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好本静の編集履歴

2023-06-13 22:40:36 バージョン

好本静

よしもとしずか

『好本静』とは『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の登場人物及び3人目のヒロインのことである。

「我はこの地を管理する者なり」


プロフィール

所属お花の蜜大学附属高等学校(高等部1-4)
誕生日11月1日 ※1
星座蠍座
年齢15歳
一人称
CV石見舞菜香(ボイスドラマ版)

※1:133話にて誕生日がが判明した。この日は『本の日』でもある。


概要

本編の主人公である愛城恋太郎と3番目に付き合い始めた運命の人

思わず構わずにはいられないほどの愛くるしさをもった少女。

15歳の高校1年生。本が好きで物静かな文学少女であり図書委員。人との会話が苦手で、筆談ならぬ書談とでも言うべき方法で話す(後述)。


容姿

癖っ毛のある藍色の長髪と青い瞳が特徴。この癖っ毛は彼女の感情に合わせて動く。また、まっすぐにしようと梳かしてもすぐにぴょこぴょこ跳ねてしまう。お団子にするなどしてまとめることはできる様子。

身長は 薬膳楠莉(通常時)や伊院知与とほぼ同じで、この3人は恋太郎ファミリーの中で最も背が低いトリオ。ロリ体形。

制服を正しく着用しており、スカート丈も長い。左二の腕に図書委員の腕章を着けている。私服も露出は少なめで、プール回ではスク水を着ていた。


恋太郎に出会って以降はほぼ常にスマホを持っている(こちらも詳細は後述)。プール回では防水カバーを付けていた。


好本静の「話し方」

好本静は自分の声で話すことを大の苦手としているため、本の中の文を指差し、相手に読んでもらうことで会話を成立させていた。彼女は大の読書好きでありすっかり内容を覚えているため、目的の台詞や文章を瞬時に見つけ出せるのである。

しかし、この話し方をクラスメイトに「気持ち悪い」と言われたことがあり、親からもちゃんと喋ることを強要され、平手打ちまで受けていた。そのため自らを「変な子」と卑下し、すっかり自分に自信を持てなくなってしまっていた。

ところが恋太郎は普通に喋ることが「できない」ところではなく、本を使って喋ることが「できる」ところに注目。愛読書である『王冠恋物語』(サークレットラブストーリー)1巻分の文章を一晩で全て打ち込み、テキスト読み上げアプリを使うことで互いの目を見て会話ができるようにしてみせた。これにより彼女の「弱点」は好本静だけの特別な「個性」に昇華したのである。

これ以降彼女は人とまっすぐに会話出来るようになり、恋太郎ファミリーという大切な友達をも作ることができたが、万が一恋太郎と結ばれなかったらどうなっていたのかは想像に難くない。

なお、口に出して話すこともあるが非常に稀。流れるプールで漂流して(何を言っているか分からない人は本編を読もう)恋太郎に助けを求めたときや、恋太郎と花園羽香里にピンチが訪れたとき、自身が精神的に追い詰められたときなどに発話した。今までにたくさん言ってきたであろう「ごめんなさい」という言葉は比較的なめらかに言えてしまう。


また、最近は人前で歌うことができるようになった。最初はカラオケだったが、その後アイドルになった(何を言っているか分からない人は本編を読もう)ときはステージ上でも歌って踊っている。

ところでテキスト読み上げアプリの語彙は非常に豊富だが、本の一節を使うため、だである調とですます調が混在した不思議な喋り方になる。恋太郎ファミリーの名前は全員登録しており、文章の間に挟んで使う。

笑う際は基本的に自分の声でくすくす笑うが、恋太郎にくすぐられるなどした場合は読み上げアプリで「高らかに笑った」と笑う(?)。

また、『王冠恋物語』はイオ姫と騎士カマクルの冒険活劇かつ恋愛小説らしいのだが、それにしては妙な台詞が幾つかある。

  • 『我自身追加戦士の身故異論などない』
  • 『あ…アニキィ~!こいつが夢にまで見た―――』『桃源郷(シャングリラ)でやんすかぁ~!?』
  • 『俺の屍を越えて行け』
  • 『生きにゃあならん』『生きにゃあ
  • 『やめたまえ!』『てめぇらの主様を失望させる事になっても構わねぇんだな?あぁ~ん?』

……逆に本の内容が気になる。これだけ見ると任侠モノな気が……あっファミリーってそういう? 他の本の文章を恋太郎あるいは本人が追加している可能性もあるが、どの道こういう内容の本を読んでいることには変わりがない。


