概要
カサンドラ(登場ステージであるデータダイン社のトップ、悪人)の専属のボディーガード。
武器はショットガンとピストル。スペシャルミッションではサブマシンガンとピストルを二丁拳銃で使用する事もある。
別名・表記ゆれ
彼女達の名前に表記ゆれがあるのは、おそらくレア社本家の方でも名前を統一して無く、二つの名称で呼ばれており、1つ目はデータダイン女ガードであり、2つ目はカサンドラのボディーガードである。前者は、英語版でdataDyne Female Guardとコンバットシミュレータで表記されており、日本語版ではdataDyneの綴りを省略して訳された結果がdD女ガードと表記されている。後者は、おそらく、英語版でデータダイン本社<保護>の表記でDefeat Cassandra’s bodyguardsと書かれており、Cassandra’s bodyguardsを訳して、カサンドラのボディーガードと海外では呼ばれていることがある。ただし、日本語版では、ボディーガードを全て倒せとしか訳されていなかったので、日本ではカサンドラのボディーガードとはあまり呼ばれていない。
以上のような経緯で、日本語版のdD女ガードを正式名称としている。
その他にも名称があり、英語では、Female Bodyguard, Female Guard.
日本の攻略本には、女性ボディーガード、女ガードマン、女戦闘員と表記されている。
リーダー格には、日本語版でボディーガードリーダー、英語版ではdataDyne Captain「データダイン キャプテン」である。
外見
黒いレザーの上着に白のズボンと黒のロングブーツは乗馬服のようで上品な服装である。
登場シーン詳細情報
ステージ3にあたるデータダイン本社<保護>で初登場し、それ以降は、スペシャルミッションになるまで出番無し。データダイン本社<保護>においては、待ち伏せし、ショットガンを撃ってくる。外には機銃を乱射するヘリもいて危険である。
コンバットシミュレータにも登場しており、チャレンジ5はノーマルタイプであるが、チャレンジ29においては闇タイプであり、高度に訓練され、かなり正確に撃ってくるので最高難易度の危険である。
見どころなど
少し昔のゲームでしかもやられのモーションも男性キャラと共有ではあるが、そのやられのモーション数がとにかく多彩である。
首を押さえてへたり込み、バッタリ倒れる。顔面を押さえながら後ろに転げ大股を開いて倒れたり、腰を押さえ悶絶しながら動かなくなる・・・等。
極端に出番が無く、やられてもすぐに消えてしまうのが惜しいが、映画の様な見栄えの良いやられモーションは貴重だと思われる。
悪い女が物の様にバタバタやられていくシチュエーションが好きな人向けなキャラかもしれない。
ただし、彼女達が登場する場面は難易度が高く、下手すれば撃ち負けて自分が死亡する。
主な武器と装備
ベネリM3:彼女達が主に使っている武器。
TMP:スペシャルミッションの時に使っている武器、二丁拳銃で使用している女戦闘員もいる。
ダブルイーグル:武装解除された時に隠し持っている武器、スペシャルミッションの時のボディーガードリーダーは二丁拳銃で使用している。
FA-MAS:コンバットシミュレータのチャレンジ5で使用している。
コルトパイソン:コンバットシミュレータのチャレンジ29で使用している。
G36C:コンバットシミュレータのチャレンジ29で使用している。
ロケットランチャー:チートで全敵Rランチャモードをオンにするとミッションモードに登場する全ての女戦闘員達がRランチャを装備した状態になる。データダイン本社<保護>のエンディングでは2人の女戦闘員が持っているが、標的と敵の飛行艇が目の前であるにもかかわらず外している。ついでに言うとこのRランチャにはロックオン機能が付いている訳で自社製品のRランチャなのに使いこなせていないというドジっ子ぶりを演じている。
素手:武装解除された状態や全敵素手モードでは素手で戦い、パンチだけでなく、ローキックやハイキック等のキックも武器を持った敵に対して勇猛果敢にお見舞いしている。データダイン本社<保護>のエンディングでは2人の女戦闘員が何も持っておらず、銃を持ったポーズをしている。この時のジョアンナ・ダークは武器を持っており、なんの罪のない彼女達を倒すという悪行が垣間見れる。因みに武器持った状態でも敵が近づいてきたらパンチやキックをお見舞いしている。彼女達の優しさなのか分からないが、武器持った状態で近距離にいたら、彼女達は武器を使わず、敵に接近してパンチやキックをお見舞いしてくる。まさしく女子力(物理)高めで戦乙女達でかっこいい。「彼女達は言葉遣いや服装等が上品なので女子力は普通に高い」
ナイトビジョン:彼女達もデータダイン本社<保護>で使用しており、屋上でジョアンナと対峙する時に使用している。屋上の壁横にあるライトをオンにすることで一時的にやられている。
乗馬鞭:ゲーム内では登場して無いが、1999年のE3のイベントにて使用している。
その他
・ボディーガードのはずなのに、カサンドラのオフィスには一人もいない。
・銃を奪うと降伏するが、目を離すと文字通り消えてしまう。
・降伏した女戦闘員を倒してもゲームの進行に影響が無い。
・データダインの<保護>で無傷で暗い時に隠密で全ての敵を倒し、エレベーターで上の階へ行き曲がったところにいる敵を倒しカードキーを手に入れ、1階のセキュリティールームに行くと中にはミスター・ブロンド、2人の女戦闘員、カサンドラ(ボディーガードを倒した後)がいて、エンディングまでセキュリティールームにいる。無敵状態だがいたずらが可能であり、エンディングの際に面白動画が見れる。余談だが、カードキーでデータダイン社の入り口(いつもロックされてる自動ドア)が開き、そしてそのまま街の外に進むと道路なのに何故かどこかに落ちて死亡する。
・N64版とXBOX版で、デザインが変更されている。
・XBOX版の黒髪の女戦闘員にはマレフィセントのデザインされているピアスをしているので、ディズニー女子かもしれないが、そんな彼女にも実在のモデルがおり、レア社に勤めているLouise O'Connor氏である。
・余談だが、ジョアンナ・ダークの名前の由来はジャンヌ・ダルクであり、dD女ガードのユニフォームもジャンヌ・ダルクの服装がモチーフとされている。
・敵女、女ザコ、悪女とされるが、本当のストーリーの内容を知ると彼女達は悪役では無く、会社や上司の為に一生懸命に働くOLで被害者でもあり、なんの罪のない彼女達を倒すジョアンナ・ダークの方がもっとも悪役で悪女でもある。dD女ガードは悲劇のヒロインでもあり哀しき悪役を演じている。
・パーフェクトダーク20周年記念で彼女達にモデルがいたことが判明した。(英語サイト)
関連動画
そして1999年のE3に彼女達が出ていた。(英語とフランス語)
(2:04~)
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パーフェクトダーク データダイン女ガード カサンドラのボディーガード