"熊の中の常識人"
プロフィール
所属バンド | ハロー、ハッピーワールド! |
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担当 | DJ |
イメージカラー | ネイビーブルー |
学年 | 高校1年生→高校2年生(2章) |
学校 | 花咲川女子学園 |
誕生日 | 10月1日 |
血液型 | ? |
星座 | 天秤座 |
身長 | 157㎝ |
好きな食べ物 | ファミレスのメニュー |
嫌いな食べ物 | パクチー |
趣味 | 羊毛フェルト(妹に作ってあげる) |
CV | 黒沢ともよ |
「人生何事もほどほどがいいよね〜」
「あんたが流れ星なら、あたし達も流れ星だよ。
あんたが夜空を飛び回るなら、あたし達も一緒に飛び回る」
概要
ハロー、ハッピーワールド!の苦労人にして、ミッシェルの中の人。
3バカである弦巻こころ・北沢はぐみ・瀬田薫の暴走を食い止め、バカ発言に対するスルースキルの持ち主。
その3人にはミッシェルの中身が美咲だということを気づかれていない。説明を試みたが、通じなかった。このため、3人は「バンドメンバーは6人」という認識を持っている。
最初はバンドにほぼ無理矢理入れられたものの、なんだかんだ馴染んでいる。
こころからは、「とっても心配性で、いつも自分を守ってる」「すっごく好きなことなのに諦めてしまう」という本質であることを指摘されている。
趣味の羊毛フェルトは本当は妹だけでは無く美咲も好きだが、自分には恥ずかしい、似合わないと思って妹にあげているらしい。ここでも指摘された本質が出ている。
バンドストーリーでは徐々にこころやメンバーの考えに絆されていくストーリーになっているが、本心では少なからずバンドに肯定的な気持ちがあったのかもしれない。
そういったバンドストーリー内での変化が、イベント『ハロー、マイハッピーワールド』での行動に繋がっていく。
特に弦巻こころとの関係性は決して切れず、語らずにはいられないだろう。
初期の頃のこころは、美咲を仲間とは認識しているものの名前すら記憶できず、ミッシェルの関係者という認識だったため「キグルミの人」と呼び方が雑な始末で、今の二人では考えられないが「あなた、誰?」とまで言われてしまっている。
しかし美咲自身がメンバー達に感化され、徐々に本心を表せるようになったようになった辺りから関係性が大幅に改善され、彼女から「美咲」と名前で呼ばれるようになった。
以降は特に仲の良い一人として描かれており、お互いがお互いのことを言及することも増え
現在では相棒と呼ぶに相応しい程の信頼、確固たる絆で結ばれている。
もう一人の自分と向き合い、そして……
仲間達と数々の経験をしてきたが、バンドストーリー第2章『キミがいなくちゃッ』にて
彼女最大の壁にぶつかってしまう事になる。閉園寸前のスマイル遊園地復興の為、
奔走するハロハピ一同、こころをはじめとするメンバーは「美咲だけに仕事を任せるのは
良くない、自分達もやろう」と美咲がやってきた曲作りなど裏方の仕事に着手するメンバー達。
しかし、美咲の為にと動いた行動により、美咲のやる事が無くなってしまい、美咲の中で
「自分の存在価値はミッシェルしかないんじゃないか?、
自分がいなくてもハロハピは大丈夫なんじゃないか?」と思うようになってしまう。
そんな矢先、ハロハピ会議の場で「その話、あたしいるのかな?」と無意識に失言。
それ以降、メンバーから距離を置くようになってしまった。
ある日の夕方、公園のベンチに座り悩んでいた所に、ある人物が現れる。
そう、同じバンドメンバーの瀬田薫その人だ。彼女は新曲のギターのフレーズを
考える為に夕日に染まる公園からインスピレーションを貰いに来たと言う。
早速、生まれたばかりのメロディを美咲に聞いてもらい、彼女から
「もうちょっと楽しい感じが入ると、遊園地っぽさが出るかも」というアドバイスに
賞賛、感謝する。そして、美咲は薫にある質問を投げかける。
「薫さんって舞台でいろんな役を演じてるよね?
希望とは違う役をやることってないの?」
「望まない役ということかい?
