「ハレンチな!」
プロフィール
概要
黒髪ロングでつり目、そしてツンデレ担当。小学生時代や中学生時代は髪型がツインテールだった。
初登場は原作49話。結城リトらが高校2年生に進級したときに同じクラスになる。
「私が同じクラスになった以上、あなた達の非常識は 絶対に許さないんだから」
性格はとにかくまじめで気が強い。
風紀委員をやっており、プライベートにおいても主人公達が醸し出しているだらしない風紀を自分から仕切りたがる癖がある。
非常識なことやハレンチなことが大嫌いで、そういう光景を目の当たりにすると「ハレンチな!」と叫ぶ。その結果、『ダークネス』では黒咲芽亜から「ハレンチせんぱい」のあだ名で呼ばれている。
この性格は少なくとも小学生の頃から健在なようだが、その一方でモドリスカンクのガスで幼児化した際はリトに無視されて「あーん!唯のこと無視しちゃだめー!!」泣き出してしまう一面もあった。
しかしそのまじめ過ぎる性格から、風紀強化週間ではあまりの厳しさにクラスで孤立しかけたり、小学5年生の頃に木から降りられなくなった子猫を助けようと最初に同級生の男子達に声をかけるも「いつもエラソーな事言ってるから」と無視されてしまうなど、唯の厳しい態度を辟易する一部から疎ましく思われることもあった。
だが、皮肉にも他のヒロインより増してララ・サタリン・デビルークの発明やリトからの(本人に非は無いのだが)本人が色気の多い凶器体系(籾岡曰く「結構ハレンチな体してる」)なのか、セクハラの被害を受けており、すっかり硬派キャラからお色気担当兼妄想担当に変遷していった。無印のとらぶるクエスト編で武闘家になった際にスリットから太ももが露出したコスチュームを披露しており、別作品のこのキャラを彷彿とさせる見た目になっていた。
また、西連寺春菜と共に非常にいじられやすい傾向にあり、籾岡里紗から何回も胸を揉まれている。
初期はセクハラしたリトに拳骨制裁をかましたり、ボコボコにするのがお決まりだったが、次第にリトの優しさに惹かれていったためか、終盤ではそういう行為は一切しなくなった。
リト以外にも作中屈指のケダモノである校長をマークしており、校内では風紀委員による校長の危険性を示すポスターを貼り出しているが、校則違反をしていた不良生徒を注意して「あんな校長の下で校則なんか関係あんのかよ!!」と反論されると一理あるせいで注意できなくなってしまった。
また、最初はそれ程でもなかったはずなのだが、話が進むにつれて周り(主に春菜、美柑、ヤミ、ナナと言った慎ましやかなスタイルのヒロイン達)から羨ましがられる程の巨乳になって行き、連載後期には作中屈指のナイスバディの持ち主となる(『ダークネス』では、クラス委員の的目あげるから「風紀委員にしてはセクシーすぎる」と前々から思われていたほどである)。ちなみにそんなでかいおっぱいにもかかわらず、どちらかといえば下半身絡みのトラブルが多かったりする。
家族には両親の他に、彼女とは対照的な金髪で耳にピアスまで開けている超イケメンプレイボーイな遊という兄がいる。この兄は一見チャラ男だが根は唯と同様純情でまともな性格をしている。
表向きはきつめな性格が目立つが、年上(不良除く)やお年寄りには礼儀正しかったり、生まれたばかりのセリーヌが彼女を見た瞬間自分から懐いて来たことからも、根はかなり優しい性格なのだろう。
また、リトとセリーヌと3人で公園に居た際に通りすがりの老婆から夫婦とその子供に間違われたことがあり、それ以来セリーヌを囲んでリトと夫婦になった姿を妄想することが多くなり、ますます風紀を乱す風紀委員と化している。
連載当時の人気投票では出てきたばかりにもかかわらず6位にランクインし作者すらも驚かせた。
以降は原作での出番が急増し、ほぼメインヒロイン達と同等の扱いを受ける程優遇された。
しかし、アニメ版第1期での扱いはとにかく「酷い」の一言であり、最初からリトのクラスメイトになっているものの、初登場時にララ達を注意した際に「今まであなたたちの行動を見て見ぬふりしてきたけど」とさらっと問題発言をしていたり原作のイラストではメインヒロイン達と共に彼女が描かれることが多かったが、アニメ一期ではごっそり削られている。(第1期で評判が良かったのは13話の最初、天条院沙姫達から縄での緊縛を受けて机上で感じながら悶えるシーンである。あれで抜いたという男どもは数知れずだろう。)
ただ、後発のOVA、アニメ二期(もっとToLOVEる)ではかなり仕切り直されている。
意外にも泳げない(浮輪があれば何とかなる)のだが、アニメ一期ではその設定が完全に無視されていた。
