「スーパースターをみすえるメガネ」
概要でやんす
誕生日は5月5日。
初登場はパワプロ4。パワプロシリーズのほとんどの作品で主人公の相方を務める。
主人公同様ユニフォームでいることが多く、眼鏡をかけており、素顔を見せることはほとんどない。語尾に「でやんす」を付けて話し、怪我をする時もこの語尾を忘れない。
パワプロくん同様、一部の作品などを除いて大半が別人という設定である。
(特にパワプロ9の恋恋高校に登場する矢部は明確に別人である事が示されており、2011のイベントで9主人公と彼らしきメガネの人物が登場していたりもする。)
シリーズが進むごとにオタクキャラなどの特徴がつけられていった。
また、彼の派生と思われるキャラクターも多く、海外では矢部にそっくりな「ヤーベン・ディヤンス」選手がおり、実況パワフルメジャーリーグ(パワメジャ)シリーズでの相方となっている他、サクセスの舞台が女子高の場合は彼の女性版とも言える「矢部田亜希子」選手もいる。
また、パワポケシリーズでは類似した外見をもつ通称「メガネ一族」が相方を務める。なお、メガネ一族の中には矢部と腹違いの兄弟になっている人物もいる。矢部本人も初期のパワポケではキャラクターや選手として登場していた。
名前上のモデルは初代から長く実況を担当した朝日放送の名スポーツアナだった「アベロク」こと故・安部憲幸氏。
主人公を補佐する解説キャラが必要という事で作られたキャラで、最初は「安部」という名前の予定だったらしい。しかし、あまりにまんま過ぎるという事で「矢部」に変更された。
パワプロ7と9のオープニングでは日本ハムファイターズの、パワプロ2010のサクセス画面では埼玉西武ライオンズのユニフォームを着用しているが、前述の通り主人公の相方なので設定は変化する。
eBASEBALLパワフルプロ野球2020ではキャラクターにボイスが付くようになったが、矢部の担当声優がかのピカチュウ役の大谷育江である事が判明し話題となった。
このCVはパワプロアプリのネット広告やアニメでも使用されている。
パワプロアプリ
初期より登場しており、一部を除く高校ではデフォルトで在籍している。(北雪高校では矢部田亜希子が登場している。)
イベントの矢部くんの闇鍋では拾った鍋で料理を作ろうとしたり、さいころパレードの矢部編(名称はあくまで便宜上のもの)では世界中が矢部くんだらけになるという事態に(結末としてはパワプロくんの見ていた夢というオチだった)。
イベントの回想名場面やパワプロ2022の千将高校では彼がそのままお爺さんになった様な監督である「矢部じい」も登場した。
家族についてでやんす
矢部徳子という姉がいる。職業は保険の外交員。登場はしないが一応パワポケにも存在するらしい。
パワプロ6に登場し、彼女候補の一人。現実的な考えの一方密かに歌手を夢見ており、イベントの進行次第ではデビューシングルを出すことになる。
整った顔立ちで、明雄とは似ても似つかぬ美人…かと思いきや、実は明雄の方にもメガネを外すと姉そっくりという誰得設定が存在する。
能力でやんす
選手としての能力は普通以上程度だが名門野球部に入りプロ野球選手になれるだけのものはある。
殆どの作品での彼のステータスは、以下の様なモノとなっている。
・走力が高めに設定されており、それ以外のステータスは並程度。
・青能力は「ヘッドスライディング」「内野安打○」等、走力に関わる青能力を持つ
・一方で、チャンス時に打撃能力が落ちる赤能力も持つ
機動力に長ける一方で他のステータスが並程度な為、強力な他のサクセスキャラと比べると実力はやや抑えめ。特に、チャンス時に打撃力が下がる点は痛手。
とはいえ、水準以上の能力が維持されているというのは地味に大きな存在であり、作品やシナリオによっては矢部以外のチームメイトがことごとくモブor投手ばかりというパターンもある。そんな状態では唯一頼れる彼を中核に据えて試合を進めていくことになる。
しかし素質はあるのか、特定の条件下でパワーアップを果たした場合主人公にも劣らない実力者に変貌する事も。
覚醒した場合の実力でやんす
初めて彼の潜在能力が開花するのは、99年度版の冥球島。
ダイジョーブ博士の手術を受け、死の淵から蘇った彼は殆どの能力がBorAの凄まじい水準となり、更に「アベレージヒッター」も兼ね揃えて最終戦に舞い戻ってくる。この時の名称は「真矢部」。
これと似た成長を遂げるのがパワプロ8の矢部であり、彼の評価が高いと本来以上の成長を見せる。殆どの能力がCorBと基礎値は大人しくなったが、やはり此方も「アベレージヒッター」を備えた巧打者に成長を遂げる。
パワフェスではある条件を満たせば、パワフェス決勝戦にてイベントが発生。このイベントにより、矢部は一時チームを離脱することになる(2018年度版では、更にマイナスイベントも発生)。
しかしその後の最終戦で「男・矢部」として登場。走力Sに加え、盗塁・走塁も得意と足のスペシャリストであり、「アベレージヒッター」こそ持たないが、他のステータスも平均を一回り上回る頼れる外野手として活躍してくれる。
ただ、2020でノーコストになるまではデメリットが重かった。(2016では自身の能力が下がり、2018ではマイナスイベントで決勝戦の難易度が上がる)
尚、パワフェスの矢部は他のモードよりミートが上がり、(2016では)チャンスでの弱さも改善されるため、初期メンバー(≒成長が比較的早い)ということもあって、主力を張ることが多い。
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