「せっかくのにじしけんですけど おにーちゃん(おねーちゃん)はここでバイバイ!」
「ポピーのポケモンちゃん みーんなカッチカチですので!」
「おいでなさーいな!ポピーのおともだち!」
概要
初登場は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のシナリオルートの一つ「チャンピオンロード」攻略時。
歴代ポケモンシリーズでは四天王どころかネームドキャラでも最年少級。白色のサンバイザーと首元から下げている大きい鍵型のストラップが特徴的。
年相応に言葉足らずな面もあるが、丁寧かつ、しっかりものな性格である。
同じ四天王で、面倒見の良いチリに懐いていて、よく一緒に行動している。
今作ではライバルのネモがチャンピオンクラスの最年少記録を打ち立てた天才として紹介されているが、彼女もまたネモに匹敵するかそれ以上の天才であることは疑いようがないだろう(というかNPCとは言えネモに憧れる少女もおりパルデアの少女トレーナーは未来の猛者候補揃いと言える)。
主人公の性別について言及する数少ない人物でもある。
キャラメイクの内容にかかわらず、会話で主人公を「お兄/姉ちゃん」と呼ぶ。
他にも、ポピーは四天王の中でも出番が特に少ない。例として挙げるならばプレイヤーの任意でこそあるが面接官として出てきたり、ポケモンリーグ到達前に2回ほど出てくるチリ、ジムリーダーとの兼業のためストーリー中で合計3回戦えるアオキ、教師と兼任しており、アカデミー内でのイベントやジム巡り中、学校最強大会でもちょくちょく出てくるハッサクと比べると会話ができる機会がチリと2回目に会う時とポケモンリーグ内でのやり取りくらいしかなく、四天王の中では必然的に印象の薄い存在になってしまっている。DLCで出番が増える可能性はある。
名前の由来はケシ属のポピーと思われる。
手持ちポケモン
はがね使いだけあって他の四天王が苦手とする氷タイプのポケモンには滅法強いのでまずはそこに注意しよう。
どのポケモンもこうげきとぼうぎょが高いが、とくぼうは低いポケモンがほとんど。ラウドボーンなどの弱点タイプ特殊アタッカーで速攻するのがおすすめ。
しかし、速攻に失敗してしまうと高火力技のオンパレードにより一気に追い込まれてしまう。特に切り札のデカヌチャンは特性かたやぶりで、サブウェポンでストーンエッジを覚えている他、テラスタル込みのデカハンマーはたとえ相性有利だろうと一撃で沈みかねない超火力のため非常に危険。
ただ、デカハンマーには連続で使えないデメリットがあるのでまもる等で防いで隙を作れば難なく倒せる。また、デカヌチャンという種族の特性であるデカハンマー以外の火力はそこまで高くないという点が変わるわけでもないので、4倍弱点を突かれる、防御が紙切れといったポケモンでないなら普通に耐えてくれることも少なくない。
ラウドボーンでフレアソングバフ戦法を使っていたらあっさりと倒せる事もあったりセグレイブやオノノクスでじしんによる返り討ちも出来なくはない。
しかし、セグレイブは四天王に対して全体的に有利な氷タイプであり倒されると大損害を被るので気をつける事。
他、先鋒のダイオウドウがステルスロックを覚えており、速攻で落とすのに失敗すると撒かれてしまうことも。
特に本作で序盤から活躍してくれるファイアローは4倍弱点を貰うため、撒かれてしまったなら迂闊に交代するのは避けたい。
尤も、これは先発にダイオウドウの持つ鋼技と地面技両方の通りが悪いポケモン……すなわち当のファイアローを選出した場合に主に見ることになる光景だったりするが。
余談
- 『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット 公式ガイドブック パルデア図鑑完成ガイド』の設定資料集には、オモダカがポピーのお絵描きを見守るなど、ポピーを可愛がっている様子が描かれている。資料集にもオモダカについて「ポピーが好き」と明記されている。
関連タグ
最年少でありながらジムリーダーに任命される程の実力を持つ。続編にてチャンピオンに昇格した。
最年少の四天王繋がり。
他のはがねタイプの使い手
ミカン(ポケモン) ツワブキ・ダイゴ トウガン ガンピ マーレイン ローズ(ポケモン) ピオニー(ポケモン)
ちなみにローズとピオニーには今作のあるキャラと関わりがある説が有り、共演する可能性もある。