トランザム(ガンダム00)
とらんざむ
概要
オリジナルのGNドライヴに予め組み込まれていたシステム。
機体内部に蓄積されていた高濃度圧縮粒子を全面開放することで機体が赤く発光し、一定時間そのスペックを3倍以上に上げることができる。また発動中は残像が生まれるほどの高速機動が可能。しかしこのシステムは大量のGN粒子を消費するため、使用後は粒子の再チャージまで機体性能が大幅に低下するなど、諸刃の剣であった。
ヴェーダが何者かによって破壊、もしくは掌握されたときのためにイオリア・シュヘンベルグが温存していた最後の希望である。
Second Seasonにおけるガンダムは、このシステムの使用を前提に設計されているため、任意での途中解除が可能となり限界時間到達後も一定以上の戦闘行動は行えるようになっている。
また、アロウズのMSマスラオには故レイフ・エイフマン教授の手書き資料を基にビリー・カタギリが実証した理論によりトランザムシステムが搭載されている。
トランザムを使用した擬似太陽炉は粒子を使い切ると壊れてしまうため、帰還用の粒子をGNコンデンサーにプールしている。
イノベイターはソレスタルビーイングからデータを直に手に入れ、自分達の専用機に搭載した。
ビリーが製作したタイプとは違い途中解除が可能で、トランザム後も戦闘を継続、二度目のトランザムをも行っている。
その他のトランザムの能力
トランザムバースト
ダブルオーライザーに搭載されている、ダブルオーライザー真の力。
純粋なるイノベイターの脳量子波がツインドライヴと連動し、純度を増したGN粒子が人々の意識を拡張させる。
劇中では、刹那がイノベイターとして覚醒したことに伴いシステムが起動。七色の輝きを放つ膨大なGN粒子が戦場全域に放出され、イノベイドの脳量子波を乱したほか、MSを吹き飛ばすなど物理的な力も見せた。
また、GN粒子を媒介として戦場にいた人々の意識を感応させ、毒性のある擬似GN粒子によって身体を蝕まれていた者を回復させるなどの現象も起こした。
クアンタムシステム(クアンタムバースト)
ダブルオークアンタに搭載された機能。
ツインドライヴの意識共有能力を前提に開発されたシステムだが、マイスターである刹那の能力に負う部分が大きく、開発者のイアン自身にもその真価は未知数。
トランザムが使用可能な機体
太陽炉搭載機
ガンダムエクシアリペアII(未確認)
0ガンダム(未確認・詳細不明)
擬似太陽炉搭載機
アルケーガンダム(未確認・詳細不明)
非太陽炉搭載機(動力がGN粒子貯蔵タンクの機体)
ダブルオーライザー(粒子貯蔵タンク搭載型)
関連イラスト
「5分でできる!トランザム講座」
関連動画
FIGHT
トランザムと言えばこのBGM。本編での演出も相まって、完璧なまでに「処刑用BGM」としての威厳を醸しだしている。
なお、ニコニコ動画ではこの曲が掛かると高確率で「( ゜Д゜)アーアアー( ゜Д゜)アーアアー( ゜Д゜)アーアア-( ゜Д゜)アーアアー( ゜Д゜)アーア( ゜Д゜)アーアアー( ゜Д゜)アーアアー」の弾幕が発生する。
TRANS-AM RAISER
ダブルオーライザーになってからのトランザムBGM。