水城不知火
みずきしらぬい
プロフィール
概要
対魔忍ユキカゼシリーズの主人公兼メインヒロインの一人である水城ゆきかぜの実母であり、薙刀や忍法『水遁の術』の使い手でもある。
対魔忍として井河アサギに匹敵するほどの勇名を馳せ、ゆきかぜにとっても憧れの母親そのものであった。
ルートによっては(手負いというハンデも込みであったとはいえ)剣の達人である秋山凜子も太刀打ち出来なかった程。
『対魔忍ユキカゼ』本編の5年前に、とある任務遂行中に地下都市ヨミハラに潜入したまま行方不明となってしまった。
また、不知火の夫(ゆきかぜの父親)が不知火が消息を絶った4年後(対魔忍ユキカゼ本編が始まる1年前)に死亡したため、人妻、爆乳、子持ち、未亡人と様々な属性を備えた、対魔忍アサギシリーズ随一といえる熟女好きファン向けのキャラクターといえる。しかしかなりグラマラスなスタイルの持ち主の彼女から、なんで貧乳の娘が生まれきたんだという疑問は尽きない。
初登場した『対魔忍ユキカゼ』では隠しヒロインのような扱いで、グラフィックや設定は存在するものの公式HPでは情報が断片的にしか示されておらず、ゲームをプレイして初めてその姿が明らかになるという形をとっていた。
2021年には『対魔忍不知火』というアニメスピンオフ作品が制作される予定。
ちなみに、ZIZの公式サイトでは「シリーズ初のアニメ化」と書かれているが、実際にはこれ以前にも『対魔忍ユキカゼ』のDVD版の映像特典として制作された短編映像が存在しており、不知火が主役となるアニメ作品としては厳密には2作品目ということになる。
容姿
上でも述べられているように、対魔忍でも一二を争う非常にグラマラスな体型の持ち主。
娘の年齢からもそれなりに齢を重ねていることが推測されるのだが、なぜか非常に若々しい肉体を保っており、2人並ぶと親子というよりかは少し年の離れた姉妹のようにすら見える。
このことから何か特殊な方法を使うことで老化を防いでいる(若しくは遅らせている)ことを疑う声もある。
不知火の着用している対魔忍スーツは白以外の生地がシースルーになっている、所謂スリーブレスレオタードと呼ばれるレオタードの一種で、これと似た対魔忍スーツを、『決戦アリーナ』の登場人物の一人であるふうま災禍も着用している。
ウサギの耳を思わせる頭部の装飾もチャームポイント。
水遁の術
不知火が得意とする術で、彼女をはそれを用いた幻術を得意とする為「幻影の対魔忍」と呼ばれている。
その幻術も非常に強力で、その場の人間を全てを夢の世界へ誘う事も可能。
原作における不知火の設定の違いについて
不知火は『対魔忍ユキカゼ』(以下『ユキカゼ1』)と『ユキカゼ2』において、立ち位置等の設定がそれぞれ違っている。
ユキカゼ1
同作ではバッドエンドルートでのみ登場するが、この場合は矢崎宗一という男によってメス豚奴隷調教済みで既に対魔忍を裏切っており、母乳アクメ、母娘ダブルピース、ゆきかぜの種違いの妹『ほたる』の出産報告、秋山凜子にメス豚になる喜びを説くなど、NTRや悪堕ちネタが満載となっている。
一方、グッドエンド(正規ルート)では一切登場しないため、厳密には『ユキカゼ1』時点での彼女の行方不明後の状況は一切謎のまま終わっている。
ユキカゼ2
淫魔族の王であるインキュバス・黒井竜司の手によって調教され悪堕ちし、その後は淫魔王・黒井の側近として付き従っていたことが判明する。
ちなみに、決戦アリーナの報酬カードにおいて、不知火がどのように淫魔王に調教されたのかが描かれている。
また、『ユキカゼ2』において唯一の不知火のHシーンでは、何年も母乳姦で責められていたことになっており、それでも屈せず対魔忍として抵抗していたが、遂に淫魔王の黒井による直接の調教が始まった、という展開になっている(ゆきかぜが悪堕ちする未来を明言しているシーンがあるため、バッドエンドにおける前日談だと思われる)。
ラストにて、黒井に付き従っている姿と合わせて驚愕するゆきかぜと凜子に「強くなったわね」と言い残して、黒井と共に去っていった。
…つまり、『ユキカゼ1』や『ユキカゼ2』、ともにグッドエンドルートでは不知火が行方不明後の空白の5年間の生活は謎のままなのである。
淫魔王も三人との再会を楽しみにしているかのような消え方をしたが、未だ続編が出ないので不知火がなぜ付き従っているのか真意はわからないままで、後の『決戦アリーナ』や『対魔忍RPG』でも謎の人物扱いが続いている。
ユニットは通常SR、配布SR、限定花嫁SR、限定水着SR、五車限定SRの五種類。
ちょくちょく登場しているがこちらでも謎が多い人物とされ、深くは絡んで来ない。
対魔忍とは別の魔族勢力(おそらく淫魔王と思われる)にて「幻影の魔女」として暗躍し、イベント「幻影の魔女」では対魔忍の部隊は米連の部隊と合同で、魔界の門の探索に当たる主人公ふうま小太郎や甲河アスカをその術で惑わしていた。
