プロフィール
CV | 畠中祐(男)/富田美憂(女) |
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所属 | 傭兵→ガルグ=マグ士官学校生徒 |
生年月日 | ?? |
年齢 | ?? |
身長 | 170cm(共通) |
個人スキル | 閃影、生への執念、傭兵の流儀 |
紋章 | - |
初期クラス | 剣士 |
趣味 | 強くなること、傭兵稼業 |
好きなもの | 仲間の笑顔、育ての母、食事に欠かないこと |
嫌いなもの | 敗北、地図を読むこと、じっとしていること |
概要
剣で生計を立てる、天涯孤独の傭兵。紫髪で右目が隠れている。一人称は男性が「俺」、女性が「私」。女性の場合はてよだわ口調で喋る。
レスター地方はコーデリア領の山村で育ての母に養われ、彼女の死後は傭兵団を転々とし、最後に所属したレスター出身の「ベルラン傭兵団」に最も長く居着いていた。実の両親の記憶はない。
原作の本編開始の前年、仕事でジェラルト傭兵団と遭遇し、仲間達を殺され、ジェラルトの子である“灰色の悪魔”と戦い敗北。
謎の存在ラルヴァの力で奇跡的に生還してからは、雪辱を目指して修行を積んでいた。
その最中、とある森で士官学校の若者たちと出会ったことをきっかけに、3学級のいずれかに生徒として入学することになり、彼/彼女の運命はフォドラ全土のそれと共に大きく変化していく。
公式のトレーラーでは「歴史の波間に消えるはずだった傭兵」と紹介されている事から、本編では歴史に名を残さなかった、あるいはラルヴァの介入がなく、そのまま灰色の悪魔によって既に討死しているものと推測される。それ抜きでも方向音痴な上に、崖から飛び降りるなどの無謀な荒修行をやるような、結構ドジかつ無茶なところがあり、ラルヴァの介入がなければ死んでいたであろう状況に何度も遭っている。この点は最後まで改善せず、あるルートでは敵の生死を確かめずに勝利を喜ぶという、戦場で命取りになりかねない迂闊さを見せている。
原作と本作の分岐点は何なのか、ラルヴァの介入だとしても、なぜ本作のみそれが起きたのかは全く触れられない。
打倒灰色の悪魔を目指しながらも決着へのこだわりは薄く、仲間思いではあるものの殺されても割り切れる、譲れない一線とは無縁のさっぱりとした人物。
傭兵業の一人生活で培われたのか、仲間達に手料理を振る舞う程に料理の腕は高い模様。また、養母の薫陶を受け、フォドラの平民としてはかなりの知識を備えている。
無口で感情を出すのが苦手だった原作の主人公(ベレト、ベレス)とは逆にシェズは表情豊かで思うことや人との会話は普通に喋る。一方、他者への人物評が表面的だったり、侵略国のプロパガンダを鵜呑みにしたりと洞察力は人並みだが、原作におけるジェラルトの教えに「傭兵はアホであれ」があるように、物事をありのままに受け止め深く考えようとしない精神性は傭兵向きと言える。
武器は双剣で、専用兵種は『フリューゲル』。最上級は『アスラ』(ソードマスター経由)。専用兵種で使っている逆手の剣は何も無い所から出現させている。性能はトップクラスで、二刀を扱うことによる攻撃の速さや、バランスの良い戦技、魔法など、前作のリョウマに匹敵する高性能キャラ。紋章を持たないため、英雄の遺産を扱いづらいという欠点を持つが、天帝の闇剣や神聖武器を持つことである程度緩和させられる。
ラルヴァの力により、覚醒中は超常的な能力を一時的に発揮させられるようになったほか、右腕から奇妙な形状の剣を具現化できるようになった。作中では「フリューゲル」「アスラ」の際に、装備武器と具現化武器の二刀流が可能になる。さらに、制圧した砦にワープできる「無間の瞬動」を体得した。しかし、謎の犯罪組織の変身を見て、「自分の姿に一時的な差異が生じる力」と「赤の他人に長らく化けていられる力」が同じだと言い出し、それ以来思い悩んでいる。
全ルートで腕の立つ将に成り上がるものの、これらの異能をもってしても戦争の趨勢を左右する存在としては扱われていない。
性別選択可能、あまり人と関わらずに育てられた、心の中に夢で会った何者かがおり、それに起因する異能を持つ、とプロフィールの一部は意図的か“灰色の悪魔”と共通する部分が見受けられる。