3話以降の活躍

ファミリー加入当初は花園羽香里や院田唐音と比べられるのが怖く遠慮がちになっていたが、2人からもっと遠慮しなくていいと励まされて以降はかなり打ち解けた。

アグレッシブなメンバーが多いファミリー内ではかなりの良識派だが、普段の態度とは裏腹に恋愛ごとには案外積極的。恋太郎に突然キスするなど、大胆な行動もとる。しかし性的なことに関してはウブで、恋太郎の入浴を覗こうとした他の彼女たちを見て顔を真っ赤にして止めたりしている(のに偶然が重なったことで、ファミリー内で唯一恋太郎の恋太郎を見てしまった)。その他、色々危ない場面では他の人に目を押さえられたり、原賀胡桃が「(特に静にとって)教育上よくない」という理由で恋太郎とのディープキスを遠慮するにまで至っている。ちなみに、夢の中の描写を見るに恋人とベッドに入るところまでは知っている様子。しかしそのを知っているかどうかは怪しい……かと思われたが、羽香里と盆能寺百八が交わしていた官能交換日記の内容を偶然見てしまった時に体ごと赤面していた為、その手の知識は一応ある模様。

花園羽々里の髪の毛が暴走した(何を言っているか分からない人は本編を読もう)とき、楠莉開発の「耳がうさぎになる薬」を活用して逃げ切り、ファミリー内で静及び一緒に行動していた銘戸芽衣だけが触手プレイを免れた。これも教育上の理由か。

恋太郎ファミリー内では、薬膳楠莉や伊院知与とロリトリオでいることが多く、その様子は非常に平和なものになる。また、同じく物静かな華暮愛々との絡みも多い。

栄逢凪乃との絡みが非常に多く、一緒にいる率もかなり高い。凪乃が王子様風の男装をした際には『我が騎士…!』と呟きながら写真に収めていた他、プライベートでは2人で買い物に出かける場面も見られる。


作中で最も愛される小動物

テキスト読み上げアプリを使った無口(でありながらよく話す)キャラと言うのもそうだが、静の最大の特徴はその愛くるしさ。彼女自身はボケキャラではないものの、可愛さのあまり結果的にギャグシーンのトリガーとなる機会も非常に多い。

その愛くるしさは異性だけでなく同性でさえも魅了し、金持ちの家のペットの犬が庇護対象と認めてしまうほど。凪乃が美杉美々美と恋太郎ファミリーの美しいところを指摘する対決をした(何を言っているか分からな以下略)とき、AI少女と形容されるほど正確無比に行動する彼女ですら静の「美しさ」を言わなければならない場面で「可愛さ」を言ってしまった。小動物的な雰囲気からファミリー内ではマスコットポジションであり、楠莉の薬でウサ耳を生やしたり、羽々里から着ぐるみパジャマを着させられたりなどしている。

カラオケで歌った際にはその余りの可愛さから精神世界を生み出し、恋太郎とのデュエットで他の全ての彼女たちを吹っ飛ばした(何を言って以下略)。

自他共にその身体能力の弱さは自覚しており、運動は全般的に苦手。カナヅチだったり野球でバットを振ろうとして逆に振られたり(?)した。

前述のペットとの絡みではファミリーにも

凪乃「類いまれなるあまりの弱さ」

恋太郎「自然の摂理すらも覆す究極のか弱さ」

唐音「これが被食者の戦い方」

楠莉「自然界最強最弱のミジンコウサギ」

などと言われている(全員誉めてます)。

口が小さいため他の人より噛む回数を多く必要とし、結果的に顎の力が強い。フードファイトフェスティバルではこれによりタピオカを制したが、絵面は完全にリスだった。

年齢の割に精神的にやや幼く、楠莉と一緒に本気でお人形ごっこをしたりする。楠莉が年齢退行しているため、ロリトリオの中では実質的な年齢は最も高いはずだが、中学生の原賀胡桃と比べても胡桃の方が上に見えたりする(胡桃が強い性格なのも一因だが)。

一方、困っている仲間に対してすぐに気を遣う優しさや、ピンチの仲間を助けようと果敢に飛び込む強さももっている。責任感が強く、それを逆に敵に利用されてしまったことがあったが、完全に打ちのめされた彼女を見た恋太郎ファミリーは穏やかな心を持ちながら激しい怒りによって目覚めた愛の戦士「スーパーアイヤ人」として覚醒した。このように、彼女を泣かせる者や彼女に害をなす者は恋太郎ファミリーの総員を憤怒と共に敵に回す事になるため、ある意味で一番のアンタッチャブルだったりする。


彼女の家族

静の父:未登場だが、135話にて仕事でほぼ海外にいるため滅多に家に帰って来られないことが判明する。

静の母:初登場は3話の静の回想。134話で再登場(回想を除いた場合は初登場となる)する。

注意:以下、本編のネタバレが含まれます。





















静の母は娘の静が自分に秘密でアプリを使って会話をしていたことを知り、娘のスマホをとりあげる。このことで静と凪乃から話を聞き、好本家を訪ねる恋太郎。(凪乃は自分がいるとかえって邪魔になると考え、同伴しないことに)そこに帰宅した静の母と初の対面をする。なお、誰かのとは違いビビーンとはならなかった。(むしろあちらがレアケースなのだが)

