プロフィール
年齢 | 14〜16歳 |
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誕生日 | 10月22日 |
誕生石 | オパール |
星座 | 天秤座 |
血液型 | B型 |
好きな宝石 | トパーズ |
好きな色 | 赤、黄色 |
好きな食べ物 | アイスクリーム、カレー、ラーメン、ギョーザ |
苦手な食べ物 | しいたけ |
好きな教科 | 体育 |
苦手な教科 | 数学、英語 |
趣味 | アイドルの追っかけ |
特技 | 遊ぶこと、バレーボール、ゴマすり |
嫌いなもの | ママ、お巡りさん、ガードマン |
将来の夢 | アイドル |
CV | 深見梨加(旧作アニメ版)、住友七絵(第163話のみ代役)、伊藤静(Crystal) |
演 | 小松彩夏 |
※原作漫画準拠。アニメ版では英語が得意、実写版では趣味のアイドルの追っかけが廃され(実際にアイドルであるため)、生クリームが苦手といった差異がある。
概要
セーラーヴィーナス、またはセーラーVに変身する。大きな赤いリボンを飾った金髪ロングの少女。白猫のアルテミスを相棒に持つ。
港区立芝公園中学校のバレーボール部員。趣味は美少年アイドルの追っかけで、アイドルを目指して芸能界デビューを夢見ている。
勉強は苦手だが、鉄棒で大車輪を決めるほどの運動神経を持ち、体育の成績だけは優秀。後に都立十番高校に進学した。
明るく溌剌としたお調子者で、容姿・キャラともに月野うさぎと似たところが多い。登場した頃は戦歴の長さからお姉さん的だったが、徐々に元のおバカ系へと変化していった。
木野まことに次ぐレベルで……というか、同レベルで惚れっぽい。「コードネームはセーラーV」では初恋を繰り返しては撃沈し、怪盗Aからも「そーいや君は昔(前世)からほれっぽかった」と指摘されてしまうレベルで、アルテミスすら敵味方の枠を超えて同意した。
「美奈子」という字は読み方を名前を音読みに変えると「びなす」になり、「ビーナス」→「ヴィーナス」とも読める(出典は少女漫画「悪魔の花嫁」の主人公の名前である)。
2020年にNHKのBSプレミアムで放送された「全美少女戦士セーラームーンアニメ大投票」で4位(セーラーヴィーナス/スーパーセーラーヴィーナスは12位)にランクインした。
原作版
るんるんに掲載された短編漫画『コードネームはセーラーV』の主人公として初登場。
愛称は「美奈P」「美奈」「美奈ちゃん」「Vちゃん」。親友はプロト版水野亜美の空野ひかる。
三日月ハゲの白猫・アルテミスの導きで愛の女神アフロディーテの化身ヴィーナス(コードネーム:セーラーV)に変身し、真実を映す不思議なコンパクト「クレッセントコンパクト」をもらう。
ゲーセンのクラウンに入り浸るゲーム好きで、オタクは恋愛対象外らしいがオタクに優しいギャルという感じの性格。
トレードマークの赤いリボンの髪飾りは何度目かの初恋の相手・東先輩の好みに合わそうと買ったものだが、東先輩は敵だったので倒した。Vちゃんの活躍を読みたい方は、『セーラーV』もしくは『ショートストーリーズ』をどうぞ。
テレビドラマから現れた謎の助っ人・怪盗Aとの悲恋を経験し、最終的にセーラーヴィーナスに覚醒。『セーラームーン』ではダークキングダムの目を欺くため、月のプリンセスの影武者として暗躍する。
旧作アニメ版
愛称は「美奈子ちゃん」。
イギリス留学経験があり、英語が得意。インターポール捜査官のカタリナと組んでいたが、思いを寄せていたアランとカタリナの交際を知って帰国した。まこととは何度か喧嘩する。
しばらく猫をかぶっていたが、Rのナース事件とSでうさぎ以上のドジを晒してハジけた。
バレー部での特技は「フライング回転レシーブ」だったが、セーラーVになったのを機に退部した。バレー部のエースの浅井努と両想いだが、くっつくことはなかった。
迷言(間違い諺)集
テレビアニメでの彼女をおバカキャラたらしめたのが『R』から用いる間違った諺である。そのほとんどが言葉そのものを間違えており、そのたびにアルテミスや水野亜美からツッコまれている(たまに言葉自体は合っているが使いどころを間違えていることもある)。
以下は彼女が劇中で使用した諺である。
美=美奈子
う=うさぎ、亜=亜美、レ=レイ、ま=まこと、ア=アルテミス、ち=ちびうさ、元=古幡元基、大=大気光、ダ=ダイアナ
第37話
美「なんて怪しい! 調べてみたいって思うでしょ? 求めよ、さらば答えられんってやつね♪」
亜「求めよ、さらば与えられんじゃなあい?」
第50話
美「待てばカイロも温まるってね♪」
亜「待てば海路の日和ありじゃないかしら」
第52話
う「美奈子ちゃんも寝坊したの?」
美「そうなのよ、春眠赤土を耕すってやつなのよ~」
