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編集者:まろん
編集内容:単行本3巻発売に伴い、内容更新

金色のガッシュ!!2

こんじきのがっしゅつー

「金色のガッシュ!!2」とは、雷句誠による漫画作品「金色のガッシュ!!」の続編である。2022年3月14日より連載開始。

(※)注意

本作の内容は続編という性質上、漫画「金色のガッシュ!!」の核心的なネタバレを含むため、当記事の閲覧にもご注意ください。

イラストや記事の投稿(及び追記・修正)の際も、タグや項目を分ける等の配慮をお願い致します。

その他、編集の際の注意事項等は「金色のガッシュ!!登場人物一覧」内の「編集の際の注意事項」を参照してください。

概要

2022年2月26日に雷句誠氏が自身のTwitterで発表した金色のガッシュ!!』の続編

同年3月14日より1話が公開され、基本的に毎月14日に1話ずつ各種電子書籍サイトにて有料配信されている。

2023年12月現在では単行本が3巻まで発売済み。

上記のように電子書籍サイトでの配信がメインであるにもかかわらず、2023年7月時点では既に単行本1巻が16刷、2巻が3刷という早いペースで増刷がかかっており、ガッシュという作品が現在でも根強い人気を誇っていることが窺える

また、現在では公式YouTube等は立ち上げられていないものの、作者Twitterにて幾つかのCM動画が、BIRGDIN BOARD株式会社の広報用アカウントからは制作過程の原稿作画動画等が随時公開されている。

外部リンクに関しては数が多いので、当記事における「関連ツイート」の項目を参照。いずれも内容によってはネタバレを含む点だけはご了承願いたい。

あらすじ

前作での王を決める戦いの後、ガッシュ清麿が無二の友情を誓い別れてから、十数年もの時が過ぎていた(※1)。

王となったガッシュと仲間達が力を合わせて健やかに発展していた魔界の平和は、ある日謎の敵対勢力『魔物狩り』が突如現れた事で崩れ去る。

彼らの持つ「術の力を一方的に奪える」力によって、魔物達は皆無力に蹂躙される事を余儀なくされ、民を守ろうとしたガッシュも消息を絶ち、命を落としたという話が流れた。

そんな中、生き残りであるゼリィ達は、『魔物狩り』の刺客たるワイグとギルに追い詰められながらも、リオウの転送装置によって辛くも人間界のエジプトへと転移。

ジギーから「一縷の希望」として聞いていた「キヨマロ」という人間を探そうとするも、勝手解らぬ世界で上手くいく筈もなく、すぐワイグ達に追いつかれ万事休すに。

そんな時、彼らを救ったのは若き教授である高嶺清麿

かつて魔界を救った「王様のパートナー」は、その友が死んだという驚愕の悲報を前にしても友を信じるがゆえ、再び魔界も救うべく立ち上がる。

(※1)第13話にて魔女がアニメ「機動戦士ガンダム水星の魔女」について言及しているため、メタ的な視点から西暦2022年10月前後の物語だと読み取れる。

ただ、現状では公式から正確な年月が明示されているわけではないので注意。

単行本収録済の登場人物

前作から登場しているキャラクターについては既に専用記事があるため、詳しい経緯や情報等は個別記事や金色のガッシュ!!登場人物一覧を参照。

味方陣営

立派に成長した魔界の王。

虐殺された民の命を繋ぐべく、犠牲になったと言われていたが…?

