概要
『ドラゴンクエストⅧ』に登場。作中では全員故人である。
遥か昔、暗黒神ラプソーンを神鳥の杖に封印した七人の賢者たちであり、その魂は7つのオーブに宿っている。
彼らの継承者たる子孫が全員死ぬことでラプソーンの封印が解けてしまう(※単なる死ではなく神鳥の杖で刺し殺す必要がある)。
かくして賢者の子孫たちを殺すためのラプソーンおよびそれを追う主人公の長い旅が始まったのであった。
封印を解く鍵となる継承者たちは全員直系の子孫となっているが、直系の子孫全員が継承者というわけではない。
実際、サーベルトの妹であるゼシカや、メディの息子であるグラッドは継承者としては認識されず、ラプソーンから狙われることはなかった。
主人公たちは行く先々でラプソーンによる継承者たちの襲撃現場を目にするのだが、一足も二足も遅く皆殺しにされ、ラプソーンは復活してしまった。
ストーリー上の都合とはいえ彼らを見殺しにしてしまう展開を歯がゆく思うプレイヤーも多く、本作の物語が賢者見殺しツアーなどと揶揄される原因となってしまっている。
そしてラプソーン戦では暗黒の結界を打ち破るために神鳥の杖に祈り、七賢者たちの力を借りる必要がある。
暗黒の結界を破った後は主人公たちに希望を託し、天へ召されてゆくのだった。
一覧
七賢者 | 概要 | 七賢者の子孫※ | オーブ |
---|---|---|---|
エジェウス | 『神の子』。奇跡の預言者の少年 | オディロ院長 | ゴールドオーブ |
レグニスト | 『天界を見てきた男』。神鳥の名付け親 | 法皇 | シルバーオーブ |
カッティード | 『大学者カッティード』。彼に知らぬことはないと謳われた高名な学者 | メディ、グラッド | レッドオーブ |
シャマル | 『魔法剣士シャマル』。魔法剣士兼彫刻家。聖地ゴルドの女神像の制作者 | サーベルト・アルバート、ゼシカ・アルバート | ブルーオーブ |
クーパス | 『大呪術師クーパス』。後に弟子に呪術の力を譲る | チェルス | グリーンオーブ |
初代ギャリング | 『無敵の男』。50騎の騎兵隊を単身で返り討ちにした豪傑 | 当代ギャリング | イエローオーブ |
マスター・コゾ | 魔術師。彼にしか扱えない呪文の数は片手で足りないほど | マスター・ライラス | パープルオーブ |
※正式な継承者は太字