概要
日本では任天堂から発売された。
ズバリ難易度はレア社らしい高難易度のゲーム。
(しかしレアリプレイに収録されているXbox版では操作性が見直されている為、ある程度簡単と化している)
敵の弾であっても敵に当たり判定があるなどのゲーム性が特徴的(敵が自爆する事が多々ある)で、戦術的に立ち回れば兵力差があってもかなり縮めることが可能。キャラクターの外見はかなり濃いが、世界的な評価は高い。
体液は緑色だがけっこうえげつない描写があるため、グロ耐性がほとんどない人は要注意。
原題(英題)は「JET FORCE GEMINI」となっている。
日本版のTVCMではムツゴロウが主人公の1人であるループスをかわいがっていた。
主人公がジュノ&ベラの2人組となっており、両親が宇宙海賊に殺されたことをきっかけに宇宙平和活動をする銀河警備「ジェットフォース部隊」に入隊。しかし部隊でも頼れるほど成長したのもつかのま、今度はマイザーなる侵略者に部隊のほとんどを壊滅させられてしまう。
また、数少ない生き残りとしてロボット犬ループスがお供に付いている。
2023年11月30日に『NINTENDO64 NintendoSwitchOnline』にて「ゴールデンアイ007」と共に配信される事が発表された。当初ニンダイに予告されていなかったタイトルな為、本作を知るゲーマーは突然のまさかの配信に思わず驚いた人も多いではないだろうか。
ただし、「ゴールデンアイ007」同様CERO-Z区分になっている為18歳以下はプレイ不可。プレイする際は本作と同時に配信される『NINTENDO64 NintendoSwitchOnline+18』を購入しなければならないので注意(このような形式でのダウンロード配信はNintendoSwitchOnline史上初である)。
登場キャラクター
プレイヤーキャラクター
3人のキャラクターはそれぞれ
炎耐性、水耐性、常時飛行可能、の固有の特殊能力を備えており、この3人のキャラクターの能力をいかに上手く使いこなせるかが完全クリアする上での重要なカギとなる。
- ジュノ
銀河警備隊「ジェットフォース」の若き隊員。
思慮深く落ち着いた性格で正義感も強いが、宇宙船の操縦についてはからっきし。
キャラ固有の能力は、溶岩地帯を歩行可能。
- ベラ
ジュノの双子の妹。揺れる。時々パンツも見える。
兄と違って活発で勝気な性格。基本的に考えるより先に行動するため、トラブルに飛び込んでしまう事もしばしば。
キャラ固有の能力は、水中を移動可能。
- ループス
ジュノとベラの相棒であるロボット犬。
タフで忠実。
キャラ固有の能力は、ホバリング可能。
- フロイド
元マイザー軍のドローン兵。
しかし残虐な同胞のやり口に付いて行けず軍を離反、ジュノ達と行動を共にする。
行動を共にするといたるところでミニゲームをすることができるようになる。
味方
- トライバル
小熊。クリアするには全員の救出が必須。
悪役
- マイザー
無数のドローンを率いて銀河征服を企む悪の親玉。
巨大な昆虫そのものの姿をしているが、その正体は……?
- ドローン軍団
マイザーの尖兵である昆虫型ロボット軍団。
最も数の多い雑兵「ソルジャードローン」、高所に陣取る狙撃兵「スナイパードローン」、トライバルを専門に狙う特殊部隊「ニンジャドローン」、体力の多いエリート戦闘員「ライノドローン」、大柄な小隊長クラス「スタッグドローン」など様々な種類が存在。
その他
- キング・ジェフ
…etc
ゲームの評価
作品の知名度も低く、体液がド派手に飛び散ったり、キャラクターデザインも少々受け入れられがたいようなキャラが多く、非常に厳しい難易度のゲームである為(64版あるいはSwitch版でプレイした場合)、多くのユーザーにプレイを敬遠されてしまいがちな不遇な作品。
しかしゲームとしての完成度は決して劣っておらず、同月に発売された同じレア社のドンキーコング64と比べると、作業感が強い・陰湿なステージやおとなしい音楽・ミニゲームやボス戦のバランスが不親切…といった問題点はあまり見られず、それと比較すると割とプレイしやすいゲームに仕上がってはいる。
いわゆる隠れた名作と呼ぶのににふさわしいレア社ゲームである。
また、体がバラバラになり体液が飛び散るというのもプレイしていくと非常に快感であり、DOOMなどの現代のグロテスクな撃ち合いの洋ゲーが好きという人にとってはかなりお勧めできる作品と言えるのではないだろうか。
日本版と海外版の違い
・タイトル
・人型キャラクターの頭身が違う
・海外版では、敵や味方をヘッドショット出来る事による特殊演出がある
余談
『バンジョーとカズーイの大冒険2』ではボトルズの家の子供部屋にジュノとベラが描かれたポスターが貼られている。
ネット上でアップされているスターツインズ関連のイラストは、ほぼベラが大多数を占めている。
やはり日本はもちろん、ベラ以外のキャラデザインは海外でも受け入れられていないような印象が見て取れてしまう現状となっている。