ガッシュの最高の相棒である天才。

現在では有名な考古学者として名を馳せている。

面白く成長した変化使い。

ある目的のもと、イタリアのミラノまで逃走していた。

イタリアの俳優。

現在でも変わらず大スターで、鉄のフィジカルと信念は健在。

強く美しくなった盾の守護者。

魔界にて非力な一般人達を守っている。

日本のアイドル。

未だ人気は衰えず、歌手活動を続けている。

名門ベルモンド家の令嬢。

現在は三人の子を持つ母親になっており、岩のような強硬な意志と底知れぬ戦闘力は健在。

「伝説の朱色の鱗を持って生まれた竜」たる神童であり、今作では生き残った魔物達を統率するような立ち位置にいる。

一時的に魔界へ戻ってきたガッシュ一行と、今後の方針を話し合った。

本人は未登場だが、第16話の描写で生存が確定。

同時に味方として協力してくれていることも明らかとなった。

前作における「強者」かつ「漢」代表のような魔物。

今作でも高い実力は健在であることが示唆された。

本作初登場の登場人物

魔界から逃げてきた魔物の子たち。最後の希望を頼って人間界へやってきた。

ゼリィたちと共に荒廃した魔界から逃げてきた魔物の子。しかし…?

清麿の助手をしていたエジプトの女性。

彼の慈善活動や無茶な行動に振り回されている。

  • コンソメ

数年前に生まれたキャンチョメの弟。見た目も性格もかつての兄そっくり。

敵陣営

エジプト風の恰好をした、敵のボスたる存在。

魔界や全ての術を手中に収め、何かの計画を成そうとしている。

  • ブレルダ

参謀と思われる立ち位置にいるべリエルの配下。

頭が複数の目の付いた脳のようになっている。

第一の刺客である、眼鏡の少年と粗暴な大男のコンビ。

ゼリィたちを追う「魔物狩り」のメンバー。

第ニの刺客である、身体に魔獣を宿す少女と冷静なスーツ男性のコンビ。

キャンチョメを追う「魔物狩り」のメンバー。

10話にてレビーの台詞で名前のみ明かされた存在。

モ・ポルクを見たレビーが「ベスミラテオが奪った術の中にアレは無かった」と話しているため、おそらくキャンチョメの術を奪った張本人だと思われる。

第三の刺客である、長髪の美少年とまんま魔女な老婆のコンビ。

大海恵を追う「魔物狩り」のメンバー。

小隊を引き連れティオと生き残りの魔物たちを狙う「魔物狩り」のメンバー。

下半身が球体の小柄な男。首が無く大柄で筋肉質な人型の生物を引き連れている。

  • シェリーを襲撃した4人組の『カード』(仮称)

突如としてベルモンド家を襲撃した4人組。

全員がフォーマルな格好をしている。

第18話時点では全員の名前が明かされていないため、上記の仮称とする(顔に手足が付いたような『カード』は「ジモダ」、黒髪ロングの男の『カード』は「ジリオン」と判明している)。

魔界

かつての王を決める戦い参加者にしてガッシュの友。

現在は三人で孤児院を運営していた模様。

本人は未登場だが、彼の持つ(と思われる)建物が作中最序盤にて非常に重要な役割を果たした。

今ではガッシュの頼れる兄。

ガッシュ曰く、敵の本拠地に乗り込み行方不明となっているらしい。

  • 孤児院(テッドハウス)の魔物達

テッド達が運営していた孤児院で暮らしていた魔物達。

テッド達と同様に生死不明であったが、7話にてガッシュの口から「命は繋いだ」と明言された。

  • キャンチョメの家族

キャンチョメとコンソメの両親と長兄。

第2巻の回想シーンにて、身を挺してキャンチョメとコンソメを敵の魔の手から逃がしたことが判明。

現状では生死不明。

第7話におけるガッシュの回想にて、姿のみ描かれている。

現在の動向や生死は不明。

  • 長老ミラージュ

第16話にて名前のみ言及された存在。

アシュロンとガッシュの会話を見るに、「竜族で最も知に長けた者」であると思われる。

本人は未登場かつ生死不明なのだが、「瓶」によって新呪文が描写された魔物達(ドリアム・ゼガロンのみ使用者が断定できないので、当項目ではマルスorキッドと表記する)。

その他

続編である今作にも登場。

清麿がエジプトの子ども達に作ってあげた模様。

本人は未登場だが、清麿が連絡を取る際のスマホ画面に名前が表示されており、今後何らかの出番があると思われる。

原作にてゾボロンの本の持ち主であった男性。

第7話の終盤でなぜか3コマだけ登場した。

  • ジャン/ニコラ/フローラ

シェリーの子供達。

長男のジャンと末妹のフローラは懸命に多くの習い事に取り組んでいるが、次男のニコラはある理由でやや反抗的になっている。

  • クロード

貿易商を営む富豪の男性で、シェリーの夫。

妻を支える良き夫だが…?

