概要
アニプレックス・電撃G'sマガジン・A-1Picturesによるオリジナルアニメーションプロジェクト。
監督およびキャラクターデザインは、ストライクウィッチーズの高村和宏、シリーズ構成は吉野弘幸、音楽は深澤秀行が担当した。
2013年1月から3月まで、毎日放送およびTBS、CBC、BS-TBSにて放送された。その後同年3月および4月に南日本放送で放送されたほか、同年7月から9月まで、TOKYOMXにおいて再放送が実施された。
ゲームも出たが2013年クソゲーオブザイヤー大賞を受賞してしまう←(ここ重要) 。
ストーリー
物語の舞台は大島。
天真爛漫な14歳の少女・一色あかねは家事を一手に引き受けるしっかり者の妹・ももと、天才発明家だが、役に立たないものばかり作っている祖父・健次郎と貧しくも、温かな毎日を送っていた。
天気がよければ、海の向こうに臨める人工島、ブルーアイランド。そして、その中央にそびえ立つのが、世界中のエネルギー問題を解決した画期的な発明、示現エンジン。
それはみんなが夢見た、平和な未来。誰もが笑える幸せな日々―――。
しかし、世界を突然、危機が襲う。示現エンジンを狙って現れた謎の敵・アローン。
どんな兵器も通用しない絶望的な状況に大きな力を秘めた赤いスーツ”パレットスーツ”を着た1人の少女が立ち上がる―――。そして、少女のもとに集まる仲間たち。
彼女たちが世界を救うたった1つの希望なのだ
登場人物
名前を見れば一目瞭然だが、キャラクターの名前に『色(を想起させる単語)』が含まれている(メインキャラの名前には『数字』も組み込まれている)。
一色あかね(いっしき あかね)
CV. 佐倉綾音
伊豆大島で祖父と妹の3人で暮らす中学2年生。
数字は1、色は赤。
入院している母親の代わりにアルバイトで家計を支える。
いつも元気で明るく真っ直ぐな性格。
運動神経は抜群だが、高いところが超苦手。マヨラー。
バレットスーツ装備時の武器はブーメランの「ネイキッドラング」。
二葉あおい(ふたば あおい)
CV. 村川梨衣
あかねの親友でクラスメイト。
数字は2、色は青。
療養のため、ブルーアイランドから大島にやってきている。
資産家の令嬢で、両親は仕事で忙しく、大島に来ることはあまりない。トマトが苦手。
バレットスーツ装備時の武器はハンマーの「ネイキッドインパクト」。
三枝わかば(さえぐさ わかば)
CV. 大坪由佳
新大島学園女子剣道部の主将で、クラス委員長。
数字は3、色は緑。
勝気で負けず嫌いだが、可愛いものに目が無い。
真面目ゆえに不器用で貧乏くじを引くことが多い。
*
四宮ひまわり(しのみや ひまわり)
CV. 内田彩
あかねたちのクラスメイトだが、ある出来事でひきこもってしまい、以来不登校状態。
数字は4、色は黄色。
対人恐怖症気味で容姿やファッションに全く気を使わない。
反面、小柄で可愛らしい容姿と巨乳を併せ持つ、ロリ巨乳である。
天才的な頭脳を有しており、身につけただけでバレットスーツの特性を瞬時に理解した。
バレットスーツ装備時の武器はビット兵器の「ネイキッドコライダー」。
黒騎れい(くろき れい)
CV. 内田真礼
あかねたちのクラスメイトだが、授業以外で他人としゃべることがなく、いつも一人でいる。
数字は0、色は黒。彼女だけは苗字に色が、名前に数字が含まれている。
アローンと何らかの関わりがあるようで、弓から放った光弾で出現したアローンを強化している。
一色もも(いっしき もも)
CV. 大亀あすか
あかねの妹。一色家の家計を握る小学5年生。
数字は1、色は桃色。
料理が得意なしっかり者で、いつも姉のあかねをフォローする。
初対面の時以来、わかばに気に入られている。
一色健次郎(いっしき けんじろう)
CV. てらそままさき
あかねの祖父で示現エンジンの開発者の一人だったが、いまでは伊豆大島に研究所を構えて発明に没頭している。生活費を研究につぎ込んでしまい、一色家が貧乏である主な原因。
名前の由来はえんじ色からだろうか。
天城みずは(あまぎ みずは)
CV. 山崎はるか
日本国防軍の戦闘機パイロット。あかね達のクラスの担任教師となる。
名前の由来は水色と思われる。
紫条悠里(しじょう ゆうり)
CV. 土井美加
ブルーアイランドの管理局局長。健次郎の旧友で、アローン対策に尽力する。
対応する色は紫。
一色ましろ(いっしき ましろ)
CV. 中村桜
あかねとももの母親。7年前の事故の後遺症のため病院に入院している。
名の由来は白。
(補足)コミック版のオリジナルキャラ
以下は『ビビッドレッド・オペレーション The 4コマ びびおぺ』(娘太丸・著)のオリジナルキャラクター。
ももmk2
健次郎製作の「超高性能家事手伝いロボ」。メカ耳以外の外見はももと瓜二つで、「ほくろ」など細部の(余計な)特徴まで再現されている。
飛行能力まで備えているが、作中では家事を手伝う場面はなし。完全に無駄スペック。
堕天使ちゃん
