ハワード(DQ8)
はわーど
CV:斎藤志郎
リブルアーチに住む呪術師。街一番の富豪で豪華な屋敷を有しているが高慢な性格で、飼い犬のレオパルドを寵愛する一方で召し使いのチェルスを虐待しており、町の人や配下の兵士達からの人望も薄い。だが、金払いは良いらしく、その点だけは配下の兵士は喜んでいたが、ヘマをやらかすとすぐにクビにされるらしい。何かとチェルスに対しては何故かクビにする気になれないことに不思議になっており、「きっと一生虐め倒したいのだろう」と勝手な解釈をしている。
一方で七賢者の末裔と自称するだけに呪術師としての実力は本物。
暗黒神に操られたゼシカが屋敷を襲撃した時は事前にそれを予期して対抗するために結界を張って迎え撃つも簡単に打ち破られてしまう。
主人公達が駆け付けたことでゼシカは撤退したことで事なきを得たが、ハワードは主人公達を見込んでさらなる強力な結界を張るために必要な『クラン・スピネル』を手に入れることを依頼する。
その後、主人公達が『クラン・スピネル』を手に入れて戻って来た時に、チェルスにレオパルドの餌に毒を盛ったという言い掛かりをつけて、その冤罪を晴らすためにチェルスに餌を試食させるという最低な虐待を目撃される(ちなみに、その前にハワードはチェルスに犬の餌を食うように強要してそれを拒否したことで言い掛かりをつけていた)。
屋敷に戻ると、主人公に『クラン・スピネル』を使用した強力な結界に関する本を探さしている最中に再びゼシカが襲撃し、主人公達が戦っている間に結界を完成させ、その結界でゼシカが持っていた神鳥の杖が弾かれたことでゼシカは正気に戻る。気を失っているゼシカにとどめを刺すように命令するも、主人公達の擁護で渋々取りやめた。だが、直後にレオパルドも神鳥の杖とともに姿を消す。
後日、主人公達が訪れた時は何故か調子が良くないことに悩み、不安になっていた。だが直後、屋敷の外でチェルスの身に何かが起きたことを知ると言いようのない過ちを犯してしまったことに怯え、そして神鳥の杖に操られたレオパルドがチェルスを殺して逃げた後、その過ちが判明する。
実は、先祖の初代ハワードは七賢者の一人である呪術師グーパスの弟子で、グーパスから呪術を譲り受けていた。そして、遠い未来に世界の危機が迫った時にグーパスの子孫を守るためにハワード一族は「因縁の呪術」と呼ばれる呪術を掛けられ、グーパスの子孫とハワードの子孫がめぐり逢う宿命を課せられ、「グーパスの血筋を守る」ことを使命とされていた(チェルスを放逐しなかったのもその使命によるもの)。
しかし、次第に呪術の力に溺れたハワード一族はその使命を忘れてしまい、当代ハワードがその使命を思い出した時には七賢者の末裔のチェルスは殺されてしまい、一族最大の過ちを犯してしまったことにハワードは深く後悔することとなる。
その後、チェルスの遺体は丁寧に弔い、最期まで忠義を尽くしたチェルスの言葉で改心したハワードは、ゼシカに眠っている魔法の天分を目覚めさせた。