曖昧さ回避
アニメ・こどものおもちゃに出てくるキャラクターは→ばびっと(平仮名表記)
プロフィール
生年月日 | 2017年5月1日 |
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欧字表記 | Babbitt |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
父 | ナカヤマフェスタ(JPN) |
母 | アートリョウコ(JPN) |
母の父 | タイキシャトル(USA) |
生産者 | 大北牧場 |
馬主 | 宮田直也 |
管理調教師 | 浜田多実雄(栗東) |
母アートルリョウコは門別のホッカイドウ競馬で1勝。
母の父タイキシャトルはマイルCSを連覇し、安田記念、スプリンターズS、ジャック・ル・マロワ賞を勝利した日本競馬史上屈指のマイラー。
経歴
2歳時(2019年)
11月24日、京都芝1800mの新馬戦でデビュー。11番人気の超人気薄ながら、逃げて2着。
続いて阪神2000mの未勝利戦に出走。2,3番手からレースを進めたが逃げるディープハーモニーを捕らえられず僅差の2着。休養に入った。
3歳時(2020年)
年明け初戦は4月26日、福島芝2000mの未勝利戦に出走。ハナを切り、2着に2馬身半の着差を付けて逃げ切った。
続いて早苗賞(1勝ク)に出走。ここでもハナに立ち、ロータスランドをクビ差制して逃げ切った。
ラジオNIKKEI賞で重賞初挑戦。やはり先頭は譲らず逃げ、逃げていながら上がり最速の末脚を繰り出して2着パンサラッサに5馬身を付ける完勝劇を披露した。
続いて菊花賞の優先出走権を求め、セントライト記念に出走。追い込んでくるサトノフラッグやガロアクリークを寄せ付けずここでも逃げ切り勝ち。菊花賞の優先出走権を獲得するとともに有力候補となる。
本番菊花賞ではここまでの勝ちっぷりが評価され、3番人気となる。ハナを切る予定だったが、キメラヴェリテに先手を奪われ2番手から。やや折り合いを欠くような面も見られ、直線力尽きて10着と敗れた。
続く有馬記念では人気を大きく落とし10番人気。逃げることには成功したが、直線力尽きての13着と大敗。休養に入った。
4歳時(2021年)
始動戦に中山記念を選択。実績のある1800mに戻ったことからか、2番人気に支持される。しかし3,4コーナー中間で早くも捕らえられてしまい、大きく離されたしんがり負けとなった。
その後5月に、右前浅屈腱炎で9か月以上の休養を要すると発表された。
5歳時(2022年)
1年半近い休養を挟んだが、6月ごろから調教を再開。しかし、調教中のアクシデントで一旦トゥモローファームに戻り、再調整を行っている模様。幸いにも軽症で、坂路コースでの乗り込みもしている。
復帰戦はオールカマー。久々ということもあって単勝73.1倍の9番人気。鞍上は横山典弘に乗り替わり、好スタートから先手を奪い逃げ、手応え抜群に4コーナーから直線に向いたが、最後は交わされ4着。それでも約2年7ヶ月ぶりの実戦で実力を見せた。
特徴・エピソードなど
美しい尾花栗毛と綺麗に伸びる流星鼻梁鼻白が特徴的。
パドックではメンコを付けている。
ナカヤマフェスタ産駒による重賞勝利は、2018年の日経賞を勝ったガンコ以来2頭目。
普段は素直な気性ではあるが、ときどき(父譲りの)気の強さを見せることもある。
また、非常に馬っ気が強く、浜田師曰く、「気に入った子がいたら男女問わず飛んでいく」とのこと。前の馬気になってしまうため、パドックではあえて離れた1番後ろを歩かせているという。
なお、1枠1番で最初にパドックに入ってきたラジオNIKKEI賞でも興奮気味だったが、これは担当の竹下厩務員によると「誘導馬を見て興奮した」からだそう。