CV:天田益男
概要
『龍が如く2』に登場する近江連合五代目会長。65歳。作中では体調を崩しているようで、移動には車椅子を使用している。
『ONLINE』にて、初代郷龍会会長だったことが判明した。
『0』においては登場自体はしていないが、当時から近江連合は五代目体制であったことから、かなりの長期政権だったことが分かる。また、息子の龍司が真島のことを「ウチのオトンと同じくらい強い」と評するなど、相当な武闘派として鳴らしていたことがうかがえる。
二代目郷龍会会長の郷田龍司は息子である(なお龍司とは血の繋がりはなく、韓国マフィア「真拳派」の当時の首領の子供であるが、それでも誰よりも大切に思っている)が、親子の関係はあまり上手くいっていない。温厚且つ冷静で誰に対しても柔らかい物腰で話す。
劇中の活躍
本編から26年前の1980年12月、警視庁の刑事・瓦次郎から、真拳派の襲撃事件の際に助け出された赤ん坊の頃の龍司を譲り受けた。
序盤では、かつての部下だった東城会五代目会長・寺田行雄が裏切り行為として近江の構成員に銃撃され、それによる両者の戦争を阻止するため、近江の本部へやってきた主人公・桐生一馬を五分の盃を交わそうとした際に、龍司が起こしたクーデターにより拉致されそうになるが、桐生の活躍により事なきを得る。
しかし、堂島大吾が仁を身の安全のために神室町へ連れて行く際に、真拳派に大吾と共に拉致されるが、これまた桐生に助けられる。
物語終盤にて、龍司が受けた苦しみを知ったことで一緒に自首することを大阪府警の刑事・狭山薫に話した直後、突如現れた今回の騒動の黒幕である高島遼に射殺された。
リメイク版である『極2』の追加シナリオでは、騒動の黒幕である飯渕圭の手駒として動いていた真島組組員・川村涼太が、近江の幹部を射殺した事のケジメをつけるよう寺田に命じるが、同行していた真島吾朗に、東城会内で最大勢力だった真島組を解散させカタギになるという条件を提案され、それを了承したことで和解に至った。
『ONLINE』では、第二部「黄龍放浪記」にて登場。
『2』本編では車椅子に乗っており体が弱っているという印象を受けたが、劇中では突き付けられた破門に不服と感じ日本刀で襲い掛かってきた龍司を素手で返り討ちにするという、極道組織の会長に相応しい強さを見せつけた。