『ダークネス』においても順調にスポットが当てられ続けており、ストーリーの本筋に関わっていなくてもよく登場する。4話ではモモの策略で破壊力抜群の裸ワイシャツ姿を披露した。以前からリトと結婚した姿を妄想したりしていたが、19話ではとうとうリトの子供を妊娠した姿まで妄想してしまった。
ハレンチな行為を嫌っているはずなのに妄想はToLOVEキャラの中でもかなりハレンチである。
そのギャップこそこのキャラの大きな魅力と言えるかもしれない。
また、『ダークネス』57話で風紀委員の仕事を手伝ってくれたナナに風紀委員に入ってみないかと声をかけ、64話以降から風紀委員に入ったナナと共に行動することが増え、彼女の発案で導入した風紀委員の腕章を左腕に着けるようになる。64話ではティアーユを追いかけ回していた校長、75話ではネメシス独自の「ハーレム計画」に賛同しようとした弄光とその取り巻きである後輩達をナナがデダイヤルで呼び出すペット達で取り押さえている。特に後者ではナナと共に弄光と取り巻き達や褒美(宇宙人の美少女との合コン)目当てにリトを狙った猿山達男子に説教したが、ネメシスが自ら発案した「ハーレム計画」を保留という形で中止にすると、それに愕然とする男子達や自ら発案した独自の「ハーレム計画」をあっさり中止にしたネメシスに対して呆れ果てていた(唯曰く、「適当すぎるでしょネメシス……」)。
終盤でヤミ、春菜、モモと言った面々が次々にリトへの告白を果たしたが、結局無印からリトに惚れたヒロインの中では告白を果たす事はなかった。ララや春菜に比べ自らのリトへの気持ちを知る人間があまりいなかったことが話の広げにくさに直結してしまった感は否めない。
逆に告白をしてしまった場合、リトからの想い人である春菜や、恋愛面での感覚が違うララ達(デビルーク星では一夫多妻OK)と異なるため、リトから告白を断られてヒロイン枠から降りて終了となってしまったおそれが高い為、すっかり人気キャラとなっていた唯の高い人気を考えれば作中で告白をしなかったことは正解だったとも言えるだろう。
唯の性根は真面目な少女であるため、告白に失敗した場合、その後にモモあたりが色々言っても「ハーレム計画」に乗ってこなかった可能性は高いのもある種の問題点か(あくまで自身の妄想も自分とリトとの一対一のみ)。
閃乱カグラシリーズへのゲスト参戦
唯が本来は嫌うだろうまさにハレンチなお色気忍者ゲームである「閃乱カグラ」シリーズのひとつ、「シノビマスター」にToLoveるコラボとして参戦した。
他にコラボ参戦しているキャラはララ、ヤミ、モモ、芽亜。
残りメンバーと違って特に原作にて攻撃できるような能力は無いため、忍法代わりに「ハレンチなっ!」と指摘し、秘伝忍法として「ハ…ハレンチだわ!!」と怒ってビンタするという普通(?)の女子高生。
しかしその性能は素のステータスが限定カードとして性能が高い「爆乳祭」カードと同等クラスの高ステータスで、忍法で敵の攻撃力を下げたり、秘伝忍法で相手のバフを解除したり、そして自身の防御力をアップしたり倒されても一度は復活するパッシブスキルといった性能が悉く高難易度に噛み合った能力として高評価を博している(普通の女子高生の筈なのに)。
なお、キャラクターの見た目をカスタマイズできる機能があるシノビマスターに参戦してしまったため、プレイヤーの意思によっていくらでもハレンチな格好をさせられてしまうのは御愛嬌(裸リボン姿や破れた制服姿、水着、泡その他)。
関連イラスト
関連タグ
結城リト ララ・サタリン・デビルーク 西連寺春菜 セリーヌ ナナ・アスタ・デビルーク 古手川遊
高浜麗子、風紀委員長(アホガール):風紀を乱す風紀委員繋がり。
雨野狭霧:唯と同じくジャンプのラブコメ作品のヒロインの一人。ツンデレ、非常に堅物で風紀には厳しい、主人公のラッキースケベに度々巻き込まれるが、彼の長所を認めているために心底嫌っていないなどの共通点が多い。
パウリー:同じジャンプ作品のキャラで、唯と同じく「ハレンチ」が口癖。また、女性に免疫がない純情な一面はリトと共通する。
佐天涙子:とあるシリーズに登場する人物で、黒髪・長髪の共通点があり、中1女子なのに色気のある凶器体系の共通点と、唯とは逆に離れて暮らす弟が居る相違点がある。ちなみに彼女の中の人はナナと同じ。
リネット・ビショップ:中の人繋がりで、バストサイズも唯と同じ。あちらの親友の声はヤミである。
絢辻詞:中の人が同じな(風紀ではないが)委員長繋がり。こちらは二面性を持つが素の性格は唯と同様ツンデレに近い。