誘導分岐
- 灰簾石という鉱物の英名(zoisite)。
- 『美少女戦士セーラームーン』の登場人物。pixivでは主にこちらを指す。
鉱物のゾイサイト
和名は灰簾石で、よく見るのは「ルビーインゾイサイト」と呼ばれる石。また、美しい青色の物はタンザナイトと呼ばれ宝石にもなる。こちらの方が有名かもしれない。
今では天然色の物はかなり少ない。
美少女戦士セーラームーンのゾイサイト
第一期の悪役ダーク・キングダム四天王の欧洲支部長。天然パーマの金髪をゆるく束ねた青年。
原作漫画・『Crystal』
女装する機会が多い。銀水晶研究家「異園」に化けたり、番外編ではピアニストに扮して火野レイ行き付けのレストランで止まない雨を降らせ、感傷的なエナジーを奪ってジェダイトの敵を取ろうともした。
テレビアニメ版のゾイサイト
公式ゲイ設定のオネエキャラ。四天王のリーダー格クンツァイトの彼氏(という名の彼女)である、クンツァイトと相思相愛の仲。当時なんの疑問も抱かず観ていた人も、見直すとびっくりすること請け合い。一人称は「アタシ」。
高飛車で残忍な性格。花吹雪の中に浮遊して姿を消す転移術、幻術と奸計による闇討ちを得意とする。術を使う時に「ゾイ!」という掛け声を発する。22話では典雅な言葉遣いを見せた。花や宝石など美しいものを好み、下品なものを嫌う。普段は「クンツァイト様」と呼んで甘えているが、クンツァイトのためなら命を投げ打つことも厭わない。偽セーラームーンに女装し、クンツァイトと協力してタキシード仮面を罠にかけようとしたことも。
主な任務は銀水晶の探索だが成果に乏しく、ネフライトとの共同任務をクイン・ベリルに命じられかけたが、ネフライトに拒否されて以降はいがみ合う。ベリルを少なからず恐れているが命令違反が多い。大阪なるを愛したネフライトを暗殺、七つ集めると「幻の銀水晶」が現れるという「虹水晶」探索の任務を与えられ、虹水晶探知機に改造された黒水晶を操って7人の人間から虹水晶を抜き取り、元の「最強妖魔七人衆」に変えていく。
第31話では下水道でネズミ軍団に追いかけ回されながら、虹水晶をタキシード仮面に奪われるなど、コミカルな一面も見せた。
ベリルに地場衛の捕獲を命じられてスターライトタワーに呼び出し、一騎討ちを挑むが顔を傷付けられて激怒。命令を無視して衛と居合わせたうさぎを炎で焼き殺そうとするが、うさぎのプリンセス覚醒と幻の銀水晶の出現を目撃、銀水晶を奪おうとして失敗し、衛に瀕死の傷を負わせたためにベリルに処刑される。
最期はクンツァイトの腕の中で花の幻覚に包まれ、「お慕いしておりました」と言い残して息を引き取った。
アニメイトカセットコレクション版では、「ゾイ斎藤」という名で暗躍、クンツァイトといちゃつきながらセーラー戦士にしりとり対決を挑んだり、恥ずかしい体験話をカミングアウトさせるなどの作戦を展開するも、その度にセーラームーンによってその場の記憶を失っている。
この初代アニメ版がスウェーデンやアメリカなどキリスト教の国々で放送された際には、「ゾイサイトは女性」という設定にされて翻訳されていた。
実写版のゾイサイト
演:遠藤嘉人
癖のない銀髪で白い軍服を着ている。オネエキャラや女装はせず、プリンセスの抹殺を担当。
四天王の中でもエンディミオンへの忠誠心が高い。ピアノの名手で、ほとんどのシーンでピアノを弾いている。弾いている曲は大抵が『幻想即興曲』か『月光』。
S字型に湾曲した刃を持つ短剣を武器として扱うほか、テレパシーなどの超能力を持ち、ピアノの音色を使って意識を飛ばしたり、会話したりすることができる。
更に催眠術を使って亜美、レイ、まことを操ったり、「Special Act」では念動力を使い敵を同士討ちさせて倒したこともある。
原作と同様にセーラーヴィーナスに倒され、タキシード仮面の姿を見て前世の記憶を取り戻す。その後は力を失ったため、一旦は石の姿に戻っていたが物語の後半で復活。「前世の悲劇を繰り返さないため」にとエンディミオンとセレニティの仲を引き裂こうとしたが、衛に諭されて思い直し、最後は"銀水晶の妖魔"からうさぎを守って命を落とした。
関連タグ
カイレン(シンカリオン)(元ネタが同じヒールキャラ)