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ハイペリオンガンダムの編集履歴

2023-12-19 02:11:20 バージョン

ハイペリオンガンダム

はいぺりおんがんだむ

漫画『機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY』に登場するモビルスーツ。

機体データ

型式番号
  • CAT1-X1/3(1号機)
  • CAT1-X2/3(2号機)
  • CAT1-X3/3(3号機)
全高16.9m
重量54.7t
装甲材質不明
動力源
  • パワーセル(バッテリー)
  • ニュートロンジャマーキャンセラー搭載型核エンジン(スーパーハイぺリオンのみ)
武装
  • ビームナイフ「ロムテクニカRBWタイプ7001」×4+1
  • ビームキャノン「フォルファントリー」×2
  • RFW-99 ビームサブマシンガン「ザスタバ・スティグマト」
特殊装備モノフェーズ光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」×7
パイロット

概要

大西洋連邦のG兵器を始めとしたMS開発計画に業を煮やしたユーラシア連邦が、国産MS開発計画『X計画』に基づいて開発した試作機。


開発に当たっては領内の軍事企業のアクタイオン・インダストリー社が参加。大西洋連邦のG兵器の影響もありつつ、同社のゲル・フィニートからの技術フィードバックもあり、ザフトガンダムに類似する機体構成をとる。その一方で、ソフトウェアにはどこからともなく入手したGAT-Xと同規格のGUNDAM-OSを採用した。その影響なのか、コクピットの内装は大西洋連邦・オーブ軍と同じ標準規格となっている。


ハイペリオンはモノフェーズ光波シールドに電力を回す事に重点を置いているため、兵装類は基本的に外付け式のパワーセル(バッテリー)でドライブされる。


順調な滑り出しで開発が始まったものの時すでに遅く、大西洋連邦がニュートロンジャマーキャンセラーを手に入れた事で決め手となり、ユーラシア連邦は大西洋連邦からのダガーシリーズの技術供与を受けることが決定し、ハイペリオンは3機の試作機のみで開発計画は一度白紙撤回されてしまった。

しかし、その性能を惜しんだアクタイオンが連合陸軍に打診を繰り返して限定仕様を条件に認可され、当機体群の計画に再度光が当てられることになる(ハイペリオンGを参照)。


1号機(CAT1-X1/3)

白と赤のカラーリングで、HGキットもこの1号機のカラーリングとなっている。

カナード・パルスの乗機として彼の野望を遂げるべく使用された。ニュートロンジャマーキャンセラーを手に入れるためにドレッドノートと交戦するが敗北。機体は中破した。

カナードがアルテミスの研究所を脱走した際は中破したままだったが、追撃してきたところを返り討ちにした2号機のパーツを使って補修されている。


スーパーハイペリオン

無限の核パワーもあるのだ!

カナード「ハハハハハ 無限パワーを手に入れた スーパーハイペリオンは無敵だッ!!」

月面プトレマイオス基地を襲撃して強奪したニュートロンジャマーキャンセラーと、小型艦船用の核エンジンを外付けのユニットに搭載した1号機。

Xアストレイに戦いを挑むも、動きを封じられたところに無理な武装の使用によって大破してしまう。直後に核エンジンが暴走し、カナードは救出されたものの機体は爆散した。

その後、残骸から回収されたパーツがカナードの乗機であるドレッドノートイータの改修時に組み込まれている。


2号機(CAT1-X2/3)

後述する3号機と同様の灰色と青のカラーリングに加え、搭乗者であるバルサムのパーソナルマークと撃墜マークが施されている。

脱走したカナードの追撃任務に使われたが返り討ちに遭い、コクピットを潰されパイロットは死亡、残された機体は1号機の部品取り用に使われたほか、2号機のビームマシンガンは1号機が武装として使用している。


3号機(CAT1-X3/3)

2号機と同じく灰色と青のカラーリング。当初のパイロットは不明。

カナード脱走とプトレマイオス基地襲撃の責任を誰かになすりつけようと画策したアルテミスの上官により、なすりつけられる相手となった叢雲劾と戦闘するが、劾のアストレイブルーフレームセカンドLによって撃破されてしまう。