養母が謎多き人物であり、しかもアスラをマスターした際の習得スキル名が「造られしもの」など、出自に秘密があることも同様だが、灰色の悪魔と違いシェズの正体は明かされずに本編は終わる。
ヒーローズ
シェズ(男)
新進気鋭の傭兵 シェズ
属性 | 赤 |
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兵種 | 剣/歩行 |
武器 | 朱傭兵の剣(専用) |
奥義 | 月虹 |
B | 速さ守備の防壁3 |
C | 攻撃速さの信義4 |
発売から三ヶ月後、2022年9月から登場。前作のシオンとリアンを差し置いて無双限定主人公が初実装。
ステータスは補正で速さがずば抜けて高い。
朱傭兵の剣は2回攻撃で速さ+5と守備魔防-5を持つが忍の刀と同じ効果。もう一つは戦闘開始時には残りHP20%以上で奥義発動カウント変動量+1、40%以上なら敵から最初に受けるダメージを40%軽減する効果も持つ。
傭兵の夏季休暇 シェズ
属性 | 青 |
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兵種 | 槍/飛行 |
武器 | 深き海の底の双槍(専用) |
奥義 | 月光 |
A | 攻撃速さの孤軍3 |
B | 守備の封印3 |
2023年6月からの超英雄でこちらは男性版。戦渦の連戦の報酬として配布される。
通常版とステータスを比べると速さ魔防は上がった。
専用武器は女性版と同じ効果でこちらは槍と飛行ユニットで差別化している。女性版のような専用スキルがない分、聖杯で簡単に入手出来るおかげで限界突破はしやすい。機動力の高い飛行かつ火力のある二回攻撃ができるアタッカーという強力な個性を持つので実用性は高く、スキル次第で活躍間違いなし。
シェズ(女)
前途有為の傭兵 シェズ
属性 | 緑 |
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兵種 | 斧/歩行 |
奥義 | 凶星 |
武器 | 朱傭兵の戦斧(専用) |
A | 死線3 |
B | 強化無効・近距離3 |
こちらは女性版で同じく2022年9月から登場。ミッション報酬として星5のものが2体配布され、後に星3、4枠で排出される。差別化として斧ユニットに変わっている。
ステータスは補正込みで攻撃はまさかの62と子どもボーレと同じ全斧ユニットでトップタイ。速さも50で開花ヨシュアと開花イシュタルと並んで全英雄トップタイ。
専用武器は敵のHPが75%以上の時は戦闘中、攻撃速さ+6で後は男性版と同じ。二回攻撃は出来ないが汎用性と扱いやすさはこちらが上回る。
守備と魔防も平均値だが死線のマイナス補正でスキルとあまり噛み合っていない。Bスキル自体も実用性はないので継承は必須になる。
第7回英雄総選挙では女性14位・次位の男性版シェズと並んで総合25位。投票対象中シリーズ最新作の女性主人公の初参加時としては、どちらも初めての2桁となった。
修羅の如き双刃 シェズ(伝承英雄)
属性 | 青 |
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兵種 | 暗器/歩行 |
奥義 | 凶星 |
武器 | アスラの双刃(専用) |
A | 連閃(専用) |
B | 速さ封じ4 |
C | 攻撃速さの信義4 |
2022年12月から火の伝承英雄として女性の方が登場。専用最上級職のアスラでの登場だが男性との武器被りを配慮してか青属性の暗器扱いとなっている。何気に暗器持ちの伝承英雄は初。
通常版とステータスを比べると守備が僅かに上がっているが攻撃と魔防は下がっている。
専用武器は攻守関係なしの二回攻撃だが速さ+5と勇者系武器とは正反対の効果。もう一つはデバフ無効と柔剣3の複合スキルでデバフをかけられても全く動じない。
無双で登場した「連閃」は専用Aスキルへ。自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+8。
もう一つは自分から攻撃してかつ速さが敵より5以上高いと全武器種特効。全特効という能力再現で速さがより上回っているとどんな相手でも特効が付くという先制特化スキル。ただし竜、獣以外の歩行は20以上高くないと発動しないので要注意。
