概要
2000年発売のNintendo64スポーツ系FPSゲーム。
制作は日本国内でFPS人気を確立した「ゴールデンアイ 007」と同じレア社であり、世界観は異なるが実質的な後継作品である。
※Nintendo64実機でプレイする場合はメモリー拡張パックが必須
ストーリー
舞台は科学技術が高度に発達した近未来。
国内の兵器開発・企業犯罪を監視する「キャリントン協会」へ突如として救出要請が発信される。
発信者は「ドクター・キャロル」と名乗り、兵器開発企業であるデータダイン社によって監禁され、殺される寸前であることを告げてきた。
カサンドラ・デブリーズが運営する兵器開発企業のデータダイン社は近年不自然な急成長を遂げており、実態調査を模索していたキャリントン協会は強行査察の大義名分を得ることにもなり、救出要請を受諾した。
この重要任務に選ばれたのはキャリントン協会の新人エージェント、ジョアンナ・ダーク。
実戦経験は無いが訓練成績で完璧な結果を出した彼女は「パーフェクトダーク」のコードネームを与えられる程の優秀なエージェントである。
かくして彼女は初任務であるドクター・キャロル救出のため、データダイン社へ単身潜入する。
登場人物
ジョアンナ・ダーク
本作の主人公。詳細はリンク先参照。
ダニエル・キャリントン
「反重力デバイス」を開発したことで世界的に有名な男性科学者。ジョアンナ属するキャリントン協会を設立した実業家でもある
ジョアンナのミッションは彼もリアルタイムでモニターしており、場面によっては彼の命令や科学的な助言が入ることもある。
ドクター・キャロル
データダイン社に所属する科学者。
同社の極秘プロジェクトに関わっていたが、これに異を唱ええた事で拘束されてしまい、データダイン社の最下層に監禁されてしまった。
カサンドラ・デブリーズ
兵器開発企業「データダイン社」のトップを務める非常に高圧的かつ高飛車な性格の女性。
カネと権力を得るためなら手段を選ばず、他人に指図されることを極端に嫌う。
身につけている豪華なネックレスは生命反応とリンクしているアクセスキーであるため、データダイン社の極秘エリアへ潜入するには彼女を生かしたまま奪う必要がある。
トレント・イーストン
アメリカ国家安全保障局の局長を務める男性。
国防に関わる職にありながらデータダイン製兵器の密輸・横流しなど、兵器産業の裏社会を牛耳る汚職役人である。
真っ赤なスーツにゴールドカラーの銃身、タイガーストライプのグリップというド派手なカスタムリボルバーを所持しているが、その内心は自身の権力を見せつける事で虚勢を張る臆病者である。
ミスター・ブロンド
その名の通り金髪で、他のNPCより一回り大きな体格をしている白人。
キャリントン協会でも身元どころか名前さえ割れなかった謎の多い人物である。
データダインが目論む極秘プロジェクトを主導しており、その権力はカサンドラとトレントへ命令を出せることからも察せられるほど絶大。
備考
・現在、レア社はマイクロソフトの傘下となり本編の前日談となるXBOX360用ソフト「パーフェクトダーク ゼロ」やXbox Live ArcadeでHD化されたパーフェクトダークが配信されている。
・発売前の一時期は「赤と黒」という仮称のタイトルになっていた。
関連動画
日本版のCM