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アストライアーの編集履歴

2022-12-30 09:38:28 バージョン

アストライアー

あすとらいあー

ギリシャ神話に登場する女神の一柱。

誘導分岐

概要

ギリシャ神話に登場する古参の女神の一人で、その名は「星の乙女」を意味する。

ラテン語では「アストレア」とも呼ばれる。

正義を司る女神であり、ローマ神話ユースティティアとも同一視される。

主神ゼウスと女神テミスのあいだに生まれた娘で、その権能から同父同母で同じ権能を持つ女神であるホーライ三姉妹の一柱ディケーと同一視される。

翼を持つ乙女として描かれることもあり、乙女座のモデルともされる。

彼女がモデルとされる場合は、右手に持つ「麦の穂」がとなり、また左手に天秤を持つようになる。これは彼女が前述のユースティティアと同一視され、さらに後世にて「正義の女神」となり、「裁判の守護神」として信仰されたためである。天秤座は上記の天秤がモデルであるという説が存在する。

当初は人間の善性を強く信じ、父ゼウスの治世になって争いを繰り返す人間の説得に最後まで奔走したが、人が鉄器を手に入れて侵略戦争を始めたことから、人間に失望して世界を去ったという。


地上に常駐していたのでオリュンポス十二神には数えられていないが、神々の検事総長とも言える地位にあり、神罰の正式な執行役も担当しており、正式に処罰対象と判定された他の神々を罰し、国の一つ二つ容易に壊滅させる程の強大な権限と力を有している

然し、些細な事で神罰を執行する父を含めた他の神々と異なり、神器である「正義の天秤」で対象者の罪を厳密に見極めて証拠を掴み、父であるゼウスと母であるテミスと相談した上でもう一つの神器である「正義の剣」を振う。

最後まで地上に常駐して、人々に正義と平和を説いた逸話からも、性格的には「言葉で改心させられる相手は罪を許す」伯父のハーデスに寧ろ近い。



関連タグ

個別

ギリシャ神話 女神 正義

乙女座 天秤座 

別名・表記ゆれ

アストライア アストリア アストレア アストレイア 星乙女

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