概要
人界から隔離された村に暮らす竜神族の長。
異界の奥にある天の祭壇で人間の姿を捨てる儀式を行うが失敗し、理性を失い暴走。深紅の巨竜になり、他の竜神族の力を吸収する厄災と化していた。
主人公に倒された後は正気を取り戻し、主人公の出生に関する秘密を話してくれる。
戦闘では
当初は暴走状態。
これに勝てば理性を取り戻し、再び天の祭壇に行くと主人公達に「竜の試練」と称して2連戦を挑む。
最初は人型だが、これに勝利するとドラゴン形態に変身する。巨竜に勝利するとご褒美を1つもらえ、再び戦いを挑むと、前より強い巨竜に変身。
なおクリア報酬にスカウトモンスターが関わる都合なのか、モリーからのモンスターバトルロード出場試験をクリアしていなかった場合、願い事の選択肢に「すごいチームモンスターをもらう」は登場せず、願い事に数を合わせるためか深緑の巨竜との戦いが省かれる。
人間形態
竜の試練では毎回前座で戦うことになる。
1ターン目に竜神の封印という技で主人公達を包み込み、3~4ターンの間行動不能にする。
ただしこれが効くのは主人公のみ(しかも必中ではない)。チーム呼びでモンスターチームに受け止めてもらえばよく、対策は容易。
深紅の巨竜
初の竜の試練で戦う第二形態。暴走状態と同じく真紅の姿で、以降作品でもこの姿で出演。
「おたけび」や「ジゴフラッシュ」(雑魚敵の海竜が使っていたマヌーサ効果付きの発光呪文攻撃)を使って攻撃してくる。
深緑の巨竜
二回目の竜の試練での第二形態。
緑色の巨竜形態。
「あまい息」、「やけつく息」、「猛毒の霧」と多彩な状態異常を仕掛けてくる。
白銀の巨竜
三回目の竜の試練での第二形態。プラチナカラーの巨竜形態。
「かがやく息」や痛恨の一撃を放ってくる。稀に「マホトーン」も使う。そのため、回復役の魔法を封じ込まれた際のリカバリー手段は必須。
攻撃力は553に達し、僅差ではあるが、あの闇の衣ゾーマ以上の攻撃力を持つ。
黄金の巨竜
四回目の竜の試練での第二形態。
金色の巨竜形態。
守備力が非常に高いので物理攻撃は通りづらく、「ルカニ」等も効かない。また頻繁にテンションをためてくる。
対策は「大まじん斬り」や「雷光一閃突き」といった直撃すると必ず会心の一撃になる特技、耐性がないデイン系呪文や「おっさん呼び」等々。
黒鉄の巨竜
五回目の竜の試練での第二形態。くろがね。
黒色の巨竜形態。
最終形態除くと最強候補の姿。
なんと攻撃力613、守備力578、耐性はメタル系並に多い、完全3回行動というデタラメなステータス。その代わりHPは1690と隠しボスにしてはかなり低い。
ここまで行くとまともな攻撃手段は通用せず、やっぱり「大まじん斬り」や「雷光一閃突き」で改心を狙った方が良い。おっさん呼びは効かないので注意。
なお「いてつくはどう」は使ってこないので「スクルト」で守備力を高めるという手もあるが、このとんでもない物理攻撃の連続では耐えれるまで上げれるかも怪しく、装備を回避率を上げるものを揃え、回避に専念した方がマシ。
3DS版ではこちら側の無属性規定ダメージ特技が増えた為、弱くなってはないのだが攻略難易度は激下がりしてしまった。
聖なる巨竜
六回目の竜の試練での第二形態。
薄青色の巨竜形態。
完全2回行動で「かがやくいき」による全体攻撃やテンション連続溜めから一撃も脅威。
耐性も多くルカニも効かないので注意。
永遠の巨竜
全てのご褒美をもらった後に戦いを挑み、人間形態に勝利すると今までの巨竜に順番通りに変身していき、最終的にはDQ1の竜王(バトルロードでの頭身アップバージョン)に似た紫色の巨竜に変身する。
各形態は初戦時からHPが半分になっているので、ここまできたのなら苦戦はしないのだが、最終形態だけあってこの姿は桁違いに強い。
