「この橋は人呼んでゴールデンボールブリッジ!」
曖昧さ回避
1:ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀・クリスタル・ファイアレッド・リーフグリーン・ハートゴールド・ソウルシルバーに登場する、カントー地方の24番道路にかかっている橋。ハナダシティと北の岬を結ぶ。
2:同サン・ムーンに登場する、アローラ地方のウラウラ島にあるマリエ庭園の池にかかっている橋。
カントー地方のゴールデンボールブリッジ
カントー地方の北部にある町「ハナダシティ」と岬の小屋がある25番道路(別名:ハナダの岬)を結ぶ橋で、24番道路にある。
赤緑系列と金銀系列では異なるイベントが発生する。
HGSSではその名の通り、橋の欄干が金色になっている。
赤緑
赤・緑・青・ピカチュウ、ファイアレッド・リーフグリーンでは橋の上に5人の若いトレーナーがおり、次々と勝負を挑んでくる。上記のセリフはそのうちの1人目が言う。手持ちはFRLGでは一部異なるものになっている。
1人目・むしとりしょうねんのケンスケ:キャタピー/ビードル(FRLGではトランセル/コクーンが追加)
2人目・ミニスカートのサヤ:ポッポ/ニドラン♀(FRLGではポッポ/ナゾノクサ/マダツボミに変更)
3人目・たんぱんこぞうのシンゴ:コラッタ/アーボ/ズバット(FRLGではサンド/アーボに変更)
4人目・ミニスカートのアミ:ポッポ/ニドラン♀(FRLGではニドラン♂/ニドラン♀に変更)
5人目・ボーイスカウト(FRLGではキャンプボーイのヨシハル):マンキー
そして5人勝ち抜くと謎の男性からきんのたまがもらえるのだが、その直後に男性が正体(私服のロケット団員)を現しバトルになる。
金銀
金・銀・クリスタル・ハートゴールド・ソウルシルバーでは、ハナダシティで片言の英語を話す不審な男と遭遇した後にここに来ると、橋の上のカップルの間に入り込んでいる。話しかけると男の正体が外国人のロケット団員と判明し戦闘になる(手持ちはゴルバットのみ)。勝利するとロケット団が解散したことを知り、機械の部品をハナダジムに隠したことを白状して去っていく。この男はのちに故郷であるイッシュ地方に帰省している。
アローラ地方のゴールデンボールブリッジ
アローラ地方のウラウラ島にあるマリエ庭園にはギャラドス型の池があり、その南側に金色の欄干の橋がかかっていて、それがゴールデンボールブリッジと呼ばれている。
庭園に来た時にスカル団のボス・グズマとの戦闘が発生するが、その後この橋に来るとトレーナーが6人いて、次々と勝負を挑んでくる。6人目は戦闘前にでかいきんのたまをくれる。
1人目・ホープトレーナーのアサト:キャタピー/ビードル
2人目・ミニスカートのリカ:ポッポ/ニドラン♀
3人目・たんぱんこぞうのタツロウ:コラッタ(通常)/アーボ/ズバット
4人目・ミニスカートのユキ:ポッポ/ニドラン♀
5人目・ホープトレーナーのシロウ:マンキー
6人目・ベテラントレーナーのヤマト:アーボ/ズバット
もうお分かりかと思うが、このイベント全体が初代のゴールデンボールブリッジのオマージュである。いわく、ゴールデンボールブリッジの戦いごっこをしていたとのことだが、なんと戦闘前後のセリフや手持ちまで同じなのだ。中盤で訪れる場所であるにもかかわらずこの時点では進化後で出るはずのポケモンの進化前を使ってきたり(レベル27~31なので、この段階だと進化形のピジョンやゴルバットが出てくるはず)、アローラにいない通常コラッタやポッポ、ニドラン、アーボを使ってくるなど、細かいところまで再現されている。
でかいきんのたまをくれる6人目のベテラントレーナー・ヤマトはロケット団の元団員で、数年前に解散後、アローラにやってきたらしい。