本項目は映画『シン・ゴジラ』に関するネタバレを含んでおり、映画鑑賞前の閲覧は初見の楽しみを大きく削ぐ可能性があります。
以上を踏まえ、閲覧は十分注意して行ってください。
概要
ゴジラの甚大な被害から、立川に逃れた政府関係者達や巨災対のメンバー。
そんな中で恩師である東官房長官をはじめ、政府の閣僚が悉く命を落とす凄惨な事態に冷静さを失い出し、当たり散らすような言動を見せ始めた矢口蘭堂に対し、泉修一はミネラルウォーターのペットボトルを彼の胸にボンと叩き付けるようにして、「矢口、まずは君が落ち着け」とたしなめるシーンである。
彼のこの言葉と行動で矢口はどうにか落ち着きを取り戻し、以降は巨災対に泉も加えて立川でのゴジラ対策に取り組むに至る。
いささかぶっきらぼうなやり方ながらも、的確なフォローで荒れかけていた矢口の心を静めて見せた流れから彼のこの行動が注目を集め、その結果この「水ドン」なる言葉が生まれた。
余談
ちなみにこの泉が矢口に水のペットボトルを渡す下りは台本には具体的な渡し方は書いてなかったようで、泉を演じた松尾は矢口を演じる長谷川にペットボトルを投げて渡そうとして失敗し、相手を怒らせてしまったと明かしている。
尚、「ボトドン(=ボトルでドン)」の略称で呼ぶファンも居る。