サイ(NARUTO)
さい
プロフィール
概要
カカシ班の新メンバーで、暗部養成機関【根】に所属している。動物の絵を実体化して操る忍術『超獣偽画』を使う。
サイという名はダンゾウに与えられた仮称であり、本名は不明。名前の由来はおそらく『彩』、またはサスケの名前の元ネタである忍者のライバルである霧隠才蔵のサイと思われる。年齢はナルト達より1つ上で、容姿と声が少しサスケに似ている。肌が非常に色白く、ナルトが顔が赤くのぼせるほど風呂に浸かっていても、サイは普通の人の肌色になるだけである。
根で感情を殺す訓練を長年受けていたこともあって、コミュニケーションが苦手で、悪気なくサクラを「ブス」と言って怒らせてしまったり、チョウジを「デブ」と言い掛けナルトに止められた事がある。
それでもナルトと本当の友達になりたいらしく、彼なりに努力をしており、当初は犬猿の仲だったがだいぶ打ち解けてきた様子。
サクラからは怒らせてよく殴られているが、サイ本人はなぜ怒られるのか理解できておらず、おそらく使っている言葉の意味がよく解っていないと思われる。
ナルトとの出会い頭に「チンポついてんですか?」(アニメでは規制がかかりちんちんになっている)と言うなど、度々下品な発言を平然としていたのも、そのためだと考えられる。
分からないことがあると本を読むが、その内容を鵜呑みにしすぎる傾向がある。
肉親はいないようで、幼い頃に知り合った【根】の先輩・シンを兄と慕っていた。
しかし、最終回では「美人さん」と評した事が馴れ初めになったのか、いのと結婚しており、息子のいのじんをもうけている。
これに伴い山中家に婿入りし、「山中サイ」を公的な本名として名乗るようになった。
子供達が訓練をサボった事で不機嫌になっている妻のいのにも優しくフォローを入れる等、より温和さや人間味のある成長振りを見せるようになっている。
……しかし感情を取り戻した反動なのか、すっかりいのの尻に敷かれており、その様は「奥さんに強く言えない気弱な旦那」である。
後にはたけカカシの計らいにより、竹取ホウキ、黒衣ハコ、国防レンガの3名からなる第二十五班の担当上忍に就任。3人はそれぞれ類まれなる個性(瞬間記憶能力、洞察力、防御力)を持っており、諜報のスペシャリストであるサイの下で諜報任務に従事することになった。