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松田優作の編集履歴

2023-01-15 17:31:20 バージョン

松田優作

まつだゆうさく

松田優作(1949~1989)とは日本の俳優・歌手。

概要

1970年代後半から1980年代にかけて活躍した俳優の一人。

下関市出身。日本人の保護司をしていた男性と韓国人女性の間に産まれ、妾腹の子という事情も有り当初は韓国籍で「金優作」という名前だった。

紆余曲折の果て高校生のとき上京、大学に入学して後劇団「新演劇人クラブ・マールイ」に入団し、舞台俳優となり、大学を中退して俳優に専念。

舞台時代に知り合い、当時女優だった松田美智子(後に作家)と最初の結婚をして1児をもうけた。


後に「現在は松田優作という通称名を使っているので番組の関係者にも知られていませんが、もし僕が在日韓国人であることがわかったら、みなさんが失望すると思います」という理由から(当時は現在以上に在日外国人に対する差別が激しい時代であり、彼自身も差別と偏見に苦しんでいた)、さらに彼の政治家とツテのある家系だった彼女の助力で法務省に帰化申請を行い、日本国籍を取得し日本に帰化通名だった松田優作が本名となった。

しかし女優熊谷美由紀との不倫の後に離婚し、美由紀(後に芸名も松田姓になる)と再婚し後に人気俳優の道を歩む松田龍平松田翔太の二人の息子をもうけた。


TVドラマ太陽にほえろ!』のジーパン刑事こと柴田純役で一躍有名となり、殉職間際のシーンで松田のアドリブで生まれたセリフ「なんじゃこりゃあ!」はとみに有名。さらに『探偵物語』『大都会』等、映画・ドラマ数々の作品に出演し名優の仲間入りを果たす。

映画『ア・ホーマンス』(原作狩撫麻礼)では監督も務める、

その後、ハリウッド映画『ブラック・レイン』で悪役を演じ、以後のハリウッド進出を期待された矢先、で死去。40歳というあまりにも早すぎる死だった。


その勇猛な人間性と卓越した演技力から、「1980年代を通じてもっとも重要な日本の映画俳優の1人」と言われている。


影響

その若さ重厚さとストイックさを併せ持ったハードボイルドイメージは、今も尚多くの人物やキャラクター等に影響を与え続けている。

代表例

青雉クザン

尾田栄一郎漫画ONEPIECE』の登場人物のひとり。顔立ちと一部の口調仕草が松田から影響を受けている。


柳生十兵衛宗厳

PS2アクションゲーム鬼武者2』の主人公。生前の松田の顔のCGイメージをモデルにしている。

また特典として、『探偵物語』の工藤俊作、『蘇る金狼』の朝倉哲也それぞれの隠し衣装が収録されている。


ネットでは

ブーッ!!

前述の『探偵物語』のOPでの松田演じる工藤俊作がコーヒーを盛大に噴き出している画像で有名(いわゆる「コーヒー吹いた」)。

外人4コマに近い用途で2ちゃんねるの4コマネタでしばしば引用されている。

故に、pixivにおいても「松田優作=盛大に噴いている」という意味合いで使われることがある。


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