小林裕幸
こばやしひろゆき
概要
1995年、カプコンにプログラマーとして入社。『ディノクライシス2』にて初めてプロデューサーを務める。
『デビルメイクライ』などプロデュースしてきた作品の中でも特に『戦国BASARA』シリーズはプロジェクトの立ち上げから関わり続け、アニメ版にも参加するなど思い入れが強い。
2022年3月31日にカプコンを退社。現在はNetEaseに在籍している。
略歴
初めてゲーム制作に携わったのが『バイオハザード』一作目で、プロデューサーとしての処女作は『ディノクライシス2』。
以降は『デビルメイクライ』や『バイオハザード4』、『戦国BASARA』、『killer7』等のプロデュースを手掛けているが、本人曰く「1〜2割程度しか関わっていない」らしい。
批判点
以下、批判的な内容があります。
戦国BASARA騒動
『戦国BASARA』の開発のきっかけとなったのは当初、「『戦国無双』をはじめとした無双系が流行っていたのでやってみたかった」とか「戦国時代に関してはあまり好きではなかったので、ゼロから勉強した」と語っていたが、後に別の媒体で「元々戦国ものが好きでした!」や「『戦国BASARA』こそがオリジナルで残りは全部パクリ」と発言したため周囲から反感を買った。
- 例えば例を挙げれば、「花の慶次」を愛読していたとインタビューで語ったにもかかわらず、前田利家は利家とまつで知ったと語った。(当然、花の慶次に出てないとおかしいはずだが…)
- 真田信繁は上杉家に人質に送られ、一時期、上杉景勝の家臣として武働きをしていた。『戦国無双』は当時、まだ立ち上げたばかりで、「真田幸隆」「真田昌幸」「真田信之」などをリスペクトして、信繁(幸村)を武田家臣にオリジナル設定をしたのだが、自称「元々戦国好き」が何故、理由もなしにこうなってしまったのか… それに加え、何故、幸村が会ってない武田信玄を「お館様」と呼ぶのか…
…など。
これらの開発経緯及びプロデューサーのパクリ癖のためか、「戦国BASARA」そのものが『戦国無双』のパクリが見受けられたりと問題点が多い。 最近では戦国無双の兄弟作品である『真・三國無双』や外伝作品の『無双OROCHI』までパクるように…。
人物像
主な例として挙げるなら、上記のゲーム「戦国BASARA」の映画化作品『劇場版戦国BASARA -The Last Party-』での上映中に終始携帯をいじってTwitterにて実況していたこと、イベントにおいて司会を務めていたMCに対して「引っ込んでいいよ」と馬鹿にして下手な司会を進行させたことで来場者から顰蹙を食らうも「全てのお客が100%満足は出来ない、皆さんが望んでいる事がバラバラなんで!」と逆ギレしたり、もしくは「消えて!」と被害者のような振る舞いをする等の大きなものから、Twitterや公式blogの文章における誤字脱字の多さ等という小さなものなど幅広い。
女性関係に関しては、道端で見かけた女性に関して執拗に呟いていたるなど気色悪がられているものもある。特に『BASARA』のメインヒロインの一人であるお市の方演じる能登麻美子氏への執着ぶりは半端なく、彼女専用の歌を作るのはまだしも、オリジナル設定を立ち上げてお市の方を復活させたり、能登氏関連のラジオ番組に首を突っ込んだりと、呆れているファンやアニメスタッフ、出演声優もおり、実際に彼等から小林の誕生日に当人とお市の方の顔をかたどったケーキが作られて送られたことがあった。反面好みでない女性は「オバちゃん」と罵倒している。
また、戦国BASARAが売れて、自身が人気者と勘違いしているのか、なんとイベントにて自分へのプレゼント入れの箱を用意したり、出演声優陣ではなく自身のサイン、握手会を開催する。もちろんプレゼントなんてなく、後にTwitterで「アンケート用紙しか入ってなかった」と愚痴を言う。
更に、キャラクターをモデルにした浴衣ではなく、自分モデルの浴衣を販売する。当然発売してから5年以上経つが1着も売れていない上に浴衣を製作及び販売協力してくれた企業名を間違え、訂正及び謝罪を怠る。
そして数多くの問題点を持つ小林の悪名を轟かせたのが、東日本大震災後の2011年3月21日にTwitterで「(戦国無双)3Zワゴンセールだった!」と発言したことで、『戦国無双』に対するちっぽけな敵意を露わにしたことで周りを唖然とさせた。
(しかも、ただ言うだけでも問題だが、小林がフォローしているユーザーがTwitterで「無双3Zなう」との発言に対してのリプライ(返信)での発言であった。長らく放置状態だったが、現在は削除している模様)
因みにワゴン発言された『戦国無双3Z』は発売して間もなく、そもそも戦国無双3はWii版が先行して発売され、PS3版の発売を心待ちしていたファンも多く、どの店舗でも高値で販売されていたので完全にデマである。
