ねえねえ。もっと笑ったりしたほうが楽しくない?
プロフィール
年齢 | 17歳 |
---|---|
身長 | 157cm |
体重 | 39kg(自称) |
CV | かないみか |
概要
「テイルズオブファンタジア」の登場人物。
天真爛漫な性格だが、その反面非常に長寿なので知識もそれなりに豊富。意外に酒豪。
またファンの間では、初代『××料理人』の称号をとった料理下手でも知られる。
自らを「天才魔術師」と名乗っているが単なる自称ではなく、劇中で様々な魔法を修得していき、最終的には下記の禁断魔法すら修得してしまう類い稀な才能を発揮していくという、嘘偽りのない本物の天才である。
ちなみにパーティ内の未成年キャラの中では、物語の最後まで両親が生存する唯一のキャラ(すずの両親も当初は行方不明扱いで、実は健在だったのだが、すずを仲間にするとストーリー関係上どうやっても死亡する)。
秘奥義は光属性の禁呪文「ビッグバン」・無属性の禁呪文「メテオスウォーム」・闇属性の禁呪文「ブラックホール」の三つ。
容姿
そして幼児体型(本人もコンプレックスに思っている)。初代「ぺったんこ」。アーチェは初期のイラストでは少しは膨らみがあり、逆にミントは着痩せしていたのだが、新作になるにつれ、逆転してしまう。
体重は自称。PS体験版ではその秘密がバラされている。
性格
かなりのおてんば娘で、非常に明るく賑やかな性格をしている。清楚で女性としての魅力を多く描かれているミントとは対照的に描かれており、男性陣(特にチェスター)からはもそのことを指摘されているが、クラース曰く「ミントにない魅力を持っている」とのこと。
自身の出自自体にあまりこだわりはない反面、エルフの里でのイベントで死んだと思った母親との再会がきっかけに心を乱れるなど、ミント以上の繊細さも持っており、親友のリア・スカーレットのために肉体を貸し、その後ハーメルに寄った際に墓を作ってあげるなど本質は友達思いである。
色恋沙汰には割と積極的で、物語に正式に参加した時点からクレスにモーションを掛けており、かなり本気で狙っていた模様。また、"清らかな女性"でなければ出会えないとされるユニコーンに会えない理由は、過去に彼氏が居たことが原因であると語っている。
矢島さら先生著の小説「深紅の瞳」では、その彼氏やリアとの出会いの話が描かれている。他にも、ファミ通の攻略本では、その彼氏と一夜を共にしたとも書かれている。
これが未来編になってチェスターが戦線に復帰してからは、チェスターと『トムとジェリー』のような間柄となり、常闇の町・アーリィでのイベントやチェスターの特殊レベルアップイベントなどを経て、チェスターに対して複雑な感情を抱くようになっていった。特に続編である『なりきりダンジョンX』では未来でイタズラをしている時、メルがすぐに弁護した際、チェスターはすぐ彼女が寂しがっていることに気付いたり、ピンチを聞きつけ、未来からやってきた際、チェスターとの再会を喜ぶなど二人の絆が描かれている。
ゲーム中
ファンタジア
典型的な魔法使いタイプで、HPや攻撃力や防御力が低い。クラースがそれなりの防御力を持っているのに対し、彼女は本当に脆い。
一方、箒(ブルーム)に乗って空中を飛んでいるため、敵からの近接攻撃を受けにくいというメリットがあり、上空から魔術で敵を殲滅する、非常に優秀な戦闘員となってくれる。ただし、作戦をちゃんと指示しておかないとTP消費量の多い魔術をバンバン使うため、TPの管理には注意が必要。作戦を指示する他にも、使用可能な魔術を絞ってTP消費を抑えたり、敵の弱点属性を的確に突けるようにしておきたい。
また、近接攻撃を受けにくいといっても、防御力自体は非常に低いので、一発でも攻撃を食らうと危ない。特に、魔法や間接攻撃を食らってダウンを奪われると、飛行というアドバンテージも一緒に奪われ、もう一度空中に飛び立つ前に落とされてしまい、そのまま戦闘不能になる……というケースもあるので要注意。
なお、戦闘以外にもダンジョンの攻略などでその飛行能力が役立つことがあり、一部のダンジョンで大いにお世話になる。
最初は、行方不明となった友人のリアに、降霊術で身体を貸した状態(つまり非戦闘員)で仲間になる。その際には、戦闘パーティには含まれていないが、ステータス画面にて姿を確認することができる。
ただし、リアの残留思念が強すぎたことが災いし、ハーメルの壊滅させたの犯人・デミテルを倒すまではリアに完全に心身を占拠されていた。そのせいか、リアが礼儀正しく大人しい子だっただけに、アーチェ本人の性格に戻ったときのギャップの激しさに、クレス達もかなり戸惑いを見せていた。PSP版ではリアに憑りつかれた状態での音声も新規収録されている。