そうだね、華やかな役を任されることが多いけれど、
そうではない役を演じたこともあったよ。
名もない村人の役から、動物、井戸の幽霊……
いろいろな役を演じたものさ。
しかし、どの役も私の儚い演技で喝采を浴びたよ」
「なんかその絵が浮かぶかも……
でもさ、望んでない役で評価されたら
微妙な気持ちになったりしない?。
評価してほしいのはそっちじゃないっていうか……」
「人からのイメージと素の自分とのギャップに悩む人もいるね。
古い友人もそれで悩んでいたよ.
けれど、私はどんな役も嫌だと思ったことはないかな?。
どんな自分も自分。
望まない姿を求められても、それが誰かを幸せにしているなら
それは愛すべき自分であり、胸を張れる自分だよ」
薫からの言葉により美咲は改めて、ハロハピの奥沢美咲とはどんな存在で、もう一人の自分と、
どう向き合っていくか見つめ直し始める。
そして、ハロハピの集まりに躊躇い、悩んでいる美咲をこころは説得しようと
遊園地での楽しい事を次々と挙げてゆくのだが、その事が美咲を刺激してしまい激昂、美咲は教室を飛び出してしまう。
花音の言葉により、美咲に元気を届ける事を決めたこころは教室で一人佇む美咲に、もう一度説得を試みる。そんな中、美咲は自身が「最高に後ろ向き」だと主張するが、こころは「ハロハピにいる意味を見つけたい」と解釈し、とても前向きだと彼女を諭す。
続き、こころはハロハピのみんなが居てくれたから笑顔になれた事、これまで美咲が自身を含めたみんなを笑顔にしてくれていた色々な出来事を語りだす。しかし、自分ではなくミッシェルがやったこと、どれも大した事をしていないと否定するがこころから「美咲からもらった笑顔の大きさはもらった私達が決めるわ」と断言される。
そして、その手に余る程の大きさを表す為に校庭に出てまで、表そうとする彼女の行動に美咲は大笑い。この時、美咲は「自分もみんなを笑顔にできていた事、曲作りやみんなのフォローをすることだけじゃなかった事」を心の中で悟る。それに気づかせてくれたこころに「ありがとう、こころ」と一言、礼を言うのだった。
二人も遊園地に到着し、みんなが描いた壁の絵がふと気になった美咲。誰かが描いていると思っていたハロハピの守護神を書き足した事により、最高で最強の6人が初めて揃った瞬間なのだった。それから曲作り等を行い、ついにパレードライブの時を迎え、更衣室から着替え出てきたのは
なんと!、みんなとお揃いのライブ衣装を着た美咲だった。ハロハピのメンバー、黒服さん達からの粋な計らいで、美咲ファンの方々は大いに盛り上がった。残念ながら、美咲としてではなくミッシェルとして自らの意思で出ることに決めたので、本人としてライブを行うことは無かったが初めてミッシェルとしでなく奥沢美咲のライブ衣装が出たのは快挙である。
これからも彼女が望んでいたほどほどの人生は、笑顔に溢れた世界へと変わってゆくのだろう。そう、これからも大好きなハロハピのみんなと。そして、もう一人の自分 ミッシェルと共に……
『ガールズバンドパーティ』では、ショッピングモールでメンバーのみんなのことを思いながら買い物をしていたりと、メンバーの喜ぶ顔が見たいが為にバレンタインチョコの製作に挑戦するなど、彼女にとってハロハピとは大切な居場所であり、かけがえのない存在なのである。
ガルパ☆ピコ
『ガルパ☆ピコ』ではギャグ漫画的な表現のおかげで立派なネタキャラと化している。
- 1期
着ぐるみでスカイダイビングしたり、八甲田山らしき雪山を雪中行軍したりとなかなかの超人ぶり。
うっかり「ミッシェルの家はミッシェルランド」などと口走ったせいで本当にミッシェルランドが開園してしまったのも見どころ。
- 2期『大盛り』
ミッシェル中毒に陥っており、長期間に渡ってミッシェルに入れない状態が続いたため、奇行に走ったり、ミッシェルの幻覚を見たりしている。しかも後日、その奇行がガールズバンド☆新聞の一面を飾ってしまった。
余談
苗字の由来になった「奥沢」は東京都世田谷区の南部に現在も実在し、町丁そのものが東西に広い関係で、東急電鉄の駅が東から順に、奥沢駅(目黒線)、自由が丘駅(東横線/大井町線)、九品仏駅(大井町線)と3駅もある。ただし、自由が丘駅のみは目黒区に跨がる。
関連タグ
BanG_Dream! ミッシェル ハロー、ハッピーワールド!
紫和泉子:『D.C.』より。ピンクのクマの着ぐるみの中の人つながり。