前作に引き続き登場した、シェリーの執事兼ボディーガード。

今作で初めて戦闘シーンが描写された。

本作から登場した用語等(ネタバレ注意!)

魔界を侵攻した者たちが使用する特殊な道具。

原理は不明だが、魔物から術の力を奪い、保管することが出来る。保管された術は球体や属性を象徴するシンボルとなる。

そして術名を叫べば瓶を介して「魔物狩り」達が奪った術を使う事ができるため、魔物達にとって致命的な脅威となっている。

単純に術の力を瓶に封じるだけでも使えるが、その場合は回数制限付きになり、何度か使うとシンボルが消滅し使用不能になる。この上限を無くすには「精製」という過程を経る必要があるらしい。

逆に瓶を奪い返し、中身を術本来の持ち主の魔本に入れると、取り戻す事も可能。

  • 龍の要塞(ドラゴン・フォート)

今作で初登場した超巨大な山にして、ガッシュ曰く「竜族の聖地」たる場所。

生き残った魔物達の最後の砦として活用されている。

第16話にて言及された謎の存在

ファンの考察等は個別記事を参照。

  • カード(リンク先重大なネタバレ注意!)

ワイグやレビーが自分達を示すのに度々口にする単語。作中における「魔物狩り」とほぼ同義。

魔物を滅ぼすことを目的としているが、最終的な目的等は未だ謎に包まれている

  • ジエラド

上記の『カード』(魔物狩り)が城を構えている「魔界で一番北の大地」

前作との細かな違い

物語の流れや新キャラクターといった大きな要素以外にも、前作「金色のガッシュ!!」とは作品内外において微妙に異なる点も散見される。

いわゆる豆知識のようなものなので、以下に挙げるもの以外にも細かな違いがあれば、気軽に追記していただきたい。

  • 前述した通り、今作は雑誌連載ではなく電子書籍であり、月1配信となっている
  • 出版社が異なっている。前作は小学館(及び講談社)だったが、今作の出版社はBIRGDIN BOARD及びクラーケンコミックスとなっている(電子版がBIRGDIN BOARD、単行本がクラーケンコミックス)。
  • いわゆる「第〇〇話」を示す表記が「Page」となっている(前作は「Level」表記)。
  • 「魔物」に対応する人間を示す際、前作では「本の持ち主」に「パートナー」というルビを振っていたのだが、今作では直接カタカナで「パートナー」と表記されたり、「本の使い手」の「使い手」の部分に「パートナー」というルビを振るような形となっている
  • 第2巻時点では、単行本に「ガッシュとスズメ」のような4コマが無い(オマケ漫画自体は完全版と同じような形式で収録されている)。

関連ツイート

以下にリンクを貼り付けたのはほんの一例なので、今後も公式アカウントから公開があれば随時追加していただきたい。

関連タグ

雷句誠 金色のガッシュ!!

金色のガッシュ!!登場人物一覧 術(金色のガッシュ!!) 魔物の子の本

どうぶつの国ガッシュカフェ……ネタバレになるので詳細は伏せるが、いずれも単行本のオマケページに関連している。

金色のガッシュ!!Ⅱ金色のガッシュ!!II…表記揺れ。というか本来の表記だが、Pixivでは記事名にもイラストのタグにも「金色のガッシュ!!2」が使われている。

エジプトイタリア(ミラノ)…作中で舞台となった国。

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