なお、どこに店舗で見たのかという追求に対し、あとになって「関西のジョーシン」と回答した。上新電機(ジョーシン)は関西を拠点とする大型電器店で、関西に92店舗あるためごまかしたつもりであると思われる。しかし、上新電機のサイト上にチラシが公開されており、有志がすべて調査したところ5800円で統一されていたため、言い逃れの発言によってデマが確定することとなった。
※予想はつくだろうと思うが、「ワゴン」とは『売れなくなった商品を別売りで低価格で売る』事を称す。
このトンデモ発言は、「小林の人柄の悪さがぎっしりと集約されている」とのコメントもある。なお、このワゴンセール発言をする数ヶ月前に『戦国BASARA3』は価格が暴落した上にワゴン入りになっていて、後に発売される『クロニクルヒーローズ』も数日経たぬ内に大幅な価格割れを起こしていた。
Twitterや公式blog等ではプロデューサーという立場にいながら、仕事とは関係ない食べ物類の話題が多くほぼ私物化していると言ってよい。(下手したらの戦国BASARAシリーズも案だけ出してディレクターに任せっきりな可能性がある)。
※例として「戦国BASARA」の『開発ブログ』があり、その実態は9割方は全く関係ない内容だったり私物化が著しいためか、いつの間にか『小林Pブログ』とタイトルを改められたという始末。
一日にTwitterを最低一時間ごとに数回も呟いていることから、社内ニートと化している可能性は濃厚である。
極め付けには「仕事する」発言をしてから1時間後位に(酷い時は1時間もしない内に)「疲れた。寝る」発言をしている。
そのTwitterでは連日のように一人の人間としてはアバウトかつトンデモな迷言、珍言、そして問題発言が出ており、インターネット内では最早掲示板における炎上の根源と化してしまっている。
また、ドラゴンズドグマの制作時期には謎の海外出張も多く見られており、相変わらず仕事内容はツイートせず、食べ物の感想しかツイートされていなかった。
このようにゲーマーだけでなく『BASARA』関連のスタッフや声優などから大掛かりな改善を求める意見やクレームが相次いでいるが、保護者たるカプコンは「個人の問題」「当社とは無関係である」と見て見ぬふりをしてしまっている。これが元でカプコンとユーザーとの軋轢が生じている。当の小林は「世の中ウザい奴が多いよね」と馬鹿にしている。
纏めて言うなら、傲岸不遜且つ自己中心的で、自分が人気者でなければ気が済まず、自分に対する意見をクレームと決めつけて被害者を装ったりと、心が歪んでしまっている。
その人柄の悪さ故に「小林が関わった(もしくは名前のある)ゲームは全部クソゲー」という烙印が押されてしまいかねない。勿論、『バイオハザード4』や『killer7』といった名作は存在するが、小林の制作への関与の程度を問わずに評価を下げられてしまう可能性は大きい。
ここ最近では日本国内のみならず、デビルメイクライやバイオハザードの件で、海外からも酷評を受けている。
2016年の『真田幸村伝』発売以降はファン離れやアンチ増加とシリーズが低迷していき、インタビューで「15周年記念に向けての発表がある」と言っていたが小規模なコラボのみでやる気は見られず消極的な姿勢を取り、そして概要にもある通り2022年8月12日に同年3月で既にカプコンを退社していた事を発表。上層部から追い出されたのか、あるいは自分自身どうでもよくなって見切りを付けたのかは不明だが責任者が消えたことで事実上戦国BASARAシリーズは幕を下ろしたことになる。
ただ黙っているだけのコーエーテクモゲームスではない
以上のような酷いと言えた方がかわいい感じの仕打ちを喰らっている被害者のコーエーなのだが、コーエー側がカプコン側にどうのと言う事は現時点でない。駄々をこねる子供を笑ってスルーする母親のような感じである。
(埣、「はいはい、そうですねー」状態)
…が、見出しの通り、黙ってやられてばかりのコーエーではなかった。
まず一つは2008年10月に発売した『采配のゆくえ』。
舞台は関ヶ原の戦い。若き将の石田三成は豊臣家復興をめざすべく、関ヶ原にて徳川家康との決戦に挑むのだが、若さと事情故軍がバラバラなのだ。どうにかして彼らを説得して戦の運びを変えられないのだろうか…
ここまでがプロローグ。
問題は、味方の武将が三成に反感を買っているので説得して動いてもらう…説得パートがあるのだが、
その説得に当たるまでに戦場を歩き回り気になる所を調べ、色々な物品を持ち込み、相手と一対一でやりとりする… コレ、どこかで見た気が…
そう。それこそ、2001年10月にゲームボーイアドバンスで発売された『逆転裁判』のシステムに酷似しているのだ。 (※後記もしっかり目を通す事!)