ア「それを言うなら春眠暁を覚えずだろ!?」
第78話
う「大丈夫よ、風邪はもう治りかけてるから・・・」
美「駄目よ、安心しちゃいけないわ。昔から言うでしょ? 明日は明日の風邪をひくって。」
ち「そうそう!」
ア「それを言うなら明日は明日の風が吹くだよ…」
同上
(美奈子の看病で喧嘩するうさぎとちびうさを後目に)
美「はぁ、これが人のふりして我振り回されるってこと?」
ア「違うって…」
第79話
美「昔から身を捨ててこそ浮かぶ瀬戸物もあれって言うじゃない」
ア「浮かぶ瀬戸物もあれじゃなくて浮かぶ瀬もあれだろ」
第90話
(亜美に叱られるうさぎを見て)
美「戦いで遅れた分を取り戻さないと。後悔さっきのタラコって言うものね」
う「うん…」
亜「ちょっと待ってうさぎちゃん、今のは覚えちゃだめよ! 正しくは後悔先に立たずよ!」
第92話
美「うさぎちゃん!青春は一度しかないのよ。もし受験に失敗したらどうするの!? あぁ~やっぱりあのとき遊んどけばよかったって思うでしょ!? ほら、急がば戻れって諺もあるでしょ?」
元「やっぱり勉強したほうがいいよ…(もの凄く低いトーンで)」
第97話
ま「これ、なんて諺だったっけ?」
美「あぁ知ってる知ってる! 福助がお盆に帰ってくるとかこないとかって言うのよねぇ」
亜「覆水盆に返らずよ」
第100話
美「恋愛を見つめる者は恋愛に見つめられるって言った哲学者は誰だったかしら?」
ア「誰も言ってないよそんなこと」
第103話
美「まぁまぁ、失敗は誰にでもあることよ。昔っから河童の腹下しって言うでしょ?」
亜「河童の川流れよ」
第133話
美「猫も歩けば悪党に当たる!猫に今晩お邪魔します!」
ア「おいおい…」
第134話
美「それにしても、まさかまこちゃんが智子先生と友達だったなんてねぇ~。やっぱ持つべきものは有名人ってやつ?」
ア「そりゃ友達だろ…」
第141話
美「だって昔から言うもの! 二兎追うもの一都六県って!!」
亜「美奈子ちゃん、全然違…」
美「だいじょーぶ! 今日の私は一味違うわ」
第160話
美「いや~ねみんな、考えすぎよ~。あ!ほら、杏子より梅が安いっていうじゃない!」
う「何それ?」
レ「美奈子ちゃん、難しいこと言えば誤魔化せると思ってるんでしょ」
亜「正しくは案ずるより産むがやすしよ」
同上
ダ「猫の手を使ったボランティアとやらを見に」
美「あら、偉いのね。でもそれは、孫の手も借りたいっていうのよ」
ア「そりゃ猫の手も借りたいだよ」
『SuperS』劇場版
レ「ちょっと美奈子ちゃん! どうでもいいけど、チョコチップもうほとんど残ってないじゃない」
美「な~んか止まんないのよねぇ~♪ 人の口に戸は立てられぬってやつよ」
ア「それって意味が違うと思うけど…」
『SuperS外伝 亜美ちゃんの初恋』
美「駄目よ亜美ちゃん、昔から言うじゃない! 命短し鯉の滝登りって」
ア「それを言うなら命短し恋せよ乙女」
第174話
(大気のノートをうさぎと取り合いになり)
う「1秒ぐらい先に来たからって、えばんないでよー!!」
美「0.00001秒先だって、先は先よ!」
う「大体、美奈子ちゃんはいつもそうやって理屈でー!」
美「先に掘ればヒットにセーフって諺知らないのー!?」
大「それって、先んずれば人を制すでは?」
余談ではあるが、うさぎはセーラームーンの決め台詞時に諺や慣用句を混ぜたりすることが度々ある。もちろん正しい使い方でキメている。劇場版Rの「花の命は・・・」にからめた口上は必見。
実写版
実写版では人物像が大幅に異なり、10代に人気のスーパーアイドルという設定。うさぎも彼女の大ファンである。
難病で余命幾ばくもなく、前世の使命しか見ようとしない冷静で意地っ張りな性格となっている。終盤まではうさぎたちと距離を置いていた。
正体を最も早く知られたレイとは衝突を繰り返しながら距離を縮め、「私が前世を見てないならあなたは今を見てないんじゃない?」と諭されたこと、まことが使命のために敵を道連れにしようとしたことで、生き方を考え直すようになる。「今」を生きる為に手術を受けるが…。
なお、この実写版の不治の病の展開は、原作者がOKを出したと言われている(原作初作で全滅エンドを考えていたことから可能性は高い)。
関連イラスト
関連タグ
美少女戦士セーラームーン コードネームはセーラーV 内部太陽系戦士
セーラーヴィーナス セーラーV アルテミス(セーラームーン) 美奈誕祭
志葉丈瑠:実写版の脚本家だった小林靖子、お姫様の影武者繋がり。
アイちゃん(ヤッターマン):新声優が同じ伊藤女史で、仮面の女子戦士繋がり。フルネームに「あい(アイ)」の文字が入っている点も共通している。
ドラゴンレンジャー:実写版限定の共通点で、余命幾ばくもなく、最期まで使命を果たそうとした悲劇の英雄繋がり