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漢詩の編集履歴

2012-07-07 22:51:12 バージョン

漢詩

かんし

中国及び漢字文化圏で作成される詩の一種。韻文のひとつ。

中国及び漢字文化圏において詠まれてきた韻文のひとつ。


前漢において民間の詩を収集する役所として楽府が設置され、やがて後漢末から三国時代にかけて曹操とその一門らにより国家的文学としての漢詩が確立されたとされる。


の時代には李白杜甫王維白居易白楽天)らが活躍し、漢詩の全盛期を迎える。この時期の漢詩を特に唐詩とも呼ぶ。


その後も現代に至るまで中国及び周辺の漢字文化圏において漢詩は詠まれ続けている。

日本においても古代より親しまれている文学の一つである。


日本の漢詩

常識的には漢詩は中国詩と考えられているが、事実としては日本の文学は仮名ばかりではなく、古代から近代まで、漢詩・漢文が絶えず作られてきた。


古代

日本における漢詩の製作は、天智天皇の時代から本格的に始まったとされる。

しかし、その後に起こった壬申の乱によって、この時代に作られた詩はほとんど失われてしまったようで、奈良時代までの作品として現在伝わるものはそれほど多くない。奈良時代までの漢詩を集めた詩集として『懐風藻』があるが、古代における詩文の歴史を記述しているのも、やはりこの集の序文である。

平安時代に入ると、一挙に漢詩の製作が盛んになり、間もなく漢詩の隆盛期が出現する。平安遷都からわずか20年後に『凌雲集』という漢詩集が編纂され、さらに第二の『文華秀麗集』、第三の『経国集』と漢詩集が次々に作られた。これら三つの漢詩集は勅撰集であり、和歌の勅撰集『古今和歌集』よりも早く、文学として価値あるものとして社会的にまず公認されたのは漢詩だったのである。

中世

近世

近代


関連イラスト

漢詩人を描いたイラスト、漢詩で詠まれた世界を描いたイラスト等にタグとして付与されている。

李白『山中與幽人對酌』【創作】 詩人曹操


関連タグ

絶句 律詩 漢文 漢学 中国史

雪月花 起承転結 春眠暁を覚えず


詩経


李白 杜甫 陶淵明 蘇軾蘇東坡

魯迅 毛沢東


懐風藻


弘文天皇 嵯峨天皇 大正天皇

空海 菅原道真 頼山陽

乃木希典 夏目漱石 森鴎外 中島敦 国分青崖

陳舜臣 石川忠久 宇野直人 遠藤光正 濱久雄 藤井頼次

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