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ドラゴンダイブの編集履歴

2023-05-16 21:25:34 バージョン

ドラゴンダイブ

どらごんだいぶ

『ポケットモンスター』シリーズに登場する技の一種である。

軌跡シリーズの登場人物「アガット・クロスナー」の使用するSクラフトについてはこちらを参照。


わざデータ

初出第4世代
いりょく100
めいちゅう75
PP10
タイプドラゴン
わざ分類物理
攻撃範囲相手1匹
直接攻撃
備考20%の確率で相手をひるませる。「ちいさくなる」を使った相手には必中+威力2倍(第6世代)。
英語名Dragon Rush

概要

ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(第4世代)から存在する技。

凄まじい殺気で相手を威圧しながら体当たりする技……となっているが、エフェクトはどう見ても上から飛び込んでいる。どういう原理なのかよく分からない技のひとつだ。

 

アニメ上の演出は大きくジャンプまたは飛翔した後にドラゴンのような形状のオーラを纏って下降気味に体当たりとだいぶ分かりやすくなった。


なお、「そらをとぶ」や「とびはねる」などを無効にする「じゅうりょく」下でも使えるので、やっぱり急降下ではないらしい。


名前通り覚えるポケモンはやはりドラゴンタイプが多い。

だが、外見が竜っぽいためか、ルギアリザードン等他のタイプのポケモンも覚える。何とボスゴドラドサイドンのような到底飛(跳)べそうになさそうなポケモンまで覚える。翼は関係ないようだ。


だが、翼もあるし、タイプ相性やシナジーのある特性「ちからずく」、命中率を補完する「つめとぎ」だって持っているクリムガンは覚えない。殺気が足りないのか…。


そんなこの技だが、魅力はなんといっても威力100を誇ることだろう。

これ以上の竜物理になると行動を縛る「げきりん」しかなく、しかも追加効果で相手をひるませることもあるなど、一見非常に使いやすい……ように見えるが、この技の採用率はその「げきりん」や「ドラゴンクロー」に劣ってしまっている。


理由は簡単で、命中率が75とかなり不安定なのである。しかも命中率を自力で補える技が「つめとぎ」くらいしかない(第4世代ではそれもない)。

つまり、この不安定な命中のせいでダメージ期待値が「ドラゴンクロー」に負けるという不遇ぶりで、せっかくの大技なのに見せ場がない。


とはいえ救済もなされ、第6世代では「ちいさくなる」を使用した相手に2倍ダメージ+必中となる効果が追加。殺気で威圧する事で小さくなった相手が竦んでしまう…という事なのだろうか。


またフェアリータイプの追加で、自身の行動を縛ってしまう「げきりん」がやや使いにくくなった為、行動を縛られない上に条件次第で威力200という威力を発揮することもあるという点でこの技の価値は多少上がった。

「げきりん」も無効にされれば次のターンから行動を選べるようになるが、死に出しには対応できない(どうしても1ターン「げきりん」を続けてしまう)為差別化自体は効いている。


…のだが相変わらず採用率は振るわない。命中率の問題は大きいようだ。


第7世代でZ技が登場した結果、逆に「げきりん」側がデメリットである行動固定を1度だけではあるが無視できるようになってしまった。

こちらも命中率の不安を解消できるようになったが、2発目以降の問題が解決しないため実質的に採用されていることは稀なのが悲しい所。


第8世代では「ダイドラグーン」用に採用する場合が増えたため、存在感は上がったと言える。


大乱闘スマッシュブラザーズfor』では、リザードン最後の切りふだメガリザードンXになると、Aボタンを入力することで「ドラゴンダイブ」を使用可能。ビジュアルはきりもみしながら相手に突撃していくというものになっている(上必殺ワザの「そらをとぶ」に近い)。

また、横必殺のカスタムでも「ドラゴンダイブ」を使う事が可能。効果は最後の切りふだとほぼ一緒。


関連タグ

ポケモン技一覧 ドラゴンタイプ

物理技

アイアンテール:威力と命中率が同じ技

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