDLCミッション『盗賊団の悲劇』にて、ナオミ・フリューゲルとリノン・トロスが登場。クリア後にそのまま仲間に入る。>
ゾイド-ZOIDS-(1999年秋-2000年)→本作((2001年冬春)→ウルトラマンコスモス(2001年夏秋、2002年冬春夏)