和実よね
なごみよね
CV:宮崎美子(第38話にて判明)
概要
ゆいが毎回口にする和実語録の引用元となっている人物。
本編開始時点ですでに故人。街の人々からは「およねさん」と親しみを込めて呼ばれていた。
特に不思議な力を持っているわけでもない普通人であるが、様々且つパワフルな伝説を持ち、
と言ったものがある。正しく、高性能ばあちゃんである…。
街の人々からは好かれ頼られており、いわゆる世話役的な存在だったようだ。
おいしーなタウンのシンボルである招き猫も、彼女がなごみ亭に置いたのが最初とのこと。
さらには20年くらい前にクッキングダムの伝説のクックファイター・ジンジャーが空腹で倒れているのを見つけ、ご飯を食べさせてあげたことで、命を救った。
さらに、素性の知れないジンジャーにこまかいことは詮索せず、しばらくの間居候として家に住まわせていたという太っ腹な女傑である。
この時期に、ジンジャーはおいしーなタウンの街の人々と親交を持つようになった。ジンジャーが街の人たちに受け入れらたのは「およねさんが受け入れた人なら間違いない」という信頼があったからの様子。
それから20年後のTV本編において同じくクックファイターであるローズマリーがおいしーなタウンの大人たちに何も詮索されずに受け入れられたのは、このジンジャーの一件があったからである。その意味では、よねがいなければローズマリーがこの街に居着くことができなかった可能性もあり、本作の物語は始まる前に終わっていたかも知れない。
本編での言及
第1話から何度か回想シーンに登場していたが、名前自体は第7話まで伏せられていた。
第10話では和実家の写真立てにお供えがあり、ローズマリーがそれを見ながら「お会いしたかった」と呟いていたことから、既に故人であることが示唆されている(第30話での藤野夫妻の回想から、少なくとも5年前(つまり2017年(平成29年)のこと)までは存命だった模様)。
第34話にてゲストキャラの浅井又三郎の「墓参りに来た」という発言やゆい自身も「少し前に亡くなった」と明言したり、第38話の回想シーンにて彼女の葬儀が行われていたため既に故人であることが確定している。この時に上述しているパワフルな伝説がいくつも語られた。また、20年前にジンジャーを匿ったことや、後に街のシンボルとなる招き猫は彼女がなごみ亭に置いたのが最初ということもこの時に語られている。
第38話にて、20年前のよねがタイムワープしてきたゆいと邂逅する。ゆいは自分が孫だとは名乗らなかったが、「いいのよ。何だかゆいちゃんの事、他人って感じがしなくて」と直感的に何かを感じてた様子。
この際、よねは「次の世代へバトンを受け継ぐ意味」をゆいにわかりやすく諭している。
『ごはんは笑顔』
「この言葉はね、バトンなの」
「わたしがいなくなっても、大切な子達を支えられるかもしれないでしょ」
そしてこの話のエピローグにて・・・
余談
名前の由来は「米」からだと思われる。
関連タグ
坂東いすず:9年前の主役キュアの祖母で、よねと同じように主人公の人格形成に大いに影響を与えた人物。物語開始時点で故人という点も共通。
ヨネさん:名前繋がりで4年前の作品のゲストキャラクター。一見普通のお婆ちゃんに見せかけて、実はボディービルダー顔負けの逞しい筋肉の持ち主で(本人曰く「毎日米俵運んでる」との事)、
その屈強すぎる腕部は登場人物だけでは無く、視聴者に衝撃を与えた。
ヨネ(ポケモン):名前繋がり。顔の似た子孫(作中では明言されていない)がいる。
五色田ヤツデ:機界戦隊ゼンカイジャーの主人公、五色田介人の祖母。主人公の人格形成に大きな影響を与えた人物繋がりだが、こちらは故人ではなく、数年前に行方不明になった息子夫婦の代わりに孫の面倒を見ている。
沖田十三:往年の名作の『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の名艦長にして、メインキャラの一人。彼の場合は大病を患っていながらも地球を救う使命の為、主人公・古代進を含めた多くの若者達を導き、イスカンダル星から帰還して地球を目にし、一人息を引き取った(ここの流れは旧作もリメイク版も共通)。その後も古代に影響を与えているらしい描写が多々あり、リメイク版アニメの『宇宙戦艦ヤマト2202』の1章ごとに冒頭で彼のと思しきナレーションで前章までの説明がなされており、最終第7章では「残念ながら私はここから見守る事しかできない」と、明らかに沖田艦長によるものだというのが発覚している。なのでここもよねと共通していると言えよう。
連続テレビ小説:主人公の亡くなった祖母がナレーションを務める作品が多い。
忍風戦隊ハリケンジャー、仮面ライダー龍騎、おジャ魔女どれみドッカ〜ン!:20年前(2002年)にニチアサの時間にやってたアニメ、特撮。