この一件以降、クレス達への恩返しの意味も含めてダオス討伐に力を貸してくれることになる。またヴァルハラ戦役の直前にダオスの目的にメンバーの中で唯一疑問を持つなど、意外と思慮深い一面も併せ持つ。
未来編では、古代都市トールにアーチェが主役のミニゲーム『GROOVYアーチェ』がある。
GBA版では更に未来で怪しい占い師によって自分に良くないことが降りかかるという予言を変えるべくすずと奮闘する追加モード「let's go arche」がある。
PS版から追加されたOPアニメーションではヒロインのミントよりも登場カットが多く、優遇されている。
未来編でダオスを倒し、ミントがユグドラシルにバリアーを張った後は50年前のトーティス村でクレス、ミント、チェスターと涙ながらに別れ再会の約束をしてクラースと共に100年前へと帰っていった。その後、エンディングのラストでは、ユミルの森へと赴いてエルフの村入り口で待っていた母ルーチェと再会を果たす。
インディグネイション
ゲーム冒頭でエドワード=D=モリスンが、ダオスにとどめを刺す時に使用した魔法。
物語中盤、モリスンの遺志を受け継ぐ形で、アーチェが「インディグネイション」を習得する。
初代テイルズオブファンタジアでは、使用できる文字数に制限があったため「インディグニション」表記となっているが、音声では「インディグネイション」と唱えている。
PSPリメイク版である「テイルズオブファンタジア フルボイスエディション」および「テイルズオブファンタジア クロスエディション」では、表記の通り「インディグニション」と唱えるようになった。
エターニア
闘技場の隠しボスとして登場。
ハードモード以上でクレスの相方として参戦し、空中から魔法で支援する厄介な敵としてリッドを苦しめてくる。ファンタジアの敵キャラの気分を実体験できるという手強いオマケである。
またメルディに元素属性の上位魔法『シューティングスター』を持たせ、マクスウェルの活力をMAX状態でもう一度『シューティングスター』を唱えさせると、なんとメルディが『GROOVYアーチェ』仕様のアーチェに変身し、短時間だがその状態で戦闘可能になる。
テイルズオブファンタジアなりきりダンジョン
「テイルズオブファンタジアなりきりダンジョン」及びそのリメイク版の「なりきりダンジョンX」では、主人公のディオとメル達のアセリア暦4408年まで存命で人里離れた魔女っ子の塔(なりきりダンジョンXではきらめきの塔)に住んでいる。GBC版では最初のボスキャラクター。
X版では彼女の描いた絵によって様々な時空を旅することになる。絵によって飛べる時空は以下の通り。なお、原作のGBC版では双子の自宅にある絵で時空転移する。
太陽の絵(クラースの時空 アセリア暦4203年)
月の絵(クレス、チェスター、ミントの時空 アセリア暦4304年)
星の絵(すずの時空 アセリア暦4354年)
雲の絵(暗黒時空)
マーテルの像<GBC版>、ディオとメルの似顔絵<X版>(ディオとメルの時空 アセリア暦4408年)
X版ではパーティーに加入する。秘奥義はバーサスから続投のビッグバンの他、ファンタジアで使っていたブラックホールとメテオスォームが昇格した。
バーサス
チェスターと共に闘技島の管理人を務める。
テイルズオブザレイズ
イベント「FIGHTING OF THE SPIRIT ~火の章~」で参戦。チャット絵は新規描き下ろし。
本作で、ヒート・ブレイド、ワイドショット、ダークネスピラー、ゴッドラグナロク(ゴッドブレスの技変化)、スパークグラヴィ(ワイドショットの技変化)、ダークネスロスト(ダークネスピラーの技変化)を新術技として習得。
魔鏡技は「ビッグ・バン」「グルーヴィ・スター」「サーマル・サージャー」「ルミノス・ウィンド」「ブラックホール・レアー」。
その他
テイルズオブシリーズで初の××料理人である。基本的に料理が苦手なため料理熟練度がなかなか上がらない。ただしフルーツ系のスイーツは誰よりも得意。リメイク版ではミントのアドバイスで美味しい料理を作れるようになるイベントが追加されている。結果、デリカシーのないチェスターとクラースから「教え方が良かったんだ」とミントの方だけ褒められるオチがついている。少なくとも根っから下手というわけではない様子。
好物はメロン、メロンパンも大好きと言っている。おそらく中の人ネタ。
小説版なりきりダンジョンではマーボーカレーも得意になっている。