概要
自由の女神(Statue of Liberty)とは、自由を象徴する像として建てられている記念碑のことを指す。アメリカのニューヨークに立つ物が有名であるが、同様の女神像やレプリカは世界中に多数存在している(東京のお台場にもレプリカがある)。
ニューヨークの女神像
正式名称は「世界を照らす自由(Liberty Enlightening the world)」。イギリスからのアメリカ独立100周年を記念して推奨国であったフランスが友好の証として寄贈したもので、1886年に完成。1984年には世界遺産に登録されている。
女神像の王冠部分が展望台となっているが、2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降は一般公開が中止され、2009年に再開されてからも保安上の理由から王冠部分への立ち入りは完全予約制となっている(非常に人気のため半年前の予約をおススメする)。
女神像のあるリバティ島は地図上で見ると境界線的にお隣ニュージャージー州に属しているように見えるが、行政区の扱いはニューヨークの飛び地として扱われている。
右手に持つ松明の部分は灯台としての機能を有するよう設計されたが、光が雲に反射して船舶の航行に支障をきたすことや光が予想より弱かったことで現在の形になった。
以下が基本的な女神像の特徴である。
・頭部に七つの突起をもつ王冠(七つの大陸と海を象徴)
・右手に純金製の炎の松明を持ち、空高くに掲げている
・左手にはアメリカ独立記念日(1776年7月4日)が刻印された銘板を持っている
・足元に引きちぎられた足かせと鎖があり、女神はこれを踏みつけてる
アメリカのシンボル
「アメリカ」と聞けば星条旗と同様に自由の女神を思い浮かべることだろう。しかし、それが災いしてか特に映画等の作品(アレとかこんなのとかソレとかああいうのとかこういうの)ではこの像が破壊されてしまっている光景が『致命的レベルの被害を被り荒廃したアメリカ』を表現するのに最も効果的な手法として何度も使われており、事あるごとに無惨極まりない姿を描かれてしまっている。
怪盗の孫に盗まれたり妖怪退治屋の助っ人をしたり、周囲の街ごと異世界に転移したりした。
遂には、コロニーレーザーにも似た兵器に改造されたりもした。2020年には、その際に登場した『自由の女神砲』が想定外のヤフートレンド入りを果たしている。
言うまでもないが、上に書かれた事態は全てフィクションであり、現実ではない。
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民衆を導く自由の女神…女神像の参考になったとされる