なんとあのマダンテを使ってくる。しかも自力でMPを回復するので、この戦いの中で複数回使ってくる。
ただしこの特技はMP量依存であり、そこまでの数値じゃないのでキチンと対策すれば凌げるレベル(それでも全体に約280ダメージの破壊力)。
脅威なのはテンション上げ、一度に二段階上げてくることも。テンションを二〜三段上げてからの各種ブレス攻撃は500~600ダメージというとんでもない数値を叩き出す。
痛恨の一撃はないものの、攻撃力760とさらに凄まじいステータス化した状態では通常攻撃ですら脅威。
当然のことながらフバーハ等々で属性ダメージ対策は必須。テンションが高くなってきたらぼうぎょのコマンドを取る等々、要警戒が必要。
願い事を叶え切った後なので勝っても何かアイテムがもらえるわけではないのだが、モンスター図鑑をコンプリートには永遠の巨竜撃破が必要なので、全ての要素をやり込むにはいずれは戦う事になる。
3DS版ではただでさえ高かった攻撃力がなんと912まで増加。ただしこれでもこの作品の中では二位である。攻撃力一位は追加隠しボスの…
報酬
願いごと | 詳細 |
---|---|
竜神のつるぎをもらう | 竜神のつるぎが貰える |
竜神のよろいをもらう | 竜神のよろいが貰える |
竜神のたてをもらう | 竜神のよろいが貰える |
竜神のかぶとをもらう | 竜神のかぶとが貰える |
すごいチームモンスターをもらう | トロデーン城南にてスカウトモンスターの一体、メタルキングのスマイルが現れるようになる |
錬金釜をパワーアップする(PS2版のみ) | 錬金釜がパワーアップし、材料を入れると即座に完成するようになる |
超スキルのたねをもらう(スマホ版のみ) | スキルの種の2倍のスキルポイントが上昇する『超スキルの種』というアイテムが10個もらえる |
すごい修行場がほしい(3DS版のみ) | 本編ストーリーで戦ってきたボスたちの超・強化版と戦える新たな隠しダンジョン『追憶の回廊』が開かれる |
竜の試練で撃破後には選択肢で選んだ願いごとを叶えてくれる。しんりゅうやエッグラ&チキーラと違ってターン制限は無し。
過去作では主人公専用の伝説の武具がストーリーに関わる事もあったが、今作でそれらに該当する竜神装備は隠しボス撃破のご褒美となっている。
なお、それらの入手や錬金釜の強化でパーティーを強化してご褒美コンプリート…というのは悪くない発想ではあるが、その場合は竜神のつるぎは後回しがいいだろう。実は竜神王はドラゴン姿のボスゆえにドラゴンスレイヤー(ドラゴンキラーとごうけつの腕輪を材料に錬金釜で作成できる武器)のドラゴン系特攻効果でぶん殴った方がダメージが大きいのである。
これ以外にも竜神のつるぎの立場を危うくさせる装備が他にも存在し、シリーズのファンから最もぞんざいな扱いをされている伝説の剣となっている。
他作品での出演
登場以来ずっとドラゴン系のSSランクとして登場。
どの作品でもMPは壊滅的に低いが耐性・能力・特性のいずれも強く、当時脅威だったマダンテが無効、会心の一撃が出やすいという理由から多くのプレイヤーに使用された(事実、大会優勝者は竜神王を使用している)。
続く『ジョーカー2』においてもその強さは健在で、HPと攻撃力はMサイズモンスターの中でもトップクラス。状態異常にも滅法強い。
また固有スキルの『竜神王』も優秀で、マダンテやギガブレイクといった強力な特技を取得でき、さらなる配合を進めるなら受け継がせたいスキルとなっている。その分作成する難易度は高めで、ラプソーン(通称デブソーン)と竜王の組み合わせでのみ作れる。
『バトルロード』ではレジェンドクエストVIIIの最終章に聖なる巨竜の姿で登場した。
関連タグ
少年シドー…同シリーズの声優繋がり。