ボチ(ポケモン)
ぼち
概要
オレンジアカデミーの生徒によって撮影されたレポート動画にて公開された。
目元が大きく隠れるほどの灰色の体毛で全身が覆われており、ロウソクのような形状になった頭頂部には紫色の炎がほのかに揺らめいている。しかしほのおタイプは付いておらず、ゴースト単体である。
普段は頭頂部を出したまま地中で眠り、明かりで人が近寄ってくるのを待っている。
近づくと不気味な声で鳴きながら地面から飛び出すため、ほとんどの人間はこのボチの行動に驚いてしまうようだ。
寂しがり屋で人懐っこく、少し構っただけでも喜び、ひたすら後をついてくる。
パルデア地方ではパートナーにしやすいポケモンとしても有名だが、実は無自覚に人間の生気を吸い取っているという、ゴーストポケモンらしい一面を持っている。
PVでは、撮影にやってきたアカデミーの生徒と遊んでいたが、少しずつ生気を吸い取って失神させる事態を図らずも引き起こし、眠ったと思い込んでいるのか舌で舐めていた。
英名が「Greavard」である事を踏まえると、モチーフはおそらく犬の品種のひとつであるブリアード(Briard)。
名前の由来は「墓地」および日本で飼い犬にしばしば与えられるポピュラーな名前「ポチ」。
ピィ以来の名前が2文字のポケモンでもある。
(パモと同世代だが図鑑番号ではこちらのほうが先。ただし『SV』発売前のPVではパモの方が5ヶ月ほど先に公開されていた。)
また、遊び相手の命を吸う設定から「ひとりぼっち」というネーミングも考えられる。
余談
「パルデア地方のゴーストタイプのポケモンの記録映像」初公開時は名前が公開されていなかったため、『ポケモン剣盾』におけるソニアのワンパチの鳴き声兼愛称であるイヌヌワンになぞらえた「シヌヌワン」という仮称がTwitterにてトレンド入りしていた。
しかし、実際に公式から出された名前が「ボチ」だったため、多くのトレーナーは「完璧なネーミングに完敗」「シヌヌワンでさんざん笑ったあとにボチでトドメ刺された」という感嘆の声を漏らしている。
この仮称は現在はボチの愛称として呼ばれている。
関連動画
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