概要
1975年(昭和50年)3月10日に開業した駅で、山陽本線など在来線との接続がない新幹線単独駅。
博多開業時は東京中心ダイヤで山陽新幹線では「ひかり」が「こだま」の役割も担っていた為「ひかり」も停車していたが、その後1997年(平成9年)11月のダイヤ改正で「こだま」のみの停車となっていた。しかし、2013年(平成25年)3月のダイヤ改正で、下り1本・上り2本の「ひかり」が停車するようになった(※但し、緊急時などはこの限りではなく、地震や停電などの影響によるダイヤ調整の為に「のぞみ」が臨時停車する事もある)。
錦川鉄道錦川清流線の清流新岩国駅との間には連絡通路がある為乗換駅として案内される事もあるが、ダイヤ等の関係から乗り継ぎは不便である。
利用状況
- 2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員は630人である。
- 山陽新幹線の駅では最も少なく、JR西日本管内の新幹線の駅(2022年時点)では北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅(858人、2019年度)の次に少ない。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
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2008年(平成20年)度 | 956人 | 1,912人 |
2009年(平成21年)度 | 894人 | 1,788人 |
2010年(平成22年)度 | 911人 | 1,822人 |
2011年(平成23年)度 | 947人 | 1,894人 |
2012年(平成24年)度 | 947人 | 1,894人 |
2013年(平成25年)度 | 929人 | 1,858人 |
2014年(平成26年)度 | 920人 | 1,840人 |
2015年(平成27年)度 | 954人 | 1,908人 |
2016年(平成28年)度 | 961人 | 1,922人 |
2017年(平成29年)度 | 990人 | 1,980人 |
2018年(平成30年)度 | 1,052人 | 2,104人 |
2019年(令和元年)度 | 992人 | 1,984人 |
2020年(令和2年)度 | 503人 | 1,006人 |
2021年(令和3年)度 | 630人 | 1,260人 |
錦川鉄道清流新岩国駅
1960年(昭和35年)11月1日に国鉄岩日線の開通と共に御庄駅(みしょう)として開業。その後JR西日本を経て錦川鉄道の駅となった。
一面一線の駅。かつては一面二線だった。またかつて当駅から上り川西駅方面に新幹線保線基地への分岐線が伸びていた。
新幹線の新岩国駅と隣接しているにもかかわらず、国鉄・JR時代から新岩国駅とは別駅扱いだった。
錦川鉄道転換後に専用の連絡通路が設置され、御庄駅時代からそこを経由して乗り換えが可能である旨は案内されていた。
2013年(平成25年)3月16日に新幹線接続駅である事をアピールする為に現在の駅名に改称した。