概要
1989年のダイヤ改正から東京駅~熱海駅間で運行開始した快速列車。特急踊り子の停車駅削減に伴い、通過となる各駅の救済措置として設定された。
運行開始当初の通過駅は、戸塚駅・辻堂駅・大磯駅・二宮駅・鴨宮駅・早川駅・根府川駅の7駅であったが、2004年のダイヤ改正で早川・根府川が、2007年のダイヤ改正で戸塚が停車駅になり、4駅が通過となっている。
2004年の改正で湘南新宿ラインが大増発され、東海道線の速達種別として新たに特別快速が登場するが、アクティーは引き続き運行されることになった。
宇都宮線へ直通する列車が誕生し、東京以北は普通として運転していた。
あまりにも通過駅が少ないことから、鉄道ファンから快速カクティーという愛称をつけられている。
停車駅
東京駅~藤沢駅までの各駅・茅ケ崎駅・平塚駅・国府津駅・小田原駅~熱海駅までの各駅
使用車両
現在
過去
終焉
基本的に1時間に1本設定されていたが、2021年のダイヤ改正で平塚以西の列車が削減されることになり、日中の快速アクティーは全て廃止された。同時に通勤快速が廃止され、快速アクティーに置き換えられた。これに伴い上野東京ライン直通列車が廃止され、東京発小田原行が2本だけが残った。
2023年のダイヤ改正にて、残った2本が廃止(東京19:48発を上野駅始発上野東京ライン普通列車に変更、20:48発は完全消滅)され、愛称消滅となる予定。