バター
ばたー
牛乳など家畜の乳から取り出した油脂成分。
食材の一種で、牛乳などから油脂成分だけを取り出して集めたもの。コクや風味に優れる。多くは保存と風味付けの目的で塩を加えてあるが、塩を含まないものも販売されている。
トリビア
- 「バター犬」という名称が広く知られているものの、そもそも訓練が困難であるとされ、現実にはほぼ皆無らしい。よって秘所に塗って犬に舐めさせる意義はあまりない。
- かつてのローマ帝国ではバターを「野蛮人の食べるもの」と蔑んでいた。これは、ローマ帝国の発展していた地中海沿岸ではオリーブがふんだんに採れ、油脂といえばもっぱらオリーブ油であったためである。バターはオリーブの採れない北ヨーロッパなどで油脂として利用されていたが、北ヨーロッパのゲルマン人はローマ人にとっては野蛮人であった。
- ヘレン・バナーマン(バンナーマン)作の童話『ちびくろサンボ』では、4頭の虎が主人公の少年サンボの周りを駆け巡ったあげく溶けてバターになってしまうシーンが描かれている。
- 西洋風の雰囲気が過剰なまでに濃厚なことを「バタ臭い」という。