『対魔忍RPG』における6月限定SRユニット「【幻影の花嫁】水城不知火」版における花嫁衣装姿。「黒いウェディングドレス」を纏っている。
後述する『アクション対魔忍』でも、ある条件を満たすと入手が可能で、不知火に着用させることができる。
2020年6月30日~2020年7月15日に開催された期間限定イベント『渚の魔女と小さな騎士』では、限定SRユニット『【ビーチな人妻】水城不知火』が搭乗。
対魔忍シリーズにおいて初の公式水着姿の不知火である。
一時記憶喪失状態にあることからか、今までのカードと比べると、自然と明るい表情の不知火、という非常に貴重な期間限定カードである。
ちなみにイベントでは、彼女に絡んだチンピラの一人が「おいおいマズいだろこのババア……存在自体がエロすぎる……」と零している。
今回着ている水着がかなり際どいスリングショット的な紐水着で、なおかつネット上でも爆乳ぶりがさらにアップしていると話題になったグラマラス振りも相まって、チンピラの感想は至極ごもっともと言わざるをえない。
RPG独自のオリジナル設定としてアサギの右腕時代であった若い頃の姿も登場。
シナリオ内でもアサギや八津九郎と共に活躍する姿が描かれていた。
結婚して3年らしく、この時既にゆきかぜも産んでいたらしい。
また、作中の解説からアサギより一つ年上で、過去編の話以来9年間彼女の片腕として活躍したが、5年前に行方不明になったと語られている。
五車限定SRはこの若い頃であり、ユニットのアジトでのボイスで「アサギはまだ結婚していないの?」と痛いところを突いてきた。
CHAPTER53「女王の誕生」にて不知火はある重大な決断を下す…。
※以下ネタバレ※
淫魔族を統べる先代幻夢卿、カーマデヴァが自らの死期を悟り、”お気に入りの愛妾”であった水城不知火は彼の『死の力』を継承し幻夢卿後継者として生きる提案に対し、それを承諾した。
しかし人間の身で『死の力』を継承する契約の儀式は失敗すれば死ぬリスクを負うものであり不知火は三日間の休眠状態へと入る。
夢の世界でカーマデヴァに対し『死の力』を受け入れる代わりに人間であることを辞める決断を下し不知火の命を狙って来たシックスティの襲撃をギリギリのところで覚醒。
トレードマークのうさ耳リボンがあった場所には角が生え、綺麗な肌は青く染まり、レオタード風な対魔忍スーツは禍々しい外骨格のような衣装に変わって魔人と化した「幻影の魔女」として生まれ変わった。
元々は葵渚先生の妄想落書きが発端のキャラクターでありまさかの実装に対魔忍RPG運営の懐の広さがうかがえる。
また、水城不知火ファンにとっては最後の水城不知火ユニット(幻影不知火)から一年半以上も待たされての実装(2022/11/25~27_五車祭限定ユニット)であり
人気キャラクターであるが故にファンにとっては嬉しい気持ちとシナリオの重さから複雑な気持ちを持たされる。
なんと、プレイアブルキャラとして参戦することが決定した。
上記のようにかなり複雑な設定を持つキャラクターであることや、原作では攻略対象のヒロインではなかったために、参戦できたとしてもせいぜいサポートキャラ止まりになるであろうと考えていたファンも多かったことから、彼女のプレイアブルでの参戦に度肝を抜かれたファンは多かった模様。
原作では既に調教済み(洗脳済み)で登場することが多かっただけに、ようやく彼女の対魔忍としての真の実力が垣間見れると心待ちにしていた人も多かったことだろう。
本作では、娘の出産を機に一度引退したものの、夫の死を受けて再び対魔忍の仕事に戻ったということになっており、敵に拉致されて洗脳されたという設定はなかったことになっている(このため、ここにきて『アクション対魔忍』の世界線が『対魔忍RPG』とはまた別のものである可能性が浮上してきた)。
…そうでもしないと彼女を仲間に引き入れることができないので、ある意味仕方がなかったのかもしれないが、本作で何か彼女に纏わる過去が明かされるのではないかと期待していたファンはがっかりしたことだろう。
なお、原作者の笹山逸刀斎氏によればアクション対魔忍は対魔忍RPGの未来の話だとしており、それを考慮して敢えて設定をあやふやにしている所がある。
本人曰く、ブランクの影響で最盛期と比べると実力は落ちているとのことだが、それでもアサギに引けを取らない程の腕前は保持しており、かなり強力なキャラとなっている。
というか、これだけ強いのならどうして敵にあっさり捕まったりしたんだというツッコミの声もあるとか(彼女に限った話ではないが)。
また、全年齢向け作品故か、本作では『RPG』と比べるとバストサイズが若干小さくなっている(それでも他のキャラと比べると十分すぎるくらいの巨乳だが)。