なので「戦国版逆転裁判」、「逆転関ヶ原」と言われる事もしばしば。
特に説得と言われる味方武将に動いてもらうための当に説得は逆転裁判の法廷に準ずるものがある。
- 「説得開始」がまさに『尋問開始!』 2007年に発売された4以降の尋問のカットインも。(但し采配のゆくえは上画面と下画面の縦)
- 相手の話は何度でも聞ける
- 当然意見と戦況などが食い違うムジュンがあるので、証拠品を突きつけて納得させよう
- 5回選択肢やアイテムを間違うとゲームオーバー
- 状況探索(あちらで言う探偵パート)でモノを集める以外の場所を調べると小ネタがある。三成がダジャレを言う場面も
- 三成本人や相手武将のオーバーリアクション
- 三成が采配を掲げる例のポーズがまさしく 『異 議 あ り !』のポーズ(体は正面を向くが相手方を見ながら右手を伸ばす)
当所はやはり、「コーエーが逆転裁判をパクった」と言われて話題になっていたが、それもすぐに鎮火。
寧ろ「BASARAが無双をパクったんだからパクリ返されたんでしょう」「これは仕方がない」と言われる始末に。寧ろ「あちら(逆転)は現在の裁判でこちら(采配)は戦国の合戦だからシステムは似ててもパクリではない」との意見も。
(それを見るとBASARAと無双は共に戦国モノ。そうでなくても歴史モノとなる。)
尚、采配のゆくえを開発したのは戦国無双開発チームなのである意味確信犯なのかもしれない。
戦国BASARA3がその場で武将を交代するシステム(元はと言うと無双OROCHIで実装済み。後にChronicleシリーズと戦国無双4では複数のプレイヤーとの交代、指示を出せるという強化したシステムを実装したが、こちらは今のところ盗用されていない)などを盗用するなどまだまだ懲りていないようだった。
そしてついにやってしまったのが、みなさんも記憶に新しい『討鬼伝』。突如現れた“鬼”を“モノノフ”と呼ばれる戦士たちが討伐にあたる……
これは誰がどう見てもコーエー版モンスターハンターと呼ばれたものであった。
モンスターハンター…モンハンと言えばカプコンのキラータイトルであり、まさにロックマンに次ぐカプコンの顔と言われるゲーム。学生たちがPSPを片手に昼休みや放課後に一同に会してプレイしていた。また、次長課長の井上聡らをはじめとする多くの芸能人も虜にさせた事でも話題となった。
そんなモンハンのようなゲームを作ったので「ついにコーエーがやらかした」と言われるほど…
思い返せばコーエーの顔である無双シリーズを平然とパクられたのだからあちらの顔を真似しても…と言えるのだが、先術通り、多くの学生や芸能人から支持されているゲームなので流石にマズい部分もあったのだろう。
なので、プロデューサーはインタビューで「和風モンハンと言われる作品にしたい」「ハンティングアクションゲームの最高峰である『モンスターハンターシリーズ』の販売本数を目指したい」と、直にモンスターハンターの名前を挙げているのだ。
そして改めて中を見ると、部位破壊などはモンハンに通ずる部分もあるが、それを素材に武器を作るシステムなどはなく、逆にモンハンにはない、ミタマと呼ばれる歴史上の偉人を模したカードでモノノフを強化させるシステムなど、完全にパクったとは言い難い。
巨大な敵に立ち向かうのはバンダイナムコゲームスのゴッドイーターシリーズもその一つである。
過去にモンハンをプレイした人が(一部)渋々ながらプレイしてみると「意外とハマる」と評価面でも良い具合となっている。
さらにやってしまったのが『仁王』。”仁王”と呼ばれた蒼き目のサムライの真実。史実と怪異が融合する幽玄のダークファンタジー。
このゲームは「和風ダークソウル」と言われているものの、もう1つ言われているのが、
「現代版鬼武者」
「コーエー版鬼武者」
「真の鬼武者Soul」
であり、「史実と怪異が融合する幽玄のダークファンタジー」という設定は鬼武者と共通している。
なのでプロデューサーは「開発チームが『ダークソウル』の大ファンだというのがまずあります」「アクションRPGを作るのは初めてだったので、『ダークソウル』や『ブラッドボーン』、けっこう前のゲームですが『鬼武者』、海外のゲームで言うと『ディアブロ』といったハクスラの要素も取り入れています」と語っている。
他にも企業や人物に配慮して伏せさせてもらうが、
コーエーが主催したあるイベントにて、戦国関連のグッズをコーエーテクモゲームス以外の企業からも販売すると言う戦国イベントを開催したのだが、あれだけ話題を呼びしかもアニメ化や舞台化までした「戦国BASARA系のグッズが一切置いてなかった」との話。
