前漢において民間の詩を収集する役所として楽府が設置され、やがて後漢末から三国時代にかけて曹操とその一門らにより国家的文学としての漢詩が確立されたとされる。
唐の時代には李白、杜甫、王維、白居易(白楽天)らが活躍し、漢詩の全盛期を迎える。この時期の漢詩を特に唐詩とも呼ぶ。
その後も現代に至るまで中国及び周辺の漢字文化圏において漢詩は詠まれ続けている。
日本においても古代より親しまれている文学の一つである。
関連イラスト
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