※この記事はネタバレを多大に含む上、見る人によっては強烈なトラウマとなりうる描写がございます。
十分注意した上で閲覧してください。
概要
大晦日恒例特番「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時」の番組中に登場した、全国のお茶の間を震撼させたネタ。
下に記した流れを見ていただければ大体分かると思われる。
ネタの流れ
毎年恒例の事務室引き出しネタで、方正と遠藤が引き出しから塩大福を見つけ、これを食した。この時点ではまだ「おいしい塩大福」で済んでおり、罰ゲーム参加者5人にとっては特に何の問題も無かった。
だが問題はこれからであった。
田中の引き出しから出てきたDVDを再生。内容は以下の流れを映像化したものであった。
- 蛭子能収がサウナに入室。
- サウナで蛭子能収から出た汗を吸水性のタオルで拭き取り、ビーカーに絞り出す事で収集。
- それを火にかけて雑味を除く。
- そこから生成した「エリート塩」を塩大福の生地に練り込む。
- ガースー塩大福完成!
…そう、2人が食べていたのは上記の「エリート塩」を練りこんだ特製の塩大福…その名も『ガースー塩大福』だったのだ。
遠藤「えーーーー!!嘘やろぉぉぉぉ!!」
松本「気持ち悪っ!!気持ち悪っ!!」
方正「丸々一個食べたで!!」
この事実に5人は大爆笑(ただし、心から笑っていたのは浜田だけで、食べた当人である方正と遠藤は面白さよりも嫌悪感の方が勝ったらしく(当たり前だ)、ものすごく嫌そうな顔をしており、直接食べていない松本や田中ですら吐き気を催すかのように顔を露骨に顰めてドン引きしていた)し全員アウト。
当然、VTRを見ていたスタジオの観客からは恐怖と嫌悪の悲鳴が上がる事に。5人はおろかお茶の間の誰もが、よもや蛭子能収の汗が入った塩大福だったとは夢にも思わなかった事だろう。
こんなとんでもないモノを掴まされた方正と遠藤、そしてこれを見ていた視聴者はしばらく塩大福がトラウマとなる事間違いなしであろう。
…ただ、このネタに関して松本は「スタッフも賭けやったんやろな」と考察している。
何故ならば、塩大福を出すよりも先に田中のDVDを再生していれば2人が食べる事もなかったからである(ましてや、5人の中で最初に引き出しを開けたのは田中だった。しかし、その前の引き出しDVDにて、実の息子からの非情なタイキック宣言を受け、DVD再生を躊躇っていた)。
食べる前に再生さえしていれば…。
危険性
真似する人はいないと思うが人間の皮膚には垢や常駐菌が付着しているので、これらを一緒に摂取する事になる(さらに言えば汗には体内の毒素も含まれるため毒素まで摂取する事になる)。これらの付着物や毒素を摂取することにより食中毒症状を起こす可能性もある。はっきり言って「不潔極まりないもの(汚いもの)」なのでやりたいなら「自己責任」の元行うように。黙って人に食べさせるなどはもっての外。
種明かしすると、実は方正と遠藤が実際に食べた塩大福はごく普通の塩大福でありDVDを見てプラシーボ効果の状態になっていた、というのが正しいと思われる。要は番組スタッフが仕組んだ心理戦である。
もっとも本当にエリート塩で作ったとしたら塩味よりもエグ味や異臭が強いはずであり(※)、万が一それが原因で食中毒症状が生じたら本当の大問題になって収録どころか番組の存続自体が危ぶまれただろう。
※:朝日放送の探偵!ナイトスクープで本当に汗から作った塩を使った「恐怖の塩ラーメン」という回がある。作ってみたもののエグ味と異臭が強く…お察し下さい。
知りたくもない補足情報
- この放送が原因となって、塩大福そのものに嫌悪感や懐疑心を覚え、食べられなくなってしまったという風評被害も発生したのは言うまでもない。
- 中世時代のヨーロッパでは、貴族の女性などが好意を寄せる相手に自身の想いを伝えるために「ラブアップル」なる代物を贈ったと記録されている。これがエリート塩に近しい。
- 原材料こと蛭子先生は、後日調理過程…もとい塩抽出シーンを漫画化している。これは『本当にあった愉快な話』に掲載され、単行本収録は現時点では無し。
- それによると、どんな仕事か詳しく聞かされないままあちこちのスポーツ施設をハシゴさせられ、汗だくになった衣装をスタッフが持って帰ったとの事。丸一日振り回されたのに放送では殆ど出ていない、と本人はガッカリしたとか。
- この次の『大脱獄』では蛭子のシミ(通称、模範ジミ)がついた変態仮面のパンツというこれまたとんでもない代物が登場した。懲りろよスタッフ…。
トラウマ回避
このエリート塩が俺の嫁から出てきたヤツだと考えれば・・・・!!
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