(※物は考えようだがあちら側が拒否した可能性も考えられない事もないが、そもそもコーエー側が一切通知を寄越さなかったと考えるのが道理であろう……。因みにそのイベントで小林Pと思われる人物の目撃情報が数件ある。)
先程の和風モンハン『討鬼伝』,鬼武者の要素を取り入れている『仁王』に関する付言
小林も某プロデューサーのように、また、初期の頃の様に「無双シリーズを参考にしながら開発をしている」「似てる部分もあると思いますが」「開発チームが「無双シリーズ」のファン」「戦国アクションを作るのは初めてだったので、「無双」の要素を取り入れています」と、リスペクトをし、相手を思いやれる気持ちがあればこう各所や動画でまとめられるような悲劇に至らなかったと思われる。
私利私欲に走って相手への気持ちまでも疎かにしてしまった者の結末であろう。
被害者の会
ソフト
主に大なり小なり彼がプロデューサーを務めた作品が多い。
作品自体は面白いゲームだったり普通のゲームだったりするが、開発者の態度によって完全に風評被害を受けたりしている場合が多い。(特にBASARAシリーズはそれが顕著)
人物・企業・施設
- 戦国BASARAの出演声優
上記のイベントでの小林の問題行動の主な被害者(一部を除く)。特に能登麻美子氏は上記のことからある意味最も深刻な被害者。
また、保志総一朗氏は真田幸村を演じてから喉を傷め、声が低くなったという噂もある。
保志総一朗氏の他に男性声優のほとんどが戦国BASARAの収録後は喉が痛いとインタビュー等で発言している。
アフレコの収録後は喉を痛める事は少なくないが、インタビュー等でハッキリと「喉が痛い」と言うのはかなり異例である。
- 純粋なファン
上記の小林の行動のせいでその作品を好きなだけでも信者同然に見られるという可哀想な人達。
一般的なゲーマーからはもちろん、戦国BASARAシリーズのメインターゲット層である腐女子からも嫌われている可能性がある。
「もういっそうの事小林以外の別の人が作って!(or 小林はさっさと立ち退いて!)」「小林はボロカス言っても良いからBASARAの内容の事は叩かないで!」と純粋なファンからの悲鳴が…
開発チームは違えど同じ会社の某Pはファンから人気が高いのに彼とコイツは何処で差がついたのか…… いや、一目瞭然だが。
また、小林は2016年6月12日の高野山、蓮華定院に於ける保志とのトークショーでは「参加者に漫画というか薄い本書いてる人いるでしょ?」、「幸村が色んなことをされてる奴」と同人活動を嘲笑うかのような発言をしている。
確かに戦国BASARAは女性ファンが多く同人活動も活発ではあるが、公式側が薄い本、つまり年齢指定有りの同人誌のことを公共の場であり、何よりも真田幸村ゆかりの地で口にし、ファンに恥をかかせるというありえない暴挙であり、自らファンを減らすようなことをしたのである。
- コーエー
無双シリーズをパクられた上に、ゲームシステム「アペンディクス」(要は猛将伝の「Mix Joy」システムのこと)が著作権侵害と訴えられた企業。
- コナミ
戦国BASARA4で実装された「陣形合体」がコナミから「発売されていた」『キングダム 一騎闘千の剣』のものをそのまんまパクっている。
- 一部観光地・スポット
BASARAの信者(ファンではなく信者)によっていろいろ荒らされている。
その人たちの人間性が原因でもあるが、小林自身がTwitterにて痛絵馬を褒めたりしてこれらの行動を余計に煽っているため、記載。
- 歴史上の偉人達
商売のダシに使われている。
「ユーザーにキャラをアピールするのに戦国時代はかなり有効だと思います。版権がないのに知名度が高いというおいしいところだけをいただいた感じですね(笑)。」
戦国武将どころか、歴史上の偉人をまるでフリー素材であるかのような全く敬っていないと思われる発言をしている。
まぁ、あくまで“ゲームのキャラクター”としての立ち位置なのかも知れないが、パロディではなく本名を使ってそれも史実にほぼ近い(当然完全ではない)位置で登場させた大友宗麟他を「コイツら」呼び。いつから偉くなったんだ。
被害者?
本来は一人間のせいで風評被害を受けているため被害者に含まれるのだろうが、小林を甘やかしているため自業自得といわざるを得ない部分もある。先述のように彼の奇行を大目に見てしまっているため最近の会社としての評判を損なってしまっている。