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センシティブな作品

曖昧さ回避

  1. 」の連用形。草木が出る様。 → 萌える
  2. 二次元、もしくは三次元の特定の人物キャラクターに対して用いられる言葉

pixivではほとんど2.の意味で用いられる。

概要

2000年代に一般に浸透した俗語である。

使うによってその意味や範囲が違うが、多くはフィクションの対象に対してたまらなく愛おしい」感情を抱くことを意味する。「対象」は特定のキャラクター(→単体萌え)であることもあれば、特定のキャラとキャラとの組み合わせ(カップリング)、属性など様々である。

人によっては「萌え」の対象が動物などの人外メカなどの無機物雰囲気などの抽象概念である場合もあり、恋人家族二次創作)、同性歴史上の人物、実在の芸能人舞台裏メタ)など、実世界の対象に対して使う人もいる。

90年代後半にギャル・ギャル男が使っていた「いい感じやな感じ」を、二次元に恋するオタクの感情に置き換えると「萌えと萎え」になる、と言えば分かりやすいだろうか。

2010年代になると推し性癖など他の表現の登場、萌えだけでは言い表せなくなったこともあってか廃れていっている。

萌えの起源

妹萌えと姉萌えは少なくとも戦前の女学校のエスまで遡れる。

また萌え要素を発展させたのは戦前の探偵小説家である夢野久作であろう(ヤンデレ萌えロシア娘萌え男の娘萌え)。なお夢野久作は右翼側の作家であるが、戦後は何故か左翼側にも人気となるという、変な経緯を辿っている。

一方、元気萌えと小動物萌えの流れは研究が待たれる。

言葉の由来としては複数の説があり

  • 恐竜惑星説
    • 天才てれびくん』のコーナーアニメで1993-1994年に放映された『恐竜惑星』のヒロインに由来する説。岡田斗司夫が提唱したこともあってかよく知られる。ただ、同作のスタッフの1人、金子隆一はそれを否定しており、金子も未確認としながらもそのアニメ以前にも同様の概念はあったという。
  • 美少女戦士セーラームーン説
  • 聖まりあんぬ説
    • 実業家の武井信也は自身が高校生のときに、パソコン通信で開設したコミュニティ「聖まりあんぬ」でアップされた作品に対して使われていたことから広まった述べており、当初は平仮名で「もえー!!」と書かれていた。そこからさらに語源となったのは1993年に連載された漫画『太陽にスマッシュ!』の高津萌で「聖まりあんぬ」にいた高津萌のファンからきている説。
  • ファンロード説
    • 『恐竜惑星』『セーラームーン』以前にファンロードに投稿された漫画の主人公の名前が萌で、それに対して「萌ちゃん萌えー」というような投稿あったことに由来する説。その作者は一本木蛮大橋薫だとされ、その他にも『伝説巨神イデオン』(1980-1981年)の愛好者がファンロードの投稿で使い始めた説。

関連サイト

  • 萌え.jp - かつて存在した画像投稿掲示板。絵チャもあった。
  • 萌え連 - かつて存在した画像および動画投稿掲示板。絵チャもあった。

他の記事言語

Moe Anthropomorphism

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萌えの編集履歴2024/07/20 07:59:06 版