ここで注意すべきは子どもシーダ同様で武器種特効での表記は兵種の各特効は無効化を受けない。つまり猛威を振るっている総選挙ヘクトル、開花イドゥンには平気に刺さる。
速さ封じのグレードアップ版が登場しているが効果は今までの封じ系のグレードアップ版と同じ。
全てが速さに関するスキルばかりで差をつけての特効込みの4回攻撃で圧倒する効果が揃っている。
しかし弱点も多くなっている。
まず近距離武器。反撃出来ない事はもちろんなのだが絶対追撃の対処がないので追撃をされてしまえば致命傷は必ず負う。魔防は弱くなってるせいで魔法やマムクート、それと通常版にあったダメージ軽減も無いので重たい攻撃は相手次第で一撃。待ち伏せにも弱く、先制するのが得意な割に敵から先制されるのは結構苦手という始末。
また専用Aスキルに全武器種特効が付いているものの、竜と獣は武器種扱いなので、竜特効無効を持つ神階またはハロウィン版のソティスやガロンにはどうやっても特効が付かないので注意。比翼スキルで「竜特効無効」を付けられる比翼イドゥンもいるので油断は出来ない。
真夏の休養任務 シェズ
属性 | 赤 |
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兵種 | 剣/騎馬 |
奥義 | 凶星 |
武器 | 深き海の底の双剣(専用) |
A | 連閃(専用) |
B | 速さ守備の凪4 |
C | 攻撃守備の脅嚇 |
2023年6月からシェズ初の超英雄。
伝承版とステータスを比べると攻撃はかなり上がったが魔防は下がってしまった。
専用武器は再移動(残り+1)を発動可能で攻守関係なしの二回攻撃と速さ+5のアスラの双刃とほぼ同じ。もう一つは速さの20%分ダメージに加算する。連閃も引き続き伝承版から持ってきているので伝承版以上に火力が出る。
凪系のグレードアップ版が登場(今回は速さ守備)。バフ無効は同じだが-4へと跳ね上がり、さらにバフを除く有利な状態の数だけ敵の速さ守備が減少する効果が追加(最大4)。バフだけでも油断できなくなっている。
しかし伝承版とは逆に遠距離武器が弱くなったのと騎馬特効の弱点が増えた。引き続き、待ち伏せに弱いのも変わらないので注意。
余談
博識で教養があり、人目を忍んで暮らしていたというシェズの養母について、一部のプレイヤーからはエーデルガルトの実母アンゼルマ説や本物のコルネリア説が唱えられている。しかし、帝国貴族出身のアンゼルマが同盟領に移り住めるのは、ほぼ確実に原作1部の4年前に起きたダスカーの悲劇以降であり、真偽は不明だが帝国に戻って死んだという証言も出ている。さらに本作でエーデルガルトの容姿が母親似という設定が追加されたが、シェズは彼女の顔立ちに一切反応していない。偽コルネリアに対しても同様である。
ヒーローズのイベント「想いを集めて」では並行世界の同一人物とも言うべき存在であるもう1人の自分を見ても特に驚いた素振りを見せなかったらしく、むしろお互いにこの状況を上手く使っている描写が描かれている。
しかし、2人は無双本編中に起こる「ある選択」で互いに異なる選択をしていた事が判明。互いにその選択をしたことに驚き、その部分では相容れなかったが、それでも本質は変わらないとして結局は受け入れる事としたようだ。
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シオン/リアン…前作の主人公2人。こちらは作中で同時登場する姉弟で王族。
マイユニット:似て非なる存在。性別・名前・誕生日をプレイヤーが決められるのは共通だが、あちらは外見や成長率まで自在に設定でき、名前の通り「自分だけの(マイ)」ユニットとなる。
歴戦の勇士:コーエーテクモゲームスが過去に発売した無双シリーズの外伝作品の主人公。本作と同じように彼/彼女が介入する事によって原作とは異なる歴史が紡がれる事になる。性別が女性の場合はシェズ同様に双剣が得意武器となる。
テル/ショウ:本作の少し前に最近発売された同じ任天堂のゲームの男女の主人公。こっちは選ばなかった方の口調が明らかになり、男女で全く違う点はシェズに共通する。