黒いロングヘアーと褐色の肌を持つ少女(幼女)。『始まりと終わりの狭間に存在するもの』の下で並行世界を監視している存在で、れいの友人。れいの世界を復元するために姿を変えて助力しており、彼女の活躍でラストはオリジナルと全く異なる展開を見せる。
用語
健次郎がアローンを倒すために開発したパワードスーツ。
様々な能力を兼ね備えており、それぞれの使い手に合わせた武器が用意される。
しかしその真価は合体にある。
ブルーアイランド
相模灘のほぼ中央に位置する人工島。大小いくつかの島からなり、一番大きな中央の島に示現エンジンが備え付けられている。
示現エンジン
世界のエネルギー問題を一挙に解決すべく開発された画期的なエンジン。動作原理などは劇中では明かされていないが、異次元に存在するアローンがそれをかぎつけて出現したため別の空間で発生したエネルギーを取り出していると考えられる。
この世界に一つしか存在せず(というより一つしか作ることができなかった)、人工衛星を中継して全世界にエネルギーを供給する形をとる。しかし家庭の電力から軍用兵器にまで示現エンジンに頼る環境を作ってしまったため、終盤では世界が窮地に陥る結果を招くこととなる。健次郎は示現エンジンがアローンに狙われることの危惧と同時にそのことにも警告を鳴らしていた。
示現エンジンの「示現」は「次元」とかけているが、天に示し、世に現れるものの意味であり、示現エネルギーが別次元の産物であることを示している。
ブルーアイランドおよび示現エンジンを襲った謎の存在。健次郎はその襲来を予期し、対抗策としてビビッドシステムを完成させた。終盤、その理由が明かされるのだが・・・。
国立新大島学園
ブルーアイランドを構成する小島の一つにある学校。一応共学校。制服は一般のものと同じだが、スカートではなくショートパンツ、もしくはブルマになっている。
主題歌
オープニングテーマ
「ENERGY」
歌 - earthmind
エンディングテーマ
「ENERGY」(第一話、最終話)
歌 - earthmind
「WE ARE ONE!」(第二話)
歌 - 一色あかね、二葉あおい
「STEREO COLORS」(第三話)
歌 - 一色あかね、三枝わかば
「Stray Sheep Story」(第四話)
歌 - 一色あかね、四宮ひまわり
「ありふれたしあわせ」(第五話)
歌 - 黒騎れい
「Vivid Shining Sky」(第六話~第十一話)
歌 - 一色あかね、二葉あおい、三枝わかば、四宮ひまわり、黒騎れい
各話リスト
話数 | サブタイトル |
---|---|
第一話 | ファーストオペレーション |
第二話 | かさなり合う瞬間(とき) |
第三話 | 本当の強さ |
第四話 | 約束 |
第五話 | もうひとつの鍵 |
第六話 | 健次郎があかね達の友情パワーを強化しようとするけどとんでもないことになる話 |
第七話 | ゆずれない願い |
第八話 | 今日よりも鮮やかに |
第九話 | 晴れときどきふわふわ |
第十話 | 光と影と |
第十一話 | つたえたい想い |
最終話 | ビビッドレッド・オペレーション |
第6話サブタイトルからして「健次郎があかね達の友情パワーを強化しようとするけどとんでもないことになる話」(原文そのまま)と明らかにおかしい。
水着回であり、なおかつ歴としたギャグ回。なのに、あの金子ひらく氏が原画に参加するなど制作側はガチ。おいこらそこ、股間督とおっぱい監督がタッグ組んだとか言うな。公式が病気より
表記揺れ・略称
関連タグ
本編関連
ビビッドブルー ビビッドグリーン ビビッドイエロー ビビッドレッド ドッキングじゃあ
ネイキッドラング ネイキッドインパクト ネイキッドブレード ネイキッドコライダー
カップリングタグ
その他
ショートパンツ ブルマ スパッツ 2013年冬アニメ 握りつぶされるトマト
VRO100users入り VRO500users入り VRO1000users入り VRO5000users入り
宇宙大帝ゴッドシグマ 別次元で発生したエネルギーを利用して地球が発展する点が相似。そのエネルギーを敵が狙う点も同じ(ただし目的と異次元ではなく未来から来ているという違いがあるが)で、敵側の重要人物が最終的に地球側の味方となる点も似通っている。
ジャイアントロボ 地球が静止する日 地球のエネルギー問題を解決するための新エネルギー開発と発展・普及の経緯が相似。そのエネルギーに関わる事件で世界が窮地に陥る点も似ている。
ストライクウィッチーズ 正体不明の敵に対抗する策が少女の能力、女子同士の友情を描く、パンツを強調するアングルなどの共通点がある。監督及びキャラデザも同じで、先行して本作のアイディアの一部が流用されているが、それが本作に影響を及ぼす結果となってしまった。
アニメイズムB1
K(2012年秋)→本作(2013年冬)→革命機ヴァルヴレイヴ1stシーズン(2013年春)