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泉修一の編集履歴

2022-10-06 12:01:31 バージョン

泉修一

いずみしゅういち

映画『シン・ゴジラ』の登場人物。

まずは君が落ち着け


演:松尾諭


概要

作中の与党「保守第一党」の政調副会長。


眼鏡を着用したふくよかな男性で、矢口蘭堂とは同期当選で良き友人

その左手薬指には指輪が輝いており、既婚者であると推測される。


出世は漢の本懐」と語り、比較的出世に興味がない矢口に「なぜ政治家になった?」と聞くほどの野心家。一方で各界に強力なコネを持つ優れた調整役で、その野心に見合う実力の持ち主。

仕事の見返りとして党の次期幹事長ポストを要求するなど、一見不遜な態度も目立つが、周囲の状況をよく把握し、細かな気配りができる人格者でもある。

ゴジラの放射線流によって内閣首脳や政府要人が多数死亡した中で、「金帰火来(※)」を心掛けていたことが幸いして命拾いし、臨時政府が置かれた立川にて辛くも生還した矢口と再会した。

後に総理補佐官となって里見臨時首相の下についた際は彼から「泉ちゃん」の愛称で呼ばれているが、この親しげな呼び名に至るまでの経緯などは一切不明である。


矢口からの電話で依頼を受け、巨大不明生物特設災害対策本部のメンバーを編成。

その後ゴジラ被害が深刻化するにあたって矢口と合流、あまりにも過酷な状況らしくなく取り乱す彼を諌め、共に対ゴジラ作戦成功に向けあらゆる手を尽くし活躍する。


※…「きんきからい」と読む。「国会議員曜の夜に地元の選挙区にり、週末に地元で政治活動をして曜に東京に再びる」こと。

性格

出演者へのイメージ伝達のために庵野秀明総監督が制作した『主・登場人物性格リスト』によれば


『楽天家。調整型。友好的。大雑把にみせて細かく気遣う。世話好き。快楽主義。

 柔軟性がある。軟派。来る女性は拒まず。商家の息子。金はあるので権威を好む。』


とのこと。前述のとおり既婚者であるはずの彼だが、案外下半身は奔放らしい。

また、他にも親友の矢口とは同期当選であることが当メモからさりげなく判明している。

予想外の人気

YouTubeなどで一般に広く公開されている『シン・ゴジラ』の予告編は2種類あるが、そのどちらにも泉の姿はない。矢口カヨコ赤坂といった主要人物はもちろん、大河内総理をはじめとする大河内内閣の面々、志村尾頭安田などの巨災対メンバーまで登場するにもかかわらず、泉はチラッとすら映らない。そのため、彼が劇中で重要な役割を果たすことを予想できた人間は誰一人としていなかったと思われる。


しかしいざ映画が公開されると、主人公の友人ゴジラ対策の最前線で活躍するチームを集めた張本人で、重い雰囲気漂う後半のムードメーカー的役割を果たした上で、かつ対ゴジラ作戦決行にも大いに貢献するという驚くべき魅力の過剰積載ぶり、それらを見事に表現してみせた松尾諭の名演技によって評判を集め、彼のとある行動を指す水ドンなる言葉が話題になる、泉の名を冠したブログエントリーのリンクを泉を演じた松尾本人がTwitterで『ごく一部で泉ちゃん人気が高まってるみたいです』とコメントを付けてツイートするなど各地でちょっとした泉フィーバーが巻き起こった。


その人気を反映してか、2016年8月24日に新宿バルト9で行われた発声可能上映『女性限定鑑賞会議』終了後の舞台挨拶に尾頭ヒロミ役の市川実日子間邦夫役の塚本晋也、官邸職員役の片桐はいりと共に登壇。観客の黄色い声援に「まずは君たちが落ち着け」と応えるなど粋なトークで場を大いに盛り上げた。

また同年9月15日開催の全国同時発声可能上映においても市川実日子、安田龍彦役の高橋一生、庵野秀明総監督と共にTOHOシネマズ新宿での舞台挨拶に登壇。今度は場の盛り上がりに気圧されて「まずは俺が落ち着け」と慌てたり、矢口蘭堂役の長谷川博己のサプライズ登壇に驚愕したところを長谷川に逆水ドンされるなど更にコミカルさに磨きがかかっていた。


また、松尾はこの泉修一役で好評を博した縁からか、2019年公開のハリウッド映画『キング・オブ・モンスターズ』においてMONARCHの兵士:ジャクソン・バーンズ(演:オシェア・ジャクソン・Jr.)の吹き替えを担当した(ご丁寧にも、とあるシーンで「落ち着け!」と叫ぶ中の人ネタまで用意されている)。


関連項目

シン・ゴジラ 矢口蘭堂 巨災対

水ドン / まずは君が落ち着け

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