アニメ版CV:鶴ひろみ。
通称「ウッちゃん」(通称はうっちゃんではない)。
高校生だが、東京練馬区に店舗を持つ元祖関西風お好み焼き屋「うっちゃん」の経営者。
人物
早乙女玄馬によりいわゆる結婚詐欺(玄馬は幼少期の乱馬にお好み焼きと右京のどっちが好きかと問い、お好み焼きが好きと答えて玄馬は乱馬本人が決めたということになっている)の被害を受け幼少期から自分を捨て持参金代わりのお好み焼き屋台を持ち逃げされた早乙女親子への復讐の為に、お好み焼きだけでなく格闘の修行も積んできた。
戦闘時はお好み焼きに使用する道具を駆使して戦う。
背中に携える大きなヘラがトレードマーク。
元々は乱馬に惚れていた為、許嫁の話どころか女だとすら知らなかった乱馬を決闘の末に許し、以後アプローチを繰り返している。
早乙女親子に捨てられてからは大概上は男性として生きてきた為、高校では男子校時代の制服を着ている。
ただし、作者が同じ『うる星やつら』の藤波竜之介とちがって、いたってノーマルな女性としての意識があり、体育では他の女生徒と同じブルマを着用している。
風林館高校の女子制服も一応持っているらしく、アニメではオリジナル回の『右京のスカート大作戦』等で着用。
就寝時は着物。
原作では髪の色は黒、アニメでは茶髪。
お好み焼きについては人生そのものと呼べるぐらい情熱を注ぎ込んでおり一度勘違いからお好み焼きの道を捨てようとした際は数日で幻覚を見出したり無意識にヘラで食材を焼こうとするほどのジャンキー体質。一応他の料理もなんでも上手い。
ちなみにアニメでは一度思いっきり広島風のお好み焼きを焼いてしまっている。
恋愛
恋愛に関しては、同じく乱馬の許嫁なあかねとはクラスメイトで仲が良い友人の一人でもあり、よほどの理由がなければ腕力に訴えることもなく「ほっといたら置いてかれまうで!」と声援をかけたことも。排除を目論むにしても良牙とあかねをくっつけようとしたり、乱馬を懐柔しようとする程度。自分の魅力を磨く事もある。小太刀やシャンプーと違って乱馬の気持ちを無視して突っ走ることはほとんどないが、なびきが乱馬の許嫁となった回では、あかねと違ってケンカ慣れしてないから少し脅せば許嫁の座を明け渡すと腕力に訴えようとして、シャンプーの「なびき亡きものにすればタダね」発言にその手があったかと乗っかている。さらにひな子が乱馬に気があると思い込みシャンプーや小太刀とケンカを吹っ掛けるなど過激な面もある。
八宝斎のせいで乱馬が弱くなった時に「うちが一生養ったる。乱ちゃんは遊んでればええのや」と言っていることからも尽くす女だと思われる。ただし、これは正式に結婚したらの話らしく、博打王キングに勝つための博打の特訓で乱馬が負けた分のツケはきっちり労働させている。
良牙とコンビになることが多く、アニメや映画などでは原作より関係が強調されている。破恋洞での一件では、原作においても良牙と組んで乱馬とあかねを破局させようと四苦八苦した結果、乱馬とあかねに付き合っていると勘違いされ、生霊たちからも乱馬とあかねより仲がいいと言われているが、OVA「ああ、呪いの破恋洞!我が愛は永遠に」では描写が盛られまくっており、良牙と右京がくっつくことを期待するファンもいた。
終盤、良牙の恋人となる雲竜あかりが登場しているのだが、登場が終盤の上に出番が余りにも少なかった。その為、いわゆるカップリングでは右京と良牙を連想するファンが多い様子である。(→良右)
また、同じ男子校出身の紅つばさや小夏といった女みたいな男に好かれる傾向にある。
技
会得した武術にお好み焼き作りの技術を組み込んだ我流武術で戦う。
主な武器は背中に負った巨大なヘラだが、お好み焼きの具材や料理器具も駆使する。
並みの相手は徒手空拳でも軽く捻じ伏せる程度には強い。
小ヘラ投げ
右京の基本技で、遠くの相手に向かって隠し持った小ヘラを投擲する。
セメントと接着剤入りの生地
セメントと接着剤を混ぜたお好み焼きの生地で相手の動きを封じる。
ゴム入りやきそば
ゴムを練り込んだやきそばで相手を拘束する。
天カス癇癪玉ミックス
その名の通り癇癪玉の煉りこまれた天カスを相手に向かって投げる。
メリケン粉爆弾
メリケン粉の粉塵で目くらましをする。
秘伝のソース
右京が父の秘伝書を内緒で拝借して作ったソースだったが、幼少時の乱馬のイタズラによって本物は毀れて無くなってしまっており、実際の物は乱馬がごまかしで作った偽物であったため、あかねの作る料理と同じ味になってしまった。