搭乗者のいなくなった3号機は別のパイロットの手に渡り、皮肉にも反ユーラシア連邦活動に使用されていたが、サーペントテールと交戦した際に再び撃破されている。


武装

ビームサブマシンガン『ザスタバ・スティグマト』

主兵装の一つ。銃身下部にマガジンが存在し、そこに一発ごとにパワーセルが装填されている。なのでビーム砲であるが、連射ごとにパワーセルが薬莢として排出される仕組み。


長距離ビーム砲『フォルファントリー』

背部に装備。ハイペリオン最大のビーム砲であるが例によってパワーセル方式。電池を使い切ると大きなセルが排出される。


ビームナイフ『ロムテクニカRBWタイプ7001』

例によってパワーセル方式のナイフ。使ってるセルはスティグマトのマガジンに込められているタイプと同一。


防御兵装

モノフェーズ光波シールド『アルミューレ・リュミエール

軍事要塞アルテミスの光波防御帯をMSに搭載できるレベルまで小型化した光波防御シールド。

弱点こそあるが実弾・ビームを問わずほぼ完全に防御できるほどのパワーを誇り、なおかつ中からなら問題なく透過されるため一方的な攻撃が可能となるが、一方で途轍もないほどのエネルギーを消耗し、全力展開状態では最大でも5分で本体のパワーセルが空になってしまうという致命的な欠点を抱えている。


バリエーション

ハイペリオンG

ハイペリオンの量産試作機。

コストダウンを主軸とする再設計を行い、投入領域を地上に限定し、機体各部の装備を簡略化ししている。

詳細及びバリエーションは当該記事にて。


量産型ハイぺリオン

ハイペリオンの本格的な量産機。

頭部以外はハイペリオンの完全複製とも言える代物であり、武装も原型機と同一である。一見するとハイペリオンGを宙間戦闘にも対応させた機体にも見えるが、地上用と宇宙用がそれぞれ作られている。

『フォルファントリー』がオプション化された事で、それ以外のオプション用の各種武装(キャノン砲やミサイルポッド等)に換装も可能。

GR、GLのようなAIによる無人運用やスーパーハイペリオンと同様の核動力の搭載もなされている機体も存在する。


ゲーム作品において

スーパーロボット大戦シリーズ

初参戦はW

フラグを立てれば味方になるが、加入が遅い。機体性能は高く、アルミューレ・リュミエールは気力100以上で、全属性ダメージを2000まで無効化するバリアとして再現されている。原作通り外付けのNJCを持つのでEN切れの心配がないという長所を持つ。

カナード専用機であり、原作設定を意識してか彼の能力値は全てキラのそれから-2した値になっている(防御のみカナードが+2)。特殊技能も豊富だが、似たような技能と精神コマンドを持つイザークの方が能力が高く、全体から見ても飛び抜けて高いわけでもない。


機動戦士ガンダム EXTREME VS.シリーズ

機動戦士ガンダム EXTREME VS.MAXIBOOST稼働間近になって情報が解禁された。稼働開始から使える機体の一つでコストは2500。

メイン射撃のビームマシンガン連射時に盾を構えながら弾幕を張るので射撃主体の相手には強く攻めることができる。

最大の特徴は2種の時限強化武装を持つ事。

NJCを発動させるとメイン射撃の弾数無限化・機動力UPといった強化を受けるれる。

アルミューレ・リュミエール展開中は完全無敵状態。5秒間バリア系武装中でもトップクラスの硬さを持つ。さらに再度入力でバリアの残り時間全消費してランサーモードでの強烈な突撃が可能。

これらの武装を使い射撃機を追い詰める高い能力を持つ。


しかしバリア前提なのか耐久値(他ゲームでHPに該当するステータス)が同コスト帯どころか一つ下の2000コスト帯の平均以下というとんでもない紙装甲となっている。他に一気にダメージを稼ぐ手段に乏しく「時限強化が使える時は厄介だが、無い時は放置or徹底的に追い詰める」という対策がまかり通利やすい。

また、主力のマシンガンは近距離で機能するも、とっさの近距離迎撃武装には不向きというジレンマを持つ。それゆえ格闘機等々射撃ガードが役に立たない相手にはとことん不利という相性ゲーになりやすい機体でもある。


クロスブーストの時代に2000コストに下げられた。コストダウンした分、いくつか性能は下方されたのだが、問題の耐久値が特殊武装持ち相応程度に低めレベルにはなり総合的には打たれ強くなった。


オーバーブーストの時代にはバーストアタックを使うとNJCのゲージ回復するようになり、時限強化を回しやすくなる(空撃ちでも可)。

また、カナードの新たな乗機であるドレッドノートイータも参戦している。

詳しくはドレッドノートイータを参照。


関連タグ

機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY

カナード・パルス アストレイ

地球連合軍 ユーラシア連邦 アクタイオン・インダストリー社 地球連合製のMS・MA・戦艦

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