演 - 倉貫匡弘
概要
「スーパー戦隊シリーズ」第24作である『未来戦隊タイムレンジャー』の登場人物で、タイムグリーンに変身する。
戦争で滅んだハバード星人の生き残りの少年で、メンバー最年少の17歳。戦隊シリーズ初の純粋な異星人メンバーである。
性格は人懐っこくて無邪気、素直で心優しく、子供らしさも垣間見える。ハバード星が滅んでから研究所でずっと実験材料にされ続ける生活に耐えかねて時間保護局に逃げ込んだ経緯から、竜也達が初めての友人といえる存在であり、非常に慕っている。また、竜也と反目していた滝沢直人のことも仲間だと思っている。敵味方に関わらず誰にでも敬語で話す。
ハバード星人は宇宙でもトップクラスの優秀な頭脳の持ち主とされており、それに違わず頭脳は極めて優秀で、かつメカニックとしても敏腕。戦闘面では他の4人に比べると経験が浅いこともありやや苦戦する場面が目立つが、その優秀な頭脳を活かした武器の開発や敵の情報収集等を担当するメンバーの参謀役。また、特性として(あくまで相当の長期間に限りではあるが)睡眠を必要としない事もあり、トゥモローリサーチでは5人の中で最も稼ぎが良かった。事実、一年に一度訪れる睡眠期(一週間ぶっ続けで眠る)が訪れた際は、トゥモローリサーチの売り上げは激減している。
TV本編では髪色をしょっちゅう変えている(薄紫→青緑→茶色寄りの金髪)。第4話に自ら「染めてますよ」と打ち明けているが、未来人メンバー全員もハバード星人の身体的特徴だと思っていたのか触れないでいたらしく驚いていた(竜也は「宇宙人っぽい」と嬉しがっていたが)。なお実際に倉貫氏が地毛を脱色していたようで(よく見ると髪の根元が黒くなっていたりする)、最終的に茶(金)髪で落ち着くことに。これは倉貫氏が「長期間染めると髪が傷む」と申し出たことによる。
「地球の人間」ではないので、「地球の歴史」の影響を受けない。その為、リュウヤによる歴史改変によってそれぞれが一番望む(であろうとリュウヤが考えた)環境となった30世紀においても、「戦争によって滅亡したハバード星唯一の生き残り」という点は変わらなかった。
関連タグ
白鳥スワン/デカスワン、海賊戦隊ゴーカイジャー(1人除く)、宇宙戦隊キュウレンジャーの5名(赤・橙・銀・緑・黄):後に登場したヒューマノイド型宇宙人の戦隊ヒーロー&戦隊ヒロイン
ドン・ドッゴイヤー/ゴーカイグリーン:後の戦隊作品に登場する緑の戦隊メンバーで通称『ハカセ』。更に『地球以外の星の出身』で『メカニック関連のスキルに長けており、機械を扱うのが得意で作中でも新しい武器を製作した』という共通点があるが、メンバーから重宝されたり頼られているシオンとは異なり、ハカセはストーリー上やメンバーからの扱いがイマイチな描写が目立つ。
メルト/リュウソウブルー:後に登場した変身後の色と同じ髪色の戦隊メンバー(ただしシオンと違い、こちらは設定上地毛だがウィッグ着用で演技している模様)。
羽衣ララ/キュアミルキー:19年後の1時間違いの世界に出てくる、シリーズ初の異星人戦士で、同じカラーリング繋がり。
シオン(牙狼)…同名の特撮キャラ繋がり(倉貫氏は別の役で出演している)。こちらは女性であり、彼女の恋人の中の人は滝沢直人と同じ。