基礎データ
他言語版の名称
英語 | Marill |
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イタリア語 | Marill |
スペイン語 | Marill |
フランス語 | Marill |
ドイツ語 | Marill |
進化
概要
初出は『金・銀』(第2世代)。この当時はみずタイプのみのポケモンで、レベルアップで「マリルリ」に進化する。
『金・銀』が出始めた時期はレア度が高く、その可愛らしさ故にゲットしたい女性プレイヤーが多かったようで、攻略本に「マリルの生息地教えます」という宣伝にも使われた。
なお、マリルとブルーは金銀の発売以前は互いに名前が誤植されがちであった。
『ルビー・サファイア』にて進化前のポケモン「ルリリ」が登場する(マリルになつき進化)。
第6世代では新たにフェアリータイプを獲得した。
オオミズネズミというネズミが存在するものの、言うほど似ているわけではない。マリルの分類であるみずねずみとは水玉状の鼠という意味合いのようなので仕方ないが。
主に水辺に生息し、川底に生えた水草を食して生活している。流れの速い川では弾力性があって、よく伸びる尻尾を川縁にある木に引っ掛けて餌を取る。また、尻尾の先端にある球は水より軽い脂が詰まっており、浮き袋の代わりを果たす他、全身の体毛が水を弾くようにできている為、どんなに流れが早くとも溺れることはない。意外と全身は乾燥している。もし、水上に青い球が確認できたら、マリルが餌を取っているのかもしれない。
アニポケではこの尻尾をハンマーのように使って攻撃する事もあった。
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かわいらしい外見で人気のあるキャラクターだが、HGSSでは主人公の女性の幼なじみ(コトネ)がポケギアの通話台詞として「マリルの においを かいだら ぞうきん みたいな においがしたの ちょっと ショックよねー」と発言したことから、しばしば雑巾のにおいネタでいじられている。
……ところが2022年、公式で「マリルのぞうきん」が発売されることに。さすがに普通のそれにマリルのデザインがされているだけだが、はっきり言って公式が病気である。
『ポケモンマスターズ』では、件のコトネが「昔マリルがうっかり泥の中に落ちてしまったせいで匂い移りを起こした」と語っており、マリルそのものが匂うかどうかは有耶無耶になった。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではモンスターボールから登場。「たいあたり」で相手を押し出す。攻撃するとふっとぶ。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- ケンジ
- ヤナギ
- ミユキ(無印132話)
- エリコ(無印204話)
- カチヌキ・アキ(AG46)
- ルル(DP137)
- コトネ(DP編)
漫画版
- ミレイ(ポケスペ)
性転換(第5世代まで)
進化前のルリリの性別比が1:3だが、マリルや進化後のマリルリの性別比は1:1。
そのため、ルリリからマリルに進化したとき、♀から♂になっていることがある。
あれ、俺のマリル、♂だったっけ?確か俺が(ルリリのときに)捕まえたときは♀だったような…と思うかもしれないが、性別比が違うのでこうなることもある。
ねーよと言いたくなる事もあるけど、実際あるんです。
このような事例をもつポケモンは、このポケモン以外には存在しない(ただしツチニン(♂または♀)からヌケニン(性別不明)も進化とみなすのなら、これも性転換の例と言える)。
ただし、♀から♂に性転換することはあるが、逆に♂から♀に性転換することはない。マリルにこっち系はいなかった。
なお、仕様が変更された第6世代以降は一切起きない。
♀のルリリはマリルに進化しても100%♀になる。
アニメ版
短編映画「ピカチュウのなつやすみ」
アニメシリーズ初登場。
ケンジのマリル
CV.かないみか
金銀編突入前の登場だが、どこでゲットしたのかは明かされていない。集音能力に優れており、遠距離のポケモンの声も聞き取れる。現在はケンジがオーキド博士の助手となったので共に研究所で暮らしている。研究所に生息する野生のマリルたちのリーダー格にもなっている様子。
他にも無印206話に耳にピアスをした個体やDP編で果樹園に住まう個体や、コトネの手持ちとしても登場している。
またANA上映作品ではプリンと似たようなことをするマリルが登場している。声も同じくかないみか。
こちらはマイクで落書きではなく、眠った相手をしっぽでぶっ飛ばしてしまう。