概要
『スーパーマリオ64』で、緑ブロックに入っているメタル帽子を取ると変身できる。
高所からの落下ダメージを除いてほぼ無敵であり、大半の敵も触れただけで倒せる。また重いため水に沈むので、その特性を利用して海底を歩くことができる。
スマブラシリーズにおいて
『大乱闘スマッシュブラザーズ』の1Pモードのステージ9に、敵専用キャラクターとして登場。
非常に重い為に吹っ飛びにくい上にかなりひるみにくいが、落下速度が速いので一旦ステージ外に押し出すと復帰技(スーパージャンプパンチ)を上手く使われない限りほぼ確実に撃墜出来る。
次回作の『大乱闘スマッシュブラザーズDX』で続投したのに加え、緑ブロックがアイテムとして登場、取ったり攻撃を加えたりするとそのキャラがメタル化して吹っ飛びにくくなる。
さらに、本作における1Pモードの一つ『シンプル』では、メタルマリオ以外にも他のファイターがメタル化した敵専用キャラが登場する。
また、『アドベンチャー』では一定の条件を満たすとメタル化したルイージも一緒に登場し、メタルマリオブラザーズとして現れる事がある。
尚、メタル化している間はボイスが一切出ない。
最新作である『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では勝ちあがり乱闘をクッパでプレイするとマリオ撃破後に専用BGMであるメタルバトルが挿入されると共に乱入する最後のボスとして登場。
また、スピリットとしても登場しており入手条件がかなり難しい(メタルキラーを持っているスピリットを持っていれば難易度がかなり下がる)。
スーパーマリオブラザーズワンダーにおいて
ワンダー発生時限定の変身形態として登場。この変身ができるコースは1つのみ。
ジャンプ力は低下するが、オリジナル同様に敵を触れただけで倒せるようになる。また帯電した敵やギミックの電流に触れると一定時間帯電し、この状態では電光で周囲が明るくなりコイン吸い込み能力も付与される。
オリジナルと最も異なる点は、既存の変身形態にメタルの特性を上乗せする形になる事(スーパースターによる無敵化と同じようなもの)。そのためメタル化前の変身能力も使用でき、アイテムでその能力を切り替える事も可能。
またベース形態がわかるようにするためか、本作ではカラーリングはそのままで金属質の光沢だけが追加された外見になる。ベースがゾウ変身であればもちろんゾウの外見のままメタル化する。
他メディアにおいて
『ニンテンドーパズルコレクション』のDr.マリオ(国外版におけるDr.MARIO64)では、ワリオルートでNORMAL以上の難易度でノーコンテニューでラスボスに勝利すると隠しキャラとして対決することになる。外見はドクターマリオをメタル化させたような感じになっている。
なお、戦う事になる経緯が「ワリオが横取りしようとした魔法の薬が転んだ拍子にマリオの全身にぶっかかって変身する」というもの。また、声が少し変わっている。
『マリオカート7』ではドライバーとして初登場、クッパにおけるほねクッパのようなポジション(別キャラ扱い)である。
メタルらしく重量級プレイヤーで、エフェクトのかかったマリオの声を発する。なお、彼がこの作品の主人公だと言われている。
次回作の『マリオカート8』、前述の作品のアッパー版の『マリオカート8DX』、『マリオカートツアー』にも登場した。さらに、『マリオカートアーケードグランプリデラックス』にも登場している。
海外版『マリオゴルフ64』ではバーディバッジを108個全て集める事で使用出来る。
余談
マリオストーリーでは2ターンの間動けない代わりに3ターンの間石化状態になり無敵になる「ストーンぼうし」というアイテムが登場する。
関連キャラ
スーパーマリオ64DSに登場したワリオがパワーフラワーで変身した姿。
リメイクに伴いキャラが追加され、マリオの3種の変身がルイージとワリオに分散されたことにより登場。そのため64DSではメタルマリオへの変身はできない(パワーフラワーでは風船マリオに変身する)。
キャラの基本仕様はワリオのものだが、メタル化については64のメタルマリオと変わらない。
マリオカート8に登場した隠しキャラ。
全身がピンクゴールド風のメタリックボディになった重量級ピーチ。
Newスーパーマリオブラザーズ2に登場したマリオが変身した姿。
その名の通り全身が黄金ボディになったマリオ。
他にもマリオカート8DXにて隠しキャラとして登場している。
クッパJr.が変身したマリオの偽者。