臨機兵ブトカ

りんきへいぶとか

臨機兵ブトカとは、理央を守る近衛兵の1体である。

CV:無し

概要

強力な臨気を注入される事で起動し、命令通りに戦う臨機兵と言う一種のゴーレム。頭部にカブトムシの角のある白い装甲に覆われた姿をしている。

空の拳魔カタの臨気が注入されておりカブトムシを手本とし、鎧の如き堅い外骨格と大きい角のような長槍で戦う獣拳である臨獣ビートル拳がインプットされており、カタの意志に従い、ワガタクと共に理央を守る屈強な衛兵として戦いをサポート。

理央の邪魔をする者を排除する役割を担う。

更なる強さの高みへ上る為には、激獣拳と名の付く物全てをこの世から消し去る必要があるとラゲクとカタに諭された理央が、打倒激獣拳の出陣の儀式を執り行った際にカタより臨気を注がれて起動。

臨機兵ワガタクと共に理央を守る近衛兵として出陣し、ゲキレンジャーと干戈を交えた際、理央が最初にイエローを叩きのめす際にレッドとブルーを圧倒し、ブルーを押さえ付ける。

「自分の事しか考えない事」を邪な心であり悪と断じるイエローを「最悪の悪は弱さだ」と一蹴した直後、ブルーに逃げられる。

だが、程無くしてブルーも「強さだけが美しさの全てではない」と言う自身の主張に対し、理央は自身に敗れた兄を引き合いに出した上で、「必要なのは強さのみ」と叩きのめされた。

残るレッドも、「強い者は優しくあるべきであり、その強さを分け合うべきだ」と言う自身の考えを「甘い」と理央からバッサリ切り捨てられた上で蹂躙される。

負けじとゲキバズーカで彼を撃ち抜こうとする3人に対し、ワガタクと共に理央の前に出て盾になろうとするも、当人はこれを拒み、放たれた一撃を片手で握り潰した。

その後、尚も負けじと立ち向かい、過激気の片鱗を見せて変身が解けたジャンが倒れるや、同じく変身が解除されたランに矛を向けて介錯せんとすると、その場にマスター・シャーフーが現れた為に矛を収めてその場に佇む。

そしてシャーフーが理央に取引を持ち掛け、理央がそれに応じて過激気習得まで3日間の猶予を3人に与えるのと引き替えに、ブトカと共にシャーフーに矛を突き付けて人質とした。

過激気を身に付けたスーパーゲキレンジャーと理央とのリベンジマッチに参戦するも、3人の力にはまるで歯が立たず玉砕。

直後に過激気の力を見極めんとするカタの臨気奔流豪天変によって巨大化し、巨大戦でゲキビーストの攻撃によって先に倒されたワガタクの分の臨気を吸収してパワーアップするも、結局はゲキファイヤーの頑頑ナックル落としを喰らい敢え無く爆散四散した。

何故かは知らないが落ちこぼれリンシーの鎧として登場。メレに賄賂として宝石を献上した褒美に無限裂波で力を与えられるも、ツボを押し間違えられて巨大化。そのままサイダイオーに敗れると言うコメディリリーフ的な立ち位置を担った。

モチーフはカブトムシ。

武器として使用した槍はのちに相方共々レオ・ダスタードの武器として流用された。