概要
E8系は、JR東日本が新造した2024年度投入予定の新幹線の新形式車両である。
山形新幹線「つばさ」向けのE3系1000番台・2000番台の代替用として開発され、E3系と同数の7両編成15本が投入される予定。山形新幹線として三代目の車両となる。
まず2022年9月以降に落成し、2024年春から営業運転を開始。最終的に2026年までに全編成の投入を予定している。(参考までに2027年には福島駅にアプローチ線が完成する予定であり、これに伴う輸送改善が予想される。また現在構想中の板谷峠長大トンネル化も考慮されているものと思われる。)
東北新幹線区間ではE5系と連結し、最高速度300km/hで運転される。
最高速度がE6系の320km/hよりも低めに設定されている事もあり、先頭車のロングノーズの長さはE6系の13mから9mへ変更された。また前照灯の位置が現在のE3系と比較して車体のノーズ部分から運転席の両脇の場所へ変更されている。
またグリーン車の連結位置など編成の内容は現在のE3系と同じ形に揃えられるようである。
2023年1月24日に、川崎重工業兵庫工場から第1編成が出場、海上輸送により仙台港へ運ばれる予定。先行試作車はG1編成となる。(S14じゃないのか……)
余談
- 以前の計画では2編成多い7両編成17本の投入が予定されており、残存していたE3系0番台(R21・R22編成)についても置き換え対象に含まれていたという噂があった。が、COVID-19の影響によって0番台は当形式の投入を待たずに廃車され、同時に当形式の投入計画も縮小され15本の投入となった。
関連タグ
E5系…連結相手