「その、私…本当に消えるんです。」
概要
マジシャン見習い・リリィ白銀が、マジックに成功したい一心で、井坂深紅郎から手に入れたインビジブルメモリを右の二の腕に挿して透明になった姿である。
本来ならドーパントの姿になってから透明になる筈なのだが、井坂がメモリに改造を加えた為か人間態のまま透明になってしまい、しかも自分の意志では透明化とその解除が制御できずメモリも抜けなくなってしまっていた(その為か園咲冴子からは「出来損ないのドーパント」と揶揄された)。
後に再会した井坂の「治療」を受けて任意で透明化が出来るようになったが、透明化の度に生命力をメモリに吸い取られ、やがては死に至る事態だと分かり……。
鳴海探偵事務所を訪ねたところ、フィリップが完成したばかりで動作を説明していたメモリガジェット・デンデンセンサーの物体検知センサーに運良く引っ掛かり、事情を事務所の面々に説明した。
その後紆余曲折あって照井竜/仮面ライダーアクセルのエンジンブレードの技・エレクトリックをギリギリまで微弱にしたものを浴びて 一時的に心停止させ、メモリをユーザーが死亡したと誤解させ排出させる という荒業でメモリを取り出され助かった(当然同じ方法で蘇生?させられている)。
また後に風都探偵にて、ハイドープであることが劇中にて語られた。
余談
スーツが存在せず、風貌が極普通の人間の女性そのままな珍しい(……と言うか間違いなく史上初の)怪人である。
ちなみに本来のインブジビルメモリは、ちゃんとしたドーパント態に変身できるようだが、本来のインブジビル・ドーパントの外見は不明である。
演者の長澤奈央氏は忍風戦隊ハリケンジャーにてハリケンブルーを演じている。
関連タグ
関連・類似項目
- ケツァルコアトルス・ドーパント:同じくハイドープのドーパント。
- サタンドール、ヒューマンアンデッド:同じくスーツが無く俳優自身が怪人態のライダー怪人。
- グリモワールマイナソー:スーパー戦隊出身の怪人(?)であり、こちらは市販品そのもの(=アクターが演じるどころか、操演もされていない普通のスケッチブック)と、同じく史上初の1体。
- マイコマイナソー:同上の作品の人間態が怪人態の戦隊怪人。