静のスマホを返してもらうように説得しようとする恋太郎に対し、アプリでの会話による「入れ知恵」を吹き込んだのは彼だと確信した彼女は、「下らない偽善の被害者(えもの)にしないで」と彼の行為を非難し、いつまでもそのままでは静は苦しまずに生きられないとする。

恋太郎は静が“今”苦しんでいること、“一生苦しまずに”生きられる毎日を目指している意思を伝えるが、静の母は高校生である彼に、社会を甘く見た考え、思慮の浅さ、世の中を知らないと一蹴する。

恋太郎が世界の広さを知る中、たくさんの異性に気づくことで「世の中には数えきれないほどの異性がいて、わざわざ静でならない理由なんてどこにもない」とし、この男はいずれ娘を必ず捨てると考え、なら“今”にすべきだと思い至る。そして静に対しても、彼から一生愛してもらえると本当に思っているのか問うが……。

恋太郎が感情を爆発させて、一生愛すると切りかえし、さらに静の母に対して彼女の言う「世の中」のことは否定せずに「でも静ちゃんのことならたくさん知っています!!!」と言い、彼は自分が知る静がどんな子かを次々と話す。

押され気味になりながらも静の母と恋太郎は“価値観”について口論となり、最終的に彼女は熱意を込めた彼のある発言によって今までに娘が自分にどんな表情で何を言ったのかを思い出す。

そして自分の目の前にいる娘が振り絞るように想いを告げると、彼女は自分が何を見るべきだったのかに気付き、恋太郎に帰るよう促す。伝えたいことを伝え、彼女の心情を察した恋太郎は帰宅する。(尚、この日の静の母とのやり取りで恋太郎はこの時点で他に付き合っている彼女が23人いることはっきりとは言っていない。“皆”とは言っているし、静からは友達と言っているのだが…。言ってしまったら大変なことになっていただろうし、言わなくて正解だったと判断すべきか)

そして翌朝、静の机にはスマホがあり、自分を守ることで必死だった彼女は、お母さんは私が恨んでいたのではないかもしれないと思い、恨んでなんかいないことを伝えるため、恋太郎がくれたアプリで母ときちんと話すことを決意する。


3話と135話の回想の比較

静の母に対するかなり印象が変わった人は多いのではないだろうか。

3話での静の回想がはたく音とフキダシ内のセリフはそのままに135話の回想で使われており、静の母の表情がわかるようになっている。静に対して厳しくなってしまった理由は、中学生になっても自分の子が他の家の子のように喋ることができないことでこのまま大人になったとき、自分に何かあったとき、自分が先に死んだときに、静が“その時”どう生きていけばいいかと静のことを本気で心配し、焦るあまりに早く直さなければならないという判断になってしまい、自分の厳しさが足りないせい、罪悪感がなければもっと早くに直っていただろうという考えのもと。

そして静の母は彼女が思う「他の子と同じように喋り、生きていける子」ではなく、うまく喋ることのできない「変な子」にしてしまったことを「全部自分のせい」だと自虐し、悩み続けて静の“未来”を心配するあまり、恋太郎や静ときちんと対話するまで“今”の静を見ることができなくなってしまったのだった。

(静のことは本人なりに大切に育てており、本棚には「子どもの未来」「○○もが幸せに」(○○の部分は写っていないためこの表記にしたが、おそらく「子ど」か「こど」などの文字が入っているのではないかと考えられる。)などのタイトルの他、教育本と思われる本がいくつも見られ、平手打ちなどの描写はあるが、表情などから恋太郎の推測のように悩んで苦しんだ結果、手を出してしまったのではないだろうか。ちなみに、過去の回想で静が大好きな「本」をとりあげるなどの描写は今のところ無く、食事においては娘の好みの味つけも理解している。)


余談

初登場は第3話……と思いきや、第1話栄逢凪乃ともどもモブとして写り込んでおり、花園羽香里院田唐音よりも1コマ早く登場していた。

また、唯一彼女たちの中で名前の由来が明確ではない。「き」から「好本」、本人の性格及び「図書室ではかに」というルールから「静」だろうか。

彼女が自分の口で話すときに滑らかに喋ることができないことから読者からは「吃音(きつおん)外部リンクではないか?」という意見が多数あがっている。

「ごめんなさい」の他に幼少からはっきりと言える言葉があり、それは静と彼女の母にとって大切な言葉である


関連イラスト

流され中

もちもち静ちゃん♥


関連タグ

君のことが大大大大大好きな100人の彼女 図書委員

小動物


バンブルビー笛吹和義四埜宮謡:とある事情から自分の口で言葉を話せない為に機械を使って話すキャラ達。前者はチグハグな音声を上手く繋わせて会話する点が後者二人は言葉を話せない原因が過去のトラウマによるものという点が特に共通している。


運命の人の系譜

花園羽香里院田唐音→ 静ちゃん →栄逢凪乃

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