強化系

きょうかけい

漫画「HUNTER×HUNTER」に登場する特殊能力「念」の属性の一つ、またはそれを得意系統とする能力者。

概要

念能力の系統の一つ。六性図では一番上の頂点に表記される。

オーラでモノの持つ力や働きを高める能力。

主に自分の身体能力を強化する使い方が基本。例外として自身の知能を向上させる者もいる。

他にも、物体にオーラをまとわせてその能力を強化することもできる（例：刃物にオーラをまとわせて切れ味を鋭くする、独楽に纏わせて回転数を上げるなど）。

これらの能力は、念の応用技である「凝」や「周」を使うことで他の系統の能力者にも可能ではあるが、強化系能力者のそれは他系統よりも優れている。

身体を強化すると攻撃力や防御力だけでなく自然治癒力も高まるため、戦闘面においては六系統で最もバランスが取れている系統である。

ウイング曰く「特別な能力や制約に頼らずとも、纏と練を極めていけば、それが必殺技と呼べる程すごい威力となる」。

発動する効果がシンプルな傾向である故に、搦め手に対して弱い側面もあり操作系・具現化系能力者等のトリッキーな戦法を取る相手に対して、一対一では後れを取ることがある。

六系統では特質系の正反対に位置するため、それ以外のすべての系統を60%以上習得できるのも強化系の長所である。作中では5系統すべてを組み込んだ念能力者が２人登場している。一方は格上の相手すら凌駕する神懸かりの「発」へと到達し、もう一方は天賦の才から、本来不可能な能力を習得した。

ジャジャン拳	百式観